あれってそれってどんな祭だったっけ ~ 酉の市(お酉様)
ー
熊手を買ってくる、あの11月のイベントですね、、縁日かな?(お祭りとはちょっと違うような気も、、)
去年は一の酉が11土、二の酉が23祝木で2回開催でした。。
三の酉がある年の区別についても検証します、、
-- 市 <ターレー> ※既出 常設市 <ターレー・ナッ> ※既出
ーーーーーーーーーー M:【 浅草 鷲神社(おとりさま)とは 】
![御由緒](http://otorisama.or.jp/images/008yuisyo_img01.jpg)
鷲神社は★天日鷲命(あめのひわしのみこと)★日本武尊(やまとたけるのみこと)をお祀りした由緒正しい神社です。
現在は「おとりさま」として一般にも親しまれ崇敬を集めており、また十一月の例祭も現在は「酉の市(とりのいち)」として広く知られています。
社伝によると天照大御神が天之岩戸にお隠れになり、天宇受売命が、岩戸の前で舞われた折、弦(げん)という楽器を司った神様がおられ、天手力男命が天之岩戸をお開きになった時、その★弦の先に鷲がとまったので、神様達は世を明るくする瑞象を現した鳥だとお喜びになり、以後、この神様は鷲の一字を入れて鷲大明神、天日鷲命と称される様になりました。
天日鷲命は、★➊諸国の土地を開き、➋開運、、➌殖産、➍商賣繁昌に御神徳の高い神様としてこの地にお祀りされました。
後に日本武尊が★東夷征討の際、社に立ち寄られ戦勝を祈願し、志を遂げての帰途、★社前の松に武具の「熊手」をかけて勝ち戦を祝い、お礼参りをされました。 ★その日が十一月酉の日であったので、この日を鷲神社例祭日と定めたのが酉の祭、「酉の市」です。 この故事により日本武尊が併せ祭られ、御祭神の一柱となりました。
★江戸時代から鷲神社は、「鳥の社(とりのやしろ)」、また「御鳥(おとり)」といわれており、現在も鷲神社は「おとりさま」と一般に親しまれ崇敬を集めています。 十一月の例祭も現在は「酉の市」と広く知られていますが、正しくは「酉の祭(トリノマチ)」と呼ばれた神祭の日です。
![酉の市](http://otorisama.or.jp/images/008yuisyo_img02.jpg)
十一月酉の日の★午前零時に打ち鳴らされる「一番太鼓」を合図に始まり、終日お祭が執り行われます。十一月に酉の日が★二回ある時は二の酉、三回は三の酉といわれます。
以前は、酉の祭(とりのまち)と呼ばれていましたが、次第に市の文字があてられてきました。祭に市が立ったのです。 酉の市(酉の祭)は、鷲神社御祭神の御神慮を伺い、御神恩に感謝して、来る年の開運、授福、殖産、除災、商売繁昌をお祈りするお祭です。社号も昔は鷲大明神社と称していました。
元来鷲大明神社の「大」は敬意、「★明神」は神を奉る号です。 「東都歳時記」には、酉の日・酉の祭、下谷田甫鷲大明神社当社の賑へることは、今天保壬辰(1832)より凡そ六十余年以前よりの事、とあり、宝暦・明和年間(1750~60)にはすでに酉の祭は相当な賑わいで、それ以前から年中行事として行われていたことがわかります。
其角の句に「浅草田甫・酉の市」として、
春を待つ ことのはじめや 酉の市
とありますが、この句も霜月(11月)に入ってはじめての市立てであり、それだけ正月が近づいてきた高揚した気持ちを詠んでいるのでしょう。
これらの事からも酉の祭が長い歴史を持つ神祭であり、同時に多くの浮世絵が残されたことでも、年中行事として親しまれていたことがわかります。
![酉の市](http://otorisama.or.jp/images/008yuisyo_img03.jpg)
樋口一葉の「たけくらべ」に
『此年三の酉まで有りて中一日は津ぶれしか土前後の上天気に鷲神社の賑わひすさまじく、此処をかこつけに検査場の門より入り乱れ入る若人達の勢ひとては天柱くだけ地維かくるかと思はるる笑ひ声のどよめき・・・・』
とあるのをはじめ、文学作品に表された酉の市も多く、広津柳浪「今戸心中」、久保田万太郎「三の酉」、沢村貞子「私の浅草」、等々枚挙のいとまがありません。冬の季語になる俳句も
人並に押されてくるや酉の市 虚子
一葉忌ある年酉にあたりけり 万太郎
雑閙や熊手押あふ酉の市 子規
など秀句が多くあります。
★三の酉の年は火事が多いといわれますが、これは地方などに★宵に鳴かぬ鶏が鳴くと「火事が出る」といわれたことから出た俗信です。 鶏は神の使いであるとされ「時」を知るために飼われました。 ★三の酉の頃になると次第に寒さを増し、火を使う機会も増えることから火に対する戒め、慎みからいわれたのでしょう。
古くより続く鷲神社の例祭は大正十二年の関東大震災の年も、戦時中や終戦の年も挙行され、たくさんの御参詣を集めました。★一度として執行されなかった年はありません。これも御神徳ゆえではないでしょうか。
![かっこめ](http://otorisama.or.jp/images/008yuisyo_img04.jpg)
鷲神社の熊手御守は開運・商売繁昌のお守りとして「酉の市」のみに授与されます。
一般に★「かっこめ」「はっこめ」といわれ神様の御分霊です。例祭日の午前零時を期して打ち鳴らされる一番太鼓と共に授与され、一番先に熊手御守を受けた人に「一番札」として神社の金小判が授けられます。
縁起物の熊手も色々の種類があり、時代とともに形も飾り物も変わってきています。 江戸中期より天保初年頃までは柄の長い実用品の熊手におかめの面と四手をつけたものでした。 その後色々な縁起物をつけ今の様な宝船、平、桧扇、文化、みの、御所車など多くの種類となり、毎年流行を取り入れた熊手も話題を呼びます。
★唐の芋は「子をふやし」「頭になる」との縁起から喜ばれ、栗餅は一名黄金餅ともいわれ、切山椒と共に古くから名物として商われています。
![縁起物・熊手](http://otorisama.or.jp/images/008yuisyo_img05.jpg)
(出展;/浅草鷲神社)
ーーーーーーーーーーーーーーーー M:【三の酉がある年に関する計算的 検証 】
11月は小の月、、
30日を日の干支の12で割ると2余り6、、
この余り6(1日から6日)に「酉」の日があれば三の酉が存在、、
因みに、、去年2023年は 1水⇒亥 2木⇒子 3祝金⇒丑 4土⇒寅 5日⇒卯 6月⇒辰 より三の酉は無かった、、
今年、2024年は 1金⇒巳 2土⇒午 3日⇒未 4月⇒申 ★5火⇒酉 6水⇒戌なので、三の酉がある年。
来年、2025年は 1土⇒戌 2⇒亥 3⇒子 4⇒丑 5⇒寅 6⇒卯 より三の酉はない。
ーーー 初版20241112 昨日の東京都心大手町最低気温13.1℃ 最高気温20.7℃ 全国では 沖縄塩尻大東旧東の29.8℃が最高 上位10傑全て沖縄・鹿児島方面
全国真夏日0猛暑日0地点(11月;真夏日前日比-3) 全国冬日164地点真冬日0地点(10日;冬日前日比-26) 1h日最大降水量㎜ 1鹿児島屋久島49.5 24h日最大降水量㎜ 1沖縄国頭奥160.5 2同東152.0 3鹿児島沖永良部140.5 昨日の東京、、相変わらずの朝晩ヒンヤリ。日中は多少暖かかったような気もしたが、、
ー (画像・ 1) 何故か皆買って帰っていた熊手。 10万円くらいでは大した大きさのでは無かった記憶も、、 /酉の市とは?意味や由来、熊手が売られている理由などを解説 - For your LIFE フマキラー株式会社
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/44/beb79af45a33799764dd09b371114a56.jpg)
(画像・ 2)/
(画像・)/(画像・)/
ー※以下は時節項画像👇👉(画像・)/ー