のんきに介護

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【慰安婦問題】 「金を払ったんだからもう黙れ」は、通じない

2017年01月11日 13時20分45秒 | 日中韓
インドア派キャンパー‏@I_hate_camp さんのツイート。

-—ハンギョレ新聞(日本版)では弾劾された朴槿恵大統領と安倍がセットで国民の敵となりつつある論調だ。「歴史的な合意」なんて自画自賛していたが、稲田の暴挙でブチ壊しになった。これで「地球を俯瞰する外交」の成果は文字通りゼロになった。〔18:09 - 2017年1月10日 〕—―



日本人でも

「最終的かつ不可逆的な解決」という

日韓の合意を

飾る言葉の意味を理解しかねたのではないか。

実際、

そのような最終的合意と言っていいものにたどり着き、

不可逆的なものとして納得したのか。

すなわち、そのような解決を条件にして合意をしたのか、

単に合意の目標に過ぎないのではないか。

思うに、

「最終的かつ不可逆的な解決」になったか否かの問題は、

後世の歴史的評価の問題だろう。

だとすれば、

合意の内容としては、

「最終的かつ不可逆的な解決」を「目指す」点で

日韓の意思が合致した

という解釈が穏当ではないのか。

然るに、

釜山市の日本総領事館前の

慰安婦象の設置に対する抗議が

安倍首相と菅官房長官、岸田外務大臣の3名からなされている。

「10億円も出したのに何たることか」

ということだろう。

しかし、そもそも金でケリのつく問題はない。

「最終的かつ不可逆的な解決」

と言うほどの

誠意を果たして日本は見せたのかどうか。

何の外交的成果もない安倍政権が

唯一、これならと思って

外交的成果として

吹聴して歩きたいというのは分かる。

しかし、

「最終的かつ不可逆的な解決」

というのは、

結果から見て

自画自賛でしかなかったのではないか。

客観的な合意としては、

慰安婦問題は確かにある

ということを

日本側が金を払って保障したに過ぎないのではないか。

韓国とすれば、

10億円は、

「最終的かつ不可逆的な解決」のために

日本が自らの過ちを認めた証拠金に過ぎないものなのだとしたら、

防衛大臣が

靖国神社の参拝をするなど

ちゃぶ台返しもいいところだということになる。

10億円は、

返還してもらって、

もう一度、仕切り直しということを

韓国に伝えるべきだろう。


<追記>

日韓合意に関して、

植草一秀氏が

「最悪の安倍政治が持続するただ一つの理由」

と題する論稿において

――2015年12月の日韓外相共同発表で、

韓国が慰安婦像の撤去を約束したかのように日本政府が唱えているが、そのような事実は存在しない。

「韓国政府としても可能な対応方法に対し、関連団体との協議等を通じて適切に解決されるよう努力する」

としか表明していないのだ。—―

と述べている。

☆ 記事URL:http://www.twitlonger.com/show/n_1sphf9q

メディアは、

あたかも日韓の間に

「慰安婦像撤去」の合意があったと

誤解させるような

報道をするべきではない。

2017年1月15日夜 記

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