月ちゃんちのエイリアン

我が家は4人家族。それぞれに個性豊か。たわいもない日常を綴った日記です。温かく見守ってくれたら嬉しいです。

護摩焼き 東長寺

2013年01月05日 | 日記
福岡にもお寺がたくさん点在する町があります。

その一角にある『東長寺』。

(デジカメは電池が切れてしまい、携帯での撮影になっちゃいました

去年の春に桜を見に言って以来、ちょっとお気に入りのお寺です。
ここのお守りが好きで、今年も家の鍵につけようと思っていました。

お正月に行くチャンスはなくとも、その内行こう

と思っていたら、たまたま、3日の日に目の前を通りました


大通りを運転中のパパに、突然、
「あ、ここ寄って
と言い、パパはびっくりして
「え
ここ
と言いながら、車を強引に駐車場へ入れてくれました。
(空いていたので、事故になるような事は全くありませんでした)


お参りを済ませ、2回の大仏様のお部屋へ行き、お守りを買おうとしたら、
「1月3日まで毎日は『護摩焼』の日なんですよ」
と教えてくれました。

厄祓いや、心願成就、学業祈願…
木の板に名前と年齢を書き、お教を唱える共に燃やして祈願して下さる行事だったようです。
(帰宅してネットで調べたら、ちょっとニュアンスが違いました。
でも、お寺ではこう説明を受けましたので、そのまま書きます。
多分、何も知らない私達に分かりやすく説明してくれたのだと思います。
詳しい方がいらっしゃいましたら、申し訳ありません)


パパはこういうの信じない人なので、最後まで
「俺はしない」
と言い張りました。
私と子ども達の3人分だけして帰りました。

とても珍しい体験でした。

薄暗い大きな部屋の中に大仏様がいらっしゃいます。
その前に囲いがあり、その中にお坊様が4人。
一番立派な人(多分、住職さん)が真ん中にいます。
お教を唱えながら火の中に何かの粉やら葉やらを入れたりしていました。
その周りの2人のお坊様が木の板を燃える窯の中に順々に入れていました。
器用に綺麗に四角になるように形作りながら重ねていきます。
あと一人のお坊様は、太鼓を叩きながらお教を唱えてました。
(撮影は禁止みたいでした)

大きな鈴が鳴り響き、お教が読み上げられ、炎が細く長く上へ燃え盛る様子は、とても神聖で荘厳的でした。

いつもは騒がしい息子達も、静かに見ていました。
兄ちゃんはポカンと口を開けて、炎を眺めていました。
パパと
「いっちゃってるね」
とちょっと笑っちゃいました。
(↑不謹慎でしたね…
Tちゃんも手を合わせたままポーっとしています。


お昼の12時からの行事だったので、お寺の方から、
「見れなくても、ちゃんと祈願しておきますから大丈夫ですよ。
でも、良かったら見てみて下さいね」
と言われていました。

子ども達も一緒だったので、30分くらい見て帰りました。


宗派は違いますが、息子達はお寺の幼稚園に通って(通った)います。
仏様に手を合わせる事は『静かにしてする大切な事』という事は知っています。

私も特にどこかに属しているわけではありません。
また、宗派について詳しいわけでもないので、檀家さん方には申し訳ないのですが…
でも、とても良い体験でした。


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