【日 程】令和3年7月8日(木)~7月17日(土)
【同 行】鈴(若7/10~7/12まで)
【ルート】7月8日 前橋7:00==10:15新潟港12;00==4;30小樽港(車両+運転者36100 ツーリストA)
7月9日 5:00小樽鱗友市場----8:00樽前山7合目----9]00ウポポイ(民族共生想像空間 1200円)13:30----14:00ぷらっとみなと市場-----民宿500マイル(白老町)毛ガニ付1泊2食10450円
7月10日 宿6:00====9:00マックスバリュー静内-====10:40ビジターセンターP10:43----11:57 5合目山小屋12:04----12:56馬の背分岐(幌満分岐)12:57----13:21幌満花畑13:23----14:05アポイ岳14:17----14:36馬の背分岐(幌満分岐)----15:08 5合目山小屋15:13----16:02P====17:50晩成温泉(1泊朝食4500円)
【山行行程】7月10日 アポイ岳 L=9.8km +-720m 所要時間5:20
【天 候 】7月8日晴、7月9日小樽は晴、樽前山は霧雨、白老は曇り
7月10日午前は曇り時々晴、12時ごろから雨
計画では小樽から樽前山に登り、本日は幌尻山荘に向かい明日は幌尻岳の予定であった
しかし、天気予報は悪くなるばかりで幌尻岳への渡渉点での増水の心配もあり断念することにした
1日遅れて来た同僚と静内のスーパーで合流し比較的近くのアポイ岳へ
アポイ岳ジオパークビジターセンターの駐車場から歩き始める
歩きだすと直ぐにある案内板に生々しい爪痕
思わず唐辛子スプレーの存在を確認した
アポイ岳は世界的に珍しい新鮮な状態の「かんらん岩」と
かんらん岩が変質した「蛇紋岩」で出来ていため固有の植物が多いそうだ
5合目避難小屋
避難小屋内部
歩きだして1時間、標高約375m 5合目の避難小屋
ここからは稜線歩き
イブキジャコウソウ
標高は低いが、高山植物のお花畑も始まる
ハクサンシャクナゲ
振り返れば太平洋がまじかに見える
エゾシカによる食害の様子を調べるための網
イブキジャコウソウの群落
ホソバトウキ
サマニオトギリ(固有種)
サマニは地元「様似町」のサマニ。オトギリソウと違い花弁に黒点が無い
キンロバイ
アポイ岳の固有蝶類ヒメチャマラダセセりの食草
キンロバイは尾瀬など蛇紋岩質の山に分布するが、ヒメチャマラダセセリはアポイ岳にのみ生息
6合目を過ぎ、森林限界を超えると太平洋と様似市街が見える
エゾカワラマツバ(キバナカワラマツバの変種)
アポイハハコ(タカネヤハズハハコの品種)
7合目
アポイアズマギク(ミヤマアズマギクの変種)
馬の背から山頂を望む
馬の背分岐(幌満分岐)
ここから、ほゞ水平にトラバースし幌満お花畑へ
ゴゼンタチバナ
葉がゴゼンタチバナの様に輪生出は無く、
十字対生で花弁が黒紫のものが「エゾゴゼンタチバナ」だが見ることは出来なかった
ハクサンシャクナゲ
シラカバ林を抜ける
エゾムラサキ(ミヤマムラサキの変種)
幌満お花畑
「旧」と付けなければならない程荒れてしまった
絶滅の原因が「採取」によるというものもあるが
温暖化によるハイマツの進入にも原因があるそうだ
アポイマンテマ(カラフトマンテマの変種)
幌満お花畑から南の稜線
東に見える採石場と襟裳岬に続く海岸線
アポイ岳山頂
五合目附近で森林限界を超えるが、山頂は森林に覆われている
太平洋を眺めながらの下山
キンロバイ
アポイヤマブキショウマ(ヤマブキショウマの変種)
エゾコウゾリナ(固有種)
八合目
ヒメエゾネギ(シロウマアサツキの変種)
イブキジャコウソウ群落
イブキジャコウソウの白花
アポイアザミ(固有種)
アポイ岳の花々を堪能しながら5合目まで下った
そこで突然の雨、下るに従い激しく降りだした
やはり、幌尻岳は無理だった様だ
急遽、100km程離れた晩成温泉に宿を予約
ここで、6月中旬から北海道をさ迷っている友人Tと合流
ホッケ定食を摘みに生ビールで再会を祝い明日の予定を検討
明日は夕張岳に登るべく、200km離れた夕張ヒュッテへ向かうことになる
翌朝の朝食、朝からカレーが付いた
ホッキカレーの話をすると料理人がホッキガイをサービスしてくれた
北海道への山旅は5年連続
ある程度予定を組んでしまうと予約した宿など予定に縛られる
幌尻岳は3年連続で天候に恵まれず諦めた
次回は予定を決めず、好天を待って挑戦したい
目的地から目的地まで移動距離が100km、200km等が普通だが
前橋から東京まで100kmということを考えると
改めて北海道の広さに気付かされる
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