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BBCニュース - 「民主主義を守ってほしい」(オバマ米大統領お別れ演説)

2017年01月11日 22時21分09秒 | 世界の中の日本
ペニーレイン
@torch2012 さんのツイート。

――オバマさんお疲れ様、賛否両論あるけどかっこいい大統領だったと思う。
一番の失敗は、ずっと国務長官としてのクリントンの意を汲み続け、最後には大統領候補として容認したこと。〔22:33 - 2017年1月11日 〕―—

オバマ大統領は、

実は、

トランプを歓迎しているという見方がある。

クリントンでは、

路線を継承できないとの

見立てからだろう。

僕は、

この説にとても説得力を感じた。

さて、

そんなオバマ大統領も

いよいよ退任。

最後、

〔資料〕に掲載したBBCのニュースにある通り

お得意のいい演説をされた。


〔資料〕

「『民主主義を守ってほしい』(オバマ米大統領お別れ演説)」

   BBC(2017年1月11日)

☆ 記事URL:http://www.bbc.com/japanese/38579643

バラク・オバマ米大統領(55)は10日、地元シカゴで大統領として最後のお別れ演説を行い、国民に民主主義を守るよう呼びかけた。

「すべてが始まった場所」に戻りたいと、若手弁護士として市民活動に初めて取り組んだ地元シカゴに戻った大統領は、数千人の支持者を前に、「ほとんどすべての指標で、アメリカは(8年前に比べて)より良い、強い場所になった」と述べる一方で、「民主主義はあって当たり前だと気を抜くたびに、民主主義が脅かされる」と警告した。

オバマ氏は、民主主義を守るためには国の制度や機関の強化が必要だと述べ、投票率が低い現状の改善には投票しにくくするのではなく投票しやすくし、政府機関の透明性を高める必要があると強調。しかしそれはいずれも「ほおっておいたらそうなるというものではない」と述べ、ひとりひとりが市民としての責任を担い、参加する必要があると指摘。合衆国憲法は素晴らしいがそれだけではただの文書で、そこに力を意味を与えるのは自分たち国民だと述べた。

国民の分断と対立を煽り、国の制度を丸ごと否定する動きに抵抗し、民主主義を支えて守る取り組みに市民として参加するよう求めた大統領は、「表向きは色々と違っていても、私たちは実は全員、同じ誇り高い称号を共有している。『市民』という」と強調した。

聴衆がこぞって「Four more years!(もう4年!)」と繰り返すなか、オバマ氏は「それはできないよ」と笑った。合衆国憲法は大統領の任期を最大2期と定めている。

またドナルド・トランプ氏が後任だと述べるとブーイングが起きた際には、大統領は「No, no, no, no no」と「ダメだよ」と繰り返し、大統領から大統領へと平和的に権限が移行するのは、アメリカの民主主義の代表的な長所だと述べた。

アメリカ初の黒人大統領は2008年、希望と変化を掲げて当選した。20日に宣誓就任する後任のドナルド・トランプ氏は、オバマ氏が実現した主要政策をいくつか撤廃すると公約している。

その上で大統領は、アメリカの民主主義を脅かす3つの脅威を明示。経済格差、人種分断、そして社会の様々な集団が「バブル(泡)」の中に引きこもってしまう現象の危険性を強調した。特に、ソーシャルメディアなどで飛び交う意見が「何が事実なのかという、共通する基本線」がないまま、同じ世界観を共有する集団の中で広がっていく現象に、大統領は懸念を示した。

「インターネットで見知らぬ人と言い争うのに疲れたら、現実生活の中で見知らぬ人と話をしてみたらどうだ」と大統領が言うと、観客は笑いと拍手で応えた。

オバマ氏はさらに、「公平で公明正大で、様々なものを受け入れるアメリカ」を信じる若者たちのおかげで、「始める前よりも、この国について楽観的」になれたと未来への希望を語った。

客席にはミシェル夫人や長女マリアさん、ジョー・バイデン副大統領夫妻が並び、オバマ氏はミシェルさんや娘たち、副大統領夫妻を次々に称え、感謝すると、大統領としてアメリカ人に最後のお願いがあると述べた。

「信じてほしい。僕が変化をもたらせると信じるんじゃなくて、自分にその力があると」と大統領は述べ、演説の最後を初当選時の有名なスローガンを使い、「Yes we can(みんな、できるよ)。Yes we did (みんな、やったね)。Yes we can」と締めくくった。

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