福岡空港に無事に到着しました。
機内でも少し元気がなかった兄ちゃん。
飛行機から降り立ち荷物を待っている間、立っているのもきつそうでしたが、男の子なんでしょうか、
「大丈夫」
と言って、自分の荷物をちゃんと受け取り、背負って歩き出しました。
5日分の荷物ですから、結構な重さがあります。
私が
「持つよ」
と言っても、
「いい」
と言います
男の子なんでしょうね
こういう時、
へぇ~
と感心します。
ぽけ~っとしているし、おっとりさんだし、時々的確な突っ込みをする兄ちゃん
でも、
『ママを手伝うのは僕』
というのは、兄ちゃんが一番強いと思います。
あとは…
『手伝う気は満々だけど頓珍漢なパパ』
『思いついた時に「ママ、手伝うけん」と言った5秒後に忘れてしまってるTちゃん』
年齢が上がるにつれて外の顔も覚え、遠慮もちゃんと知り、Tちゃんのよう無邪気に振る舞う事が出来なくなって来ている兄ちゃん
どこに行っても
「手がかからないね~」
「お利口さんだね~」
と言ってもらえます。
その分、我慢もしているので、最近はTちゃんを羨ましく思う事もあるようです。
今回も最後まで、静岡の家族の前では泣き顔も泣き言も見せず言わずでした。
お別れの時も、はにかんだ笑顔を最後に『さよなら』をしてきました。
これに私も時々勘違いをしてしまいます…
あれ?
思ったより平気なんだね~
今時の子ってクールなんだね~
と。
毎年、静岡から戻った時、福岡空港で
「もっと居たかった…」
と名残惜しむ兄ちゃんの為に、ソフトクリームを食べて帰ります。
でも、今年は兄ちゃんが熱の為、さすがにそれは出来ない事は本人も分かっていたようです。
「今日は、もうどこにも寄らないんだよね」
「まぁ、熱もあるし、仕方ないでしょう。
明日はママはお仕事だから、治ってもらわないと困るし…」
「だよね…」
しばらく沈黙があって
「僕ね…」
と、照れながら話し出したので、うんうんと聞いていると、
「一昨日、お熱で寝てて出かけられなくて、Tちゃんだけ出かけたやん?」
「みたいだね~」
「・・・」
急に目に涙をいっぱい溜めて
「本当は僕も行きたかった…」
と声を絞り出すように言いました
「熱なんか出したくなかった…」
ぽろぽろ涙を落としながら、話す兄ちゃん…
あれま…
溜めこんでましたか…
「まぁ~、そうだよね…
なかなか行けないし、会えないんだもんね~
熱を出したのが、悔しかったか」
「うん」
小学生なのに肩を落とす姿に、こちらも泣けてきます…
こういう時って年齢関係なく、なんて声をかけていいか困ります
本人もどうしようもないって分かってるし、でも悔しいし…
適当に慰めても伝わらないだろうし…
気持ちは良く分かるのですが…
空港という外の空間です
小4とはいえ男の子ですから、兄ちゃんにも恥ずかしいという気持ちが芽生えています。
さすがに抱きしめてよしよし…というわけにもいかず…
まいったな…
結局、頭をゴシゴシっとなでて、肩を抱いて
「よしよし、また行けばいいさ
次はばっちり病気しないように、気を付ければいいよ
来年も、また行くんでしょう?」
「うん、行く」
「んじゃ、次回、また楽しみな」
無言で涙を腕でゴシゴシぬぐって、顔をあげる仕草は『男の子』だね~
そんな息子に…
「っていうか、まずは今日中に熱下げてね」
と、鞭打つ母でした~テヘ
機内でも少し元気がなかった兄ちゃん。
飛行機から降り立ち荷物を待っている間、立っているのもきつそうでしたが、男の子なんでしょうか、
「大丈夫」
と言って、自分の荷物をちゃんと受け取り、背負って歩き出しました。
5日分の荷物ですから、結構な重さがあります。
私が
「持つよ」
と言っても、
「いい」
と言います
男の子なんでしょうね
こういう時、
へぇ~
と感心します。
ぽけ~っとしているし、おっとりさんだし、時々的確な突っ込みをする兄ちゃん
でも、
『ママを手伝うのは僕』
というのは、兄ちゃんが一番強いと思います。
あとは…
『手伝う気は満々だけど頓珍漢なパパ』
『思いついた時に「ママ、手伝うけん」と言った5秒後に忘れてしまってるTちゃん』
年齢が上がるにつれて外の顔も覚え、遠慮もちゃんと知り、Tちゃんのよう無邪気に振る舞う事が出来なくなって来ている兄ちゃん
どこに行っても
「手がかからないね~」
「お利口さんだね~」
と言ってもらえます。
その分、我慢もしているので、最近はTちゃんを羨ましく思う事もあるようです。
今回も最後まで、静岡の家族の前では泣き顔も泣き言も見せず言わずでした。
お別れの時も、はにかんだ笑顔を最後に『さよなら』をしてきました。
これに私も時々勘違いをしてしまいます…
あれ?
思ったより平気なんだね~
今時の子ってクールなんだね~
と。
毎年、静岡から戻った時、福岡空港で
「もっと居たかった…」
と名残惜しむ兄ちゃんの為に、ソフトクリームを食べて帰ります。
でも、今年は兄ちゃんが熱の為、さすがにそれは出来ない事は本人も分かっていたようです。
「今日は、もうどこにも寄らないんだよね」
「まぁ、熱もあるし、仕方ないでしょう。
明日はママはお仕事だから、治ってもらわないと困るし…」
「だよね…」
しばらく沈黙があって
「僕ね…」
と、照れながら話し出したので、うんうんと聞いていると、
「一昨日、お熱で寝てて出かけられなくて、Tちゃんだけ出かけたやん?」
「みたいだね~」
「・・・」
急に目に涙をいっぱい溜めて
「本当は僕も行きたかった…」
と声を絞り出すように言いました
「熱なんか出したくなかった…」
ぽろぽろ涙を落としながら、話す兄ちゃん…
あれま…
溜めこんでましたか…
「まぁ~、そうだよね…
なかなか行けないし、会えないんだもんね~
熱を出したのが、悔しかったか」
「うん」
小学生なのに肩を落とす姿に、こちらも泣けてきます…
こういう時って年齢関係なく、なんて声をかけていいか困ります
本人もどうしようもないって分かってるし、でも悔しいし…
適当に慰めても伝わらないだろうし…
気持ちは良く分かるのですが…
空港という外の空間です
小4とはいえ男の子ですから、兄ちゃんにも恥ずかしいという気持ちが芽生えています。
さすがに抱きしめてよしよし…というわけにもいかず…
まいったな…
結局、頭をゴシゴシっとなでて、肩を抱いて
「よしよし、また行けばいいさ
次はばっちり病気しないように、気を付ければいいよ
来年も、また行くんでしょう?」
「うん、行く」
「んじゃ、次回、また楽しみな」
無言で涙を腕でゴシゴシぬぐって、顔をあげる仕草は『男の子』だね~
そんな息子に…
「っていうか、まずは今日中に熱下げてね」
と、鞭打つ母でした~テヘ