《補われた知と対をなすもの-32》
「自己のない心の樹」
「補われた知の樹」と「自己のない心の樹」による内的な言語は、一般に合意された言語とは異なったやり方で自身を保持している。そのために同一の現象を説明するのに一般に合意された言語を使ったとしても、互いに異なった理論があるのは、全く別々の内的な言語にもとづいて説明されるからである。違いや対立が起きる現象は様々な専門要因、つまり環境への適応の過程の中で受け入れた「補われた知の樹」が「自己のない心の樹」の一部と何らかの緊密な関係をとるがゆえに、知らないうちに限界づける領域の内的な言語にとどまる、不自由な「補われた知の樹」の叫びである。
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