のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

金子勝×室井佑月×大竹まこと:安倍政権が引用する数字のカラクリ

2016年03月05日 18時25分48秒 | 経済生活


安倍某の

十八番は「デフレ脱却」だ。

ならば、

(1)物価上昇率

(2)成長率

に注目する必要がある。

しかし、

その数値が芳しくないので、

企業の決算益だ、

株高だとか、

求人倍率が上がってるとか騒ぐ。

しかし、

そこでも芳しくないと

また、誤魔化す。

たとえば、

求人が東京では、

1・6%減っていても

求職者が2・1%減った。

結果として、

有効求人倍率=求人/求職者の値が大きくなる。

そこを見ないといけない。

確かに、

リーマンショックの後、

すなわち、アベノミクスの前から

求人は、

増えていた。

それに対して、

求職者は、

ずっと減ってきている。

つまり、

分母が小さくなっている分、

有効求人倍率が上がるというからくりがある。

保育の待機児童数の

問題も根本は、

同じ。

実際は、

保育士の不足が問題なのに、

子どもを預ける

母親が増えたかでは全然違うのに、

黒を黒を見ない

道具に数字が使われている。

番組の中で

触れられていた高知ルポは、

下記〔資料〕。

読者からの反応は、

〔資料-2〕

でご覧ください。

なお、

アベノミクスの

成否に

関して日刊ゲンダイにも

記事がある。

参考までにと思って、

〔資料-3〕

として添付しておいた。


<追記>

音声は、

臨場感があって、

感覚の世界で納得できること

多いです。

しかし、後で、振り返ったときに、

理路整然と

記憶されているかどうかとは別論です。

金子さんが

日刊ゲンダイに寄稿されている文章を

疑問だった点が

薄皮が剥がれるように理解されることもあるでしょう。

〔資料-4〕として

下に転載しておきます。


〔資料〕

「求職者 流出したから…」

   東京新聞(2016年1月14日)




〔資料-2〕

「高知ルポから首相へ厳しい意見多数」

   東京新聞(2016年1月20日)




〔資料-3〕

「憲法を目くらましの曲芸政治」

   日刊ゲンダイ(2016年3月5日付<4日発行>)








〔資料-4〕

「本当に雇用は良くなっているか」

   日刊ゲンダイ(2016年3月9日付<8日発行>)


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