のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

NYタイムズ / 「She Broke Japan’s Silence on Rape(彼女が日本の強姦沈黙を破る)」

2017年12月31日 05時13分10秒 | 世界の中の日本
もう、逃げられないぞ、山口敬之。

安倍晋三のお抱えジャーナリストの強姦事件が

今や世界ニュースだ

(ニューヨーク・タイムズ参照)。

☆ 記事URL:https://mobile.nytimes.com/2017/12/29/world/asia/japan-rape.html?referer=https://t.co/Zb5CYcKuhx


転載元:宋 文洲‏@sohbunshuさんのツイート〔8:15 - 2017年12月30日

ネトウヨ・山口敬之のお陰で

強姦魔に優しい日本のルーズな性道徳観が世界中に知れ渡った。

慰安婦像の件でいくら異議申し立てをしても、

日本の

お頭の悪いネトウヨたちのせいで

まったく説得力のない議論になってしまった。

とんでもなく道徳心のない国民性が

世界にバレたってわけだ。

ネトウヨ諸氏には

もう出歩かないでもらいたいと

心から望む。

ike1962@8icsRtq8Pz2NoMiさんが

こんなツイート。

――「ゴールは山口逮捕!」
そしてその罪を隠したモノ達を引きずり出す事。
拡散、拡散、拡散!

【ようやく】毎日新聞が伊藤詩織さんへのインタビュー記事を掲載!はあちゅうさんが「メディアの皆さんは詩織さんにも触れて」と訴えていた中で…〔17:56 - 2017年12月30日〕――

<追記>

但馬問屋‏ @wanpakutenshiさんのツイート。

――【おお】米大手NYタイムズが「詩織さん事件」を特集!日本でほとんど報道されない”実態”を山口敬之氏の写真とともに詳しく紹介! | ゆるねと

続々と大手海外メディアが「詩織さん事件」の詳細を報道!この件を一切報じない日本のマスコミの異常性が世界で周知されることに…〔19:56 - 2017年12月30日 〕――


日本のマスコミが怯えて口にすることさえできなかった

「安倍首相の伝記作家」である

強姦魔・山口敬之を至近距離で捉えた

しょぼい姿も公開された。

これだ、




2017年12月31日朝 記



<追記-2>

divayoshiko‏ @divayoshikoさんのツイート。

――ニューヨークタイムズによって、日本はレイプ天国だということが世界に知れ渡った。レイプされた女性の15人に1人しか訴えない、起訴されて罪に問われるのは10人に1人、社会にレイプは犯罪という認識が薄い、日本男性は得してるなど、事態をこまめに書いてくれた。〔10:55 - 2017年12月30日 〕――


2017年12月31日昼 記



<追記-3>

DR.COBA‏ @hisatocobaさんのツイート。

――ニューヨークタイムズ紙は一面と8面全面に写真付きで伊藤詩織事件を!〔16:55 - 2017年12月31日〕――







2018年1月2日昼 記



<追記-4>

澤田愛子‏@aiko33151709さんのツイート。

――彼の写真も名前も実名でNYTなど世界の有力紙は出しますからね。購読者の「真実」を知る権利に応えるためです。しかも、記事の内容は伊藤氏だけじゃなく、加害者山口氏からも聞き取ったり、防犯カメラを確認したり、運転手から裏付けをとった上での報道ですからね。これが世界のジャーナリズムです。〔15:29 - 2018年1月3日 〕――

上掲ツイートにも

取り上げ損なっている点がある、

NYTが日本のマスコミ批判をしていることだ

きっこ‏ @kikko_no_blogさんの

ツイートに次のようにある。

――安倍晋三のお抱え記者による女性レイプ事件を国家権力でもみ消した件、とうとうニューヨークタイムズが一面で取り上げたね。アメリカも日本と同じく政権トップがやりたい放題だけど、少なくともマスコミと司法はマトモだから、日本のマスコミと司法が異常だということも報じてくれた。〔15:21 - 2018年1月1日 〕――

2018年1月4日夜 記



<追記-5>


盛田隆二『焼け跡のハイヒール』祥伝社‏ @product1954さんのツイート。

――【これは必読です】12月29日、NYタイムズが1面と8面を使って掲載した長文記事 “She Broke Japan’s Silence on Rape(伊藤詩織さんはレイプに関する日本の沈黙を突き壊す)” の全文翻訳。by久保田直己氏→http://naomikubota.tokyo/blog/nyt〔14:09 - 2018年1月2日〕――

やっと、全訳が出た。

下記に〔資料〕として転載しておく。

2018年1月15日未明 記



〔資料〕

「レイプに関する日本の沈黙を突き壊す(NYT記事翻訳)」

   サイト「よう知らんけど」久保田直己さん・文(31/12/2017 )

☆ 記事URL:​http://naomikubota.tokyo/blog/nyt

12月29日、New York Times紙が1面と8面を使って、長文の記事 "She Broke Japan’s Silence on Rape" を掲載した。
記事中にもあるように、日本の主要なメディアが黙殺している事件についてのものである。すべての心ある日本人が読むべき内容であるので、ここで全文を翻訳して転載させていただく。
なお全ての著作権は New York Times紙に帰属し、誤訳の責任は私にあることを明らかにしておきたい。また誤訳やタイポなどがあった場合、コメント欄にてご指摘いただければ有難い。
原文は、こちらの "She Broke Japan’s Silence on Rape" で確認いただきたい。


--‐‐○○--‐‐○○--‐‐

「勝つチャンスはない」

2015年4月3日に会う以前、伊藤さんはニューヨークでジャーナリズムを学んでいる間に山口氏に2回会っている。

彼女が東京で再び彼に連絡したとき、彼は自分の局で仕事を見つけることを手助けできるかもしれないと示唆した、と伊藤さんは語る。彼は流行りの恵比寿地区の寿司店「喜一」で飲食に誘った。

彼女が驚いたことに、店は貸し切り状態で、ビールの後に酒を飲んだという。ある時点で、彼女はめまいを感じ、トイレに行って、トイレのタンクに頭を置いたまま気を失ったと彼女は言う。

彼女が目を覚ましたとき、伊藤さんはホテルのベッドで山口氏の下におり、裸で、痛みを伴ったと語る。

日本の法律では「意識の喪失や抵抗できないことを利用」した女性との性行為を「準強姦」罪と規定している。一方、米国では法律は州ごとに異なるが、一部の州では同じ犯罪を第2度の強姦もしくは性的暴行として取り扱う。

警察は後にタクシー運転手を特定し聴取した。彼は、伊藤さんと山口氏を乗せ、山口氏が宿泊していた近くのシェラトン都ホテルに連れて行ったことを記憶していた。

運転手との聴取の記録によると、伊藤さんは当初意識があり、地下鉄の駅に連れて行くよう求めたという。しかし山口氏はホテルへ連れて行くよう指示した。

運転手は山口氏に、もっと話し合うべきだと言ったことを思い出した。彼はまた、山口氏が「何もするつもりはない」と言ったかもしれないと述べている。

運転手がホテルに到着したところ、伊藤さんは約5分間「沈黙していた」と話し、また後部座席で嘔吐していることを発見したという。

「男性は彼女をドアに向かって動かそうとしたが、動かなかった」と運転手は話す。「そこで彼は最初に降りて、鞄を地面に置き、自分の肩を女性の腕の下に滑り込ませ、彼女を車から引き抜こうとしたんです。彼女は自分自身で歩けなかったようです。」

警察が入手したホテルの防犯カメラの映像でも、伊藤さんは脱力状態に見えた。ニューヨークタイムズ紙が確認した映像の写真では、山口氏は午後11時20分ごろ、ロビーを抜けて彼女を支えている。

伊藤さんが目覚めたのは午前5時ごろだったという。彼女は山口氏の下からようやく抜け出し、バスルームに走った。彼女が戻った時、「彼は私をベッドに押しつけようとしました。彼は男性です。彼はかなり強く私を押しつけたので、私は彼に叫んだんです。」

彼女は何が起こったのか、そして彼がコンドームを使用していたのかを尋ねた。彼は落ち着くように彼女に言った、経口避妊薬を買うことを申し出た。

しかし、彼女は服を着てホテルを逃げだした。

伊藤さんは、彼女が薬を盛られたと信じているが、彼女の疑惑を裏付ける証拠はない、と彼女は語る。

山口氏は、彼女が単に飲み過ぎただけだと言う。「寿司屋では、彼女はとても早く飲んでました。実際、私は彼女に「大丈夫か」と尋ねたんです。しかし彼女は「私はすごく強いし、喉が渇いている」と言ったのです。」

彼は続ける。「彼女は子供ではありません。彼女が自分自身をコントロールできたなら、何も起こらなかったでしょう。」

山口氏は、彼女が帰宅しないことが心配だったので、ホテルに連れて行ったという。ワシントンでの締め切りに間に合わせるために、部屋に戻らなければならなかった、と彼は言う。

山口氏は、伊藤さんを部屋に連れて行くことは「不適切だった」と認めたが、「駅やホテルのロビーに彼女を放置するのも不適切だっただろう」と言う。

彼は、彼の弁護士のアドバイスに従って、次に何が起こったのか述べることを拒んだ。しかし、伊藤さんの民事訴訟で提起された裁判所の書面では、彼は彼女を身ぎれいにするために服を脱がせ、彼の部屋のベッドの1つに彼女を置いたという。その後、彼女はベッドで目を覚まし、ひざまずいて謝罪したと付け加えた。

山口氏は書面で、彼女にベッドに戻るよう促した後、彼女のベッドに座り、セックスを始めたと語っている。彼女は意識があり抗議も抵抗もしていないと言う。

しかし、その夜の後、伊藤さんとやり取りしたメールでは、彼は若干異なる言及をしている。彼女がベッドに上っていたと書いているのだ。

「意識不明のあなたに私が勝手に行為に及んだというのは全く事実と違います。」と彼は2015年4月18日付のメッセージで語っている。「私もそこそこ酔っていたところへ、あなたのような素敵な女性が半裸でベッドに入ってきて、そういうことになってしまった。私たちはどちらも自分自身を調べなければならないと思う。」

別のメールでは、伊藤さんの強姦疑惑を否定しながら、双方が弁護士に相談すべきであると提案している。「準強姦だと主張しても、勝つチャンスはありません」と彼は書いている。

メールについて質問されたとき、山口氏は、伊藤さんとの会話と対応の記録は、彼女を誘惑するために自分の立場を使う意思がなかったことを実証するものだと話した。

「私は彼女に悩まされたほうだ」と彼は付け加えた。


恥と躊躇
伊藤さんは、ホテルを出た後、家に帰ってきて体を洗ったと言う。彼女は現在、それを間違いだったとみなしている。「警察に行くべきだったんです」と彼女は話す。

彼女の躊躇は典型的だ。お茶の水女子大学のジェンダー研究の名誉教授である戒能民江氏は「暴行された多くの日本人女性は「おそらく私のせいだ」と自分自身を非難するのです。」と語る。

性暴力救援センター・東京(SARC東京)のレイプカウンセラーである田辺久子氏は、ホットラインに電話して警察に行くように勧められている女性でさえ、警察がそれらのことを信じるとは期待していないため、しばしば拒否するという。

「彼女たちは、間違ったことをしたと言われると考えているのです」と彼女は語る。

伊藤さんは、恥ずかしく感じ、静かにし続けることも考え、日本の男性主導のメディア業界で成功するためには、そのような扱いを容認することが必要かどうか悩み続けたと話す。しかし、彼女は5日後に警察へ行くことを決心した。

彼女は「真実に直面しなければ、私はジャーナリストとして働くことはできないだろう」と考えたことを思い出した。

彼女が泣かずに話したため、最初に彼女が話した警察官は、告訴をあきらめるよう促し、彼女の話に関して疑念を示した、と伊藤さんは話す。ある警察官は、山口氏の地位が事件追求を困難にするだろうと付け加えたという。

しかし、伊藤さんがホテルの警備映像を見て欲しいと訴えた後、結果的に警察は真剣に受け取ったという。

2ヶ月の捜査が続いた後、フリーランスとしてのプロジェクトに取り組んでいたベルリンで、刑事が彼女に電話をかけてきたという。彼はタクシー運転手の証言、ホテルの防犯ビデオ、そして彼女の下着に山口氏のDNAを検出したとの証拠の強さで、山口氏を逮捕する準備をしていると話した。

2015年6月8日、ワシントン発の飛行機で東京に到着する山口氏を空港で逮捕するので、日本に帰国するよう刑事が伊藤さんに話したという。

しかし、その日になり、刑事は再び電話をかけてきた。彼は空港にいると言うのだが、上司が彼に電話をして逮捕しないよう命じたという。伊藤さんは言う。

「私は彼に尋ねたのです、「どうしてそんなことができるの?」と。しかし彼は私の質問に答えることができませんでした。」

伊藤さんは、刑事を特定することを拒否した。刑事を保護したいと言うのだ。警視庁は、山口氏の逮捕計画が不調に終わったかどうかについては言及しなかった。「すべての法律に照らして必要な調査を行い、すべての文書と証拠を東京地方検察庁に送りました」と広報担当者は話す。

「私は強くなければならない」
2016年、政府の最新の統計が入手できる年度に、警察は日本でレイプ989件、すなわち女性10万人につき約1.5件を確認している。FBIの統計によると、米国では114,730件のレイプがあり、男女ともに住民10万人あたり約41件が確認されている。

学者たちは、被害者の過少な報告や日本の警察や検察官の態度を反映した統計よりも、実際の日米の犯罪率の差は小さいと話す。

この夏、国会は、110年間で初めて刑法の性犯罪規定への最初の変更を受け入れ、レイプに口腔および肛門性交を含むように定義し、潜在的な犠牲者として男性を含めるようにした。議員たちはまた、懲役刑の最短期間を長くした。しかし、法律は依然として同意については言及せず、裁判官は執行猶予にすることができる。

最近の事件にもかかわらず、大学での性犯罪に関する教育はまだほとんどない。千葉大学では、新入生のためのコースで、最近の輪姦を「不幸なケース」と呼んでおり、犯罪をしないように漠然と促すだけだ。

伊藤さんの場合、山口氏が首相との関係で好意的な扱いを受けたのかどうかという疑念もある。

日本のジャーナリスト、田中あつし氏は、伊藤さんの告訴を受けて、警視庁に立ち向かった。

元内閣官房長官秘書官の中村格氏は、調査官が山口氏を逮捕する用意があったことを確認した。そして彼が逮捕を中止したのだと、田中氏は週刊新潮で報告している。

この疑惑は、TBSでの山口氏の立場には影響しなかったが、昨年、議論の対象となった記事が発表された後、ネットからの圧力で辞職した。彼は日本でフリーランスのジャーナリストとして仕事を続けている。
伊藤さんは10月に彼女の経験についての本を出版した。しかし日本のメジャーなニュースメディアではさほど注目されていない。

伊藤さんの主張を調査する数少ないジャーナリストの一人である望月衣塑子氏は、伊藤さんが直ちに病院へ行かなかったという理由で事態を軽んじた男性の同僚からの抵抗に直面したと述べている。

「報道は性的暴行をまったくカバーしていない」と彼女は語った。

伊藤さんは、それが正に声に出して言う理由だと語る。

「私はまだ強くなければならないような気がします」と彼女は言う。「そして受け入れてはいけない理由を話し続けるのです。」

追記(17:30 3/1/2018)
​いかなる理由であれ、レイプ行為を正当化するようなコメントは削除しますので、ご了承ください。

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