kaz hagiwara(萩原 一彦)@reservologicさんのツイート。
――ヨイトマケにはじまる高度成長期からバブル期の終わりまで、日本人は払った税金の割に還元が少なくても文句も言わずに働いて税金を納めてた。だからバブルがはじけて経済成長が鈍化したとき、ああこれで日本もためこんだ外貨を使って国民にもらった税をしっかり還元するときが来たんだなと思った。〔22:11 - 2017年8月28日 〕――
――その時持っていた外貨準備、円借款で貸し出していた円の総額、バブル企業から集めた法人税で、日本人はみんな左うちわで暮らしていけるだろうと世界はみんな思っていた。もう償還した高速道路は全部無料化して公立高校国立大学も無料化して、今度はオトナの民主主義国家の国民づくりに向かうと思った。〔22:17 - 2017年8月28日 〕――
あゝ、それなのに、
――それなのに、いま目の前にある日本の社会は、いったいどうしちゃったんだろう。心も経済も貧しくなって、還元されて市場を潤すはずだった税金は、国民に還元されず企業と日銀が溜め込んでしまい、掛け始めたときには60歳でもらえるはずだったた年金は75歳までもらえないと政府が言い始めた。〔22:26 - 2017年8月28日 〕――
年金支払い年齢を
60歳から75歳に先延ばしされたわけです。
しかし、注意していただきたいのは、
庶民が関係する年金の元手は、
我々自身が積み立ててきたお金です。
税金ではないんですよ。
生命保険で保険金が支払われるのは、
被保険者の死後30年なんてね、
もし、保険会社が言い出せば、間違いなく詐欺で訴えられますよ。
然るに、国の制度だから
政府が内容を改定しても民主主義の名の下、許されるのは何か変じゃないですか。
政府は、
それに満足せず、
支払いを渋った年金資金がだぶったので、
資金にゆとりのある
高齢者に
「その金で子供の福祉を賄おう」
などと涼しい顔で宣(のたま)い始めました。
まさに悪魔の所業です。
それに関連して、松井計 @matsuikeiさんが
こんなツイート。
――誰がどう考えても、そういうメンド臭く、不安定なやり方より、応分負担に基づいた累進性のきちんとした税制を確立するほうが早道だと考えますよね。そう考えないのは〈国会議員〉くらいのもんか。なんという世の中なんだろう。〔21:18 - 2017年8月28日 〕――
本気で
子供の福祉など考えるつもりはないのですな。
よほどみみっちい無能人間の
言いぐさで、皆さんからお預かりしている
資金を流用したいって話です。
流用した後で返すつもりはあるのかと言うと、
そういう殊勝な気持ちはさらさらなく、
死ぬのを待つだけ、
すなわち、そのままチャラにしようということになるでしょう。
政府の
思惑とするところ、
厚かましく、
老人の虎の子を食い潰して、
それを責められない内に残りを子供の貯金箱に突っ込んでおけば、
誰もかれもが見逃すだろうって、
自己中過ぎて言葉を失います。
最近、
言い古されている
今だけ、金だけ、自分だけの価値観の象徴ですよ。
先頭に
小泉進次郎が立っていることを忘れず、
この戯けた政党、
必ず息の根、止めてやりましょう。
<追記>
豚丸@零毛党代表 @Fu_tujin
というアカウントから、
こんな内容の返信が届いた。
――返信先: @okuyamamasaoさん、@gyokkirinnさん
大嘘w
記事読まない人多すぎよ、この件
特にこのBlogひど過ぎだ
現行:年金受給開始年齢を60歳から70歳まで個人で選べる
↓
案:60歳から75歳まで選べるようにするっていう案
長生きできそうなら受給開始を遅くした方が得なのよ
嫌なら60からもらえばよろしい〔12:13 - 2017年8月29日 〕――
大ウソと決めつける限りは全否定だろう、
しかし、なぜ、そんな決めつけをされなければならないのか、
反論もかねて、
次のように批判する。
――どこがどう大ウソですか。年金支払い年齢は、60歳→65歳になってます。また、65歳が原則とされましたが、それをなお遅くしようという検討がなされているのも事実です。75歳説は、選択を建前としながら、実質、繰り下げを意図しています。自分の勉強不足を棚に上げて、人を誹謗中傷しなさんな。〔12:36 - 2017年8月29日〕――
返ってきたのは、
豚丸@零毛党代表 の返信ではなく、
別の愚か者、ネメシス@脱原発を現実的に @bokmswの
コメントだった。
――満額受給の年齢を65歳から75歳にする検討って
いつ、どこで、誰が行なってるんですか?
具体的にご回答下さいな。
現在でも60〜70歳の間で「任意」に選択できる繰り上げ繰り下げ受給について、
「任意」で選べる75歳の選択肢を追加しては?という議論は行なわれていますが。〔15:06 - 2017年8月29日〕――
という内容だった。
――政府に聞いてください。僕に質すべき事柄ではないですよ。〔15:31 - 2017年8月29日 〕――
政府に聞いてくださいと答えているんだから、
政府は
承知していると理解してくるだろうと
考えました。
実際、サイト「保険を学ぶ」(村井 英一さん・文)に
次のような記述があります。
――65歳からの支給を遅らせることも検討中
では、「原則として65歳から支給される」という点は変わらないかというと、必ずしもそうとは限りません。今すぐに制度改正の案が出ているわけではありませんが、原則としての65歳を、さらに遅くしようという検討がなされているのも事実です。平均寿命の延びで年金受給者が増えており、他の先進国でも同様の動きが進んでいます。これをもって、ただちに「年金制度は破たんする」と考えるのは乱暴ですが、年金の支給開始年齢が引き上げられたり、年金の金額が少なくなったりする可能性はあります。今回の報道とは別に、年金制度の改正があってもあわてずに済むように、しっかりと老後資金の準備をしておきたいものです。 老後の資金準備のポイントは、時間をかけて、じっくりと貯蓄していくことです。必要となるのは、早くても60代後半からです。現在40代、50代の人であれば、10年前後またはそれ以上の貯蓄期間があります。その間は、途中で取り崩すことなく、積立てを続けることが大切です。安易に取り崩さないためにも、個人年金や終身保険の利用を検討してはいかがでしょうか。終身保険は、将来に中途解約することで、老後資金の準備となります。退職前後の人であれば、退職金の一部を使って、一時払いのものに加入するとよいでしょう。 ――
一度は、
調べてくれる謙虚さがあると思いました。
しかし、甘かったですな。
――え?「遅くしようという検討がなされているのも事実」なんでしょう?
その事実のエビデンスを出して下さいな〔15:35 - 2017年8月29日 〕――
人を全否定している人間の
立場で
僕を追及しているわけでしょう。
僕に反論されたこと――すなわち、年金支払い年齢は、60歳→65歳になったということ――は、
事実に基づきます。
これに全く言及せずに
「事実のエビデンスを出して下さいな」って、
可笑しくないですか。
それで改めて
――だから自分で調べなさいと言ってるんです。〔15:35 - 2017年8月29日〕――
と答えておきました。
今度こそ、
「案:60歳から75歳まで選べる」
というのは、
間違いだということ認めると思いました。
60~65歳間は
選択の対象ではありません。
しかし、その誠意がないんですな、この人には。
慇懃無礼に
また、こんなこと言ってきました。
――「任意」で選べる75歳の選択肢を追加しては?という議論は、7月18日の高齢社会対策の基本的在り方等に関する検討会にて行なわれましたが
議事録はこちら
http://www8.cao.go.jp/kourei/kihon-kentoukai/h29/k_2/pdf/gijiroku.pdf …
同様に満額受給開始を75歳にする検討ってどこで行なわれていますか?〔15:44 - 2017年8月29日 〕――
それで、
こんな問いかけをしました。
――「満額受給開始を75歳にする検討」となぜ、限定するんです?そんな表現はしていないでしょ。他人を批判したいのであれば、正確な引用をしないとだめです。〔16:30 - 2017年8月29日 〕――
返ってきたのは、
――満額受給を何歳にする検討が行なわれているんですか?
具体的にエビデンスをお示し下さいな〔16:34 - 2017年8月29日 〕――
というエビデンス要求です。
この君に欠けているのは常識なんです。
60歳から65歳に引き上げる制度を導入した流れで言うと、
もと先き伸ばししたのが本心です。
選択制というのは、
その本音が制度として実現されるまでの過渡的な提案です。
その政府の下心、
読めるじゃないですか。
なぜ、それを素直に認めず、
自分と異なる意見を持ち、年金支払い制度に不安感を持つ人間に
馬鹿の一つ覚えみたく、
何度も何度も
「何歳から年金支払い年齢を引き上げる」検討がなされているのか、
エビデンスを上げろ、
みたいな話になるのか、そこが不可解でした。
――あなた、僕の反論、読んでますか〔16:41 - 2017年8月29日 〕――
と尋ねました。
同時に、ふと疑問に思ったことがありました。
すなわち、僕のツイートが
リンク付けしているネメシスのツイートが消えているのです。
それで残されたツイートには
ネメシスのURL(https://twitter.com/bokmsw/status/902434320039665664 )
に記載が僕のツイートの末尾にあって、
「このツイートはありません」
という説明文が付いている。
ついでに
加えて、そのことも尋ねました、
「僕のツイートにリンクさせていたあなたのツイートが消えてます。なぜですか? 後で検証させないため?」と。
そうすると、
居直っているとしか言いようのない
返答が返ってきました。
――あなたのいう事実とやらを出してみてくださいな。
今現在、どこで検討されているのか〔16:46 - 2017年8月29日 〕――と。
この君は、
僕がリツイートの際、
単に言及にしているツイートをリンク付けさせているだけなのに対し、
一々、キャプチャーを作っている。
人と会話するとき
証拠を残すため録音しておくという手もありかな
と思います。
議論となったら別ですよ。
この人は、
嘘つかないという信頼のない人とは
議論など
成り立つわけではないです。
逃げるということとは違います。
記録を取るのは、
人間て忘れやすいからです。
ツイッターは、
その点、キャプチャーは
要らないでしょ?
そんなものなぜ、必要なんです。
僕がもし、そういうものがなかったら、
相手が
自分の吐いた言葉を否定する
という不審感にとらわれた時、議論そのものを避けます。
然るに、ネメシスというおっさん、
趣味は、
キャプチャーなのかな、
僕の言行録が
すべて画像になってました。
とりわけ、
直近のツイートに添付されていたこのキャプチャーをみたとき、
飛び上がりそうになりましたよ。
(わぁ、添付と引用は違うぞ。それも理解できんのか)。
趣味があまりにも違います。
(こら、あかんわ)と思い、議論の継続を諦めました。
となったら、
もう遠慮の必要はないです。
――上から目線だな、何にも知らないくせして。反論を平気で無視して「あなたのいう事実とやらを出してみてくださいな」って、何なんだよ。マナーの知らない人間と議論したくない。これでお終いだ。〔16:58 - 2017年8月29日〕――
とツイートしました。
そうすると、
こんな返答が来ました。
――ツイートが消えてる?〔16:44 - 2017年8月29日 〕――
このツイートに初めてネメシスというおっさん、
自分のツイートに
リンクさせてリツイートしてました。
僕がリンクさせたとき、
ツイートが消える分けるわけだ。
自分がやった時は
消えてません!
ってか。
あほか、このおっさん!
また、しばらくして
――あらお逃げになられましたか。〔16:59 - 2017年8月29日 〕――
だ・か・ら、
相手に敬意を表せないなら、
議論したくないわけです。
またまた、しばらくしてコンアツイートが。
――さよなら〜〔17:00 - 2017年8月29日〕――
この後、
キャプチャーが送られてきました。
転載元:同氏のツイート〔17:04 - 2017年8月29日 〕
これを見て、
納得が行きました。
ネメシス君は、
僕を二匹目のドジョウと思っていたわけです。
しかし、僕は、
75歳まではもらえないとは考えていないわけです。
しかし、年金の支給年齢が
60歳から65歳へと引き揚げられたように
うかうかしていると
75歳に引き上げられる危険があると
言っているだけの話です。
僕の
ブログ記事に引用した
kaz hagiwara(萩原 一彦)さんの説は、
一度撤回したにもかかわらず、
懲りずにまた
述べている話ではないんですよ。
したがって、
「そのブログの年金の部分なら
ツイートした萩原一彦さんがご自身で削除されましたよ。二回に渡って。
私の指摘により。」
(ネメシス@脱原発を現実的に@bokmswのツイート「17:03 - 2017年8月29日 」)
というのは、
ネメシス君の、ただの寝言です。
お生憎様。
もう一度、
僕が引用したkaz hagiwara(萩原 一彦)さんの
ツイートの件、読み直しなさい。
では、
これにてさらばじゃ!
<追記-2>
僕と問題意識が同じツイートを見つけたので紹介する。
鶴田京子 @chebkyuさんが
こう言う。
――【老後貧困地獄】10年後⇒夫婦二人で月9万5千円の年金?受給開始年齢75歳へ引き上げ? http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/20854健康法.jp/archives/20854
年金、多分運用失敗ということにして、誰それの懐に入れられちゃってるんじゃあないでしょうか〔1:25 - 2017年8月30日 〕――
リンク付けしてある
サイト「健康になるためのブログ 」には、
こんな記述。
――あと約10年で、まず年金積立金が底を突き始めます。…
年金受給年齢も、現行の65歳以降から70歳、75歳以降へと繰り延べされるか、現行受給額の半分以下の水準へと急減せざるを得なくなるでしょう。日本人のほとんどが満足な貯蓄額もないまま、「老後貧困」地獄に陥る恐れがあります。――
☆ 記事URL:http://健康法.jp/archives/20854
ネタ元は、
「Business Journal」の記事です
(下記〔資料〕参照)。
〔資料〕
「夫婦2人で月19万円の年金、半分以下に削減か…受給開始年齢も75歳へ引き上げも」
Business Journal〔2016.08.15〕
☆ 記事URL:http://biz-journal.jp/2016/08/post_16303.html
社会保障体制の崩壊の構図
あと約10年で、まず年金積立金が底を突き始めます。2015年9月時点で135兆円あった年金積立金(過去の余剰分)は、すでに毎年6~7兆円が取り崩され、株式の運用損もあり、今後またさらに負けが込み急速に減少していきます。先進国はいずれも戦後成長の限界に達し、経済停滞は常態化する兆候をみせているからです。
年金受給年齢も、現行の65歳以降から70歳、75歳以降へと繰り延べされるか、現行受給額の半分以下の水準へと急減せざるを得なくなるでしょう。日本人のほとんどが満足な貯蓄額もないまま、「老後貧困」地獄に陥る恐れがあります。
15年の医療費(薬剤費含む)は40兆円でしたが、あと10年で50兆円超に膨らみます。医療機関に掛かった際の現行の3割負担では到底賄えず、5~6割負担になるともいわれています。高額な医薬品も増えており、現行では年10兆円の薬剤費が、大幅に増えていくと50兆円以内にとどまるかどうかも懸念されます。
介護保険制度の報酬総額も15年の10兆円(税金投入2.8兆円)が10年後には25兆円になります。保険料もアップされたうえ、現行の利用者1割負担などでは到底制度は持たず、3~4割負担の時代になるはずです。生活保護費も14年で3.8兆円を突破しもはや限界で(国75%・自治体25%負担)、8つの扶助のうち、すでに「生活扶助」「住宅扶助」の減額も始まっています。
受給者の半数が60歳以上ですが、現行の1人世帯で10万円弱、夫婦2人世帯で20万円弱の支給額も、今後貧困者の激増が予想されますから、給付額は減らさざるを得ず、現行水準の半分程度にまで圧縮されるとの見通しも多いです。
いずれにしろ約10年後の25年には、団塊世代(敗戦直後の1947~49年生まれ、約700万人)の全員がすべて75歳以上の後期高齢者となり、そして65歳以上高齢者の人口比率が現在の27%から30%へ増加し、社会保障費の総額は現在の110兆円から150兆円規模になると推計されています。なかでも年金制度は莫大な負担に耐えきれず、現行の厚生年金平均受給額は夫婦で19万円ですが、将来的には5割以下の給付水準にならざるを得ないのです。
今の若者世代は今よりひどい老後地獄
日本では90年代前半のバブル崩壊以降、少子高齢化の問題が浮上しつつありましたが、政府は本腰を入れることなく、事実上の放置状態を続けてきました。現役世代と65歳以上の高齢者世代の人口バランスが崩れれば、社会保障制度は機能不全に陥ります。子供の数は減る一方なのに待機児童問題は一向に解決しないまま、ただひたすら「少子高齢化・人口減少問題」は放置され続け、もはや「手遅れ状態」となっています。
ところで問題は、社会保障体制が崩れ始める10年後だけではありません。現在20~30代の人たちが65歳以上あるいは75歳以上の後期高齢者になる44年後の60年には、全人口に占める高齢者比率が4割を超えてしまいます(全人口は9000万人弱)。すなわち日本は、社会保障体制が崩れ始める10年後以降、高齢者が人口の半分近くまでに増えていき、ますます厳しい事態を迎えるわけです。
日本人の平均寿命は男性80歳、女性87歳ですが、健康寿命は男性71歳、女性74歳です。つまり、男性80歳、女性87歳時点で半数が死亡し、男性71歳、女性74歳時点で半数が介護を必要とする状態になる可能性が高いということです。
民間の有料老人ホーム施設に入るとなると、リーズナブルな施設の平均でも毎月1人分で25万円程度かかります。年金を1人で25万円分も受給できる人は今でも少ないですが、今後はもっと少なくなっていき、こうした民間の有料老人ホームですらビジネスモデルが成り立たなくなる可能性もあります。
そうなると、6畳一間に布団を敷き詰めた部屋に高齢者を5人も6人も詰め込む「無届介護施設」が、月4~5万円からありますが、日本の老人のほとんどが、こういう劣悪な施設で哀しい余生を送ることにもなりかねません。今の20~30代の人はあと40年そこそこで、こういう施設で人生の終焉を迎えねばならなくなる可能性が高いわけです。こうした事態を避けるためにも、拙著『老後に5000万円が残るお金の話』(ワニブックス刊)では、現役時代からできるサバイバルの要諦を説き、自助努力を推奨しています。
現役若者世代こそが政治に物申すべき
ところが現状では、世間の人々は平穏な世の中がこれからも続いていくかのように錯覚しています。
オリンピックなどやって浮かれている場合ではないのです。7000億円の東京オリンピック予算が2~3兆円に膨らみそうな一方、社会保障体制が崩壊して国民の命が危険に晒される可能性があるのです。
若者世代は、せめて次のようなことだけでも、声高に政治に訴えるべきではないでしょうか。
・3~4割も労賃をピンハネする労働者派遣業の全面禁止
全労働者に占める非正規雇用労働者4割のうちの6%に相当。全労働者に占める割合は2.4%
・2人目の子供が生まれた世帯には一括1000万円のボーナス支給
毎年2人目の100万人分支給で毎年10兆円・消費税4~5%分に相当
・内部留保を一定額以上貯め込んだ大企業には、定員割り当てで保育所施設の設置を義務付ける
16年3月末で366兆円とGDPの8割弱、うち現預金だけで181兆円に上る
・個人・団体とも政治献金を禁止するか、政党助成金制度廃止
大企業による政治支配を根絶し、国民がもつ1票の権利に基づく国民主権を確立する
・年間80日程度しか議会活動(しかも所要は1時間以内が大半)がない全国の地方議員を、諸外国同様に夜間議会のボランティア制にして、現行の年間報酬総額3600億円(県会議員は平均2000万円、市は800万円、町村は平均450万円で総数3万5000人)をカットし、低所得世帯の就学援助金に回す
少子高齢化・人口減少が加速するままでは、確実に今よりひどい老後地獄が襲ってきます。将来「ゆでガエル」にならないために、若者世代こそが大きな声を上げるべきです。
(文=神樹兵輔/マネーコンサルタント)
――ヨイトマケにはじまる高度成長期からバブル期の終わりまで、日本人は払った税金の割に還元が少なくても文句も言わずに働いて税金を納めてた。だからバブルがはじけて経済成長が鈍化したとき、ああこれで日本もためこんだ外貨を使って国民にもらった税をしっかり還元するときが来たんだなと思った。〔22:11 - 2017年8月28日 〕――
――その時持っていた外貨準備、円借款で貸し出していた円の総額、バブル企業から集めた法人税で、日本人はみんな左うちわで暮らしていけるだろうと世界はみんな思っていた。もう償還した高速道路は全部無料化して公立高校国立大学も無料化して、今度はオトナの民主主義国家の国民づくりに向かうと思った。〔22:17 - 2017年8月28日 〕――
あゝ、それなのに、
――それなのに、いま目の前にある日本の社会は、いったいどうしちゃったんだろう。心も経済も貧しくなって、還元されて市場を潤すはずだった税金は、国民に還元されず企業と日銀が溜め込んでしまい、掛け始めたときには60歳でもらえるはずだったた年金は75歳までもらえないと政府が言い始めた。〔22:26 - 2017年8月28日 〕――
年金支払い年齢を
60歳から75歳に先延ばしされたわけです。
しかし、注意していただきたいのは、
庶民が関係する年金の元手は、
我々自身が積み立ててきたお金です。
税金ではないんですよ。
生命保険で保険金が支払われるのは、
被保険者の死後30年なんてね、
もし、保険会社が言い出せば、間違いなく詐欺で訴えられますよ。
然るに、国の制度だから
政府が内容を改定しても民主主義の名の下、許されるのは何か変じゃないですか。
政府は、
それに満足せず、
支払いを渋った年金資金がだぶったので、
資金にゆとりのある
高齢者に
「その金で子供の福祉を賄おう」
などと涼しい顔で宣(のたま)い始めました。
まさに悪魔の所業です。
それに関連して、松井計 @matsuikeiさんが
こんなツイート。
――誰がどう考えても、そういうメンド臭く、不安定なやり方より、応分負担に基づいた累進性のきちんとした税制を確立するほうが早道だと考えますよね。そう考えないのは〈国会議員〉くらいのもんか。なんという世の中なんだろう。〔21:18 - 2017年8月28日 〕――
本気で
子供の福祉など考えるつもりはないのですな。
よほどみみっちい無能人間の
言いぐさで、皆さんからお預かりしている
資金を流用したいって話です。
流用した後で返すつもりはあるのかと言うと、
そういう殊勝な気持ちはさらさらなく、
死ぬのを待つだけ、
すなわち、そのままチャラにしようということになるでしょう。
政府の
思惑とするところ、
厚かましく、
老人の虎の子を食い潰して、
それを責められない内に残りを子供の貯金箱に突っ込んでおけば、
誰もかれもが見逃すだろうって、
自己中過ぎて言葉を失います。
最近、
言い古されている
今だけ、金だけ、自分だけの価値観の象徴ですよ。
先頭に
小泉進次郎が立っていることを忘れず、
この戯けた政党、
必ず息の根、止めてやりましょう。
<追記>
豚丸@零毛党代表 @Fu_tujin
というアカウントから、
こんな内容の返信が届いた。
――返信先: @okuyamamasaoさん、@gyokkirinnさん
大嘘w
記事読まない人多すぎよ、この件
特にこのBlogひど過ぎだ
現行:年金受給開始年齢を60歳から70歳まで個人で選べる
↓
案:60歳から75歳まで選べるようにするっていう案
長生きできそうなら受給開始を遅くした方が得なのよ
嫌なら60からもらえばよろしい〔12:13 - 2017年8月29日 〕――
大ウソと決めつける限りは全否定だろう、
しかし、なぜ、そんな決めつけをされなければならないのか、
反論もかねて、
次のように批判する。
――どこがどう大ウソですか。年金支払い年齢は、60歳→65歳になってます。また、65歳が原則とされましたが、それをなお遅くしようという検討がなされているのも事実です。75歳説は、選択を建前としながら、実質、繰り下げを意図しています。自分の勉強不足を棚に上げて、人を誹謗中傷しなさんな。〔12:36 - 2017年8月29日〕――
返ってきたのは、
豚丸@零毛党代表 の返信ではなく、
別の愚か者、ネメシス@脱原発を現実的に @bokmswの
コメントだった。
――満額受給の年齢を65歳から75歳にする検討って
いつ、どこで、誰が行なってるんですか?
具体的にご回答下さいな。
現在でも60〜70歳の間で「任意」に選択できる繰り上げ繰り下げ受給について、
「任意」で選べる75歳の選択肢を追加しては?という議論は行なわれていますが。〔15:06 - 2017年8月29日〕――
という内容だった。
――政府に聞いてください。僕に質すべき事柄ではないですよ。〔15:31 - 2017年8月29日 〕――
政府に聞いてくださいと答えているんだから、
政府は
承知していると理解してくるだろうと
考えました。
実際、サイト「保険を学ぶ」(村井 英一さん・文)に
次のような記述があります。
――65歳からの支給を遅らせることも検討中
では、「原則として65歳から支給される」という点は変わらないかというと、必ずしもそうとは限りません。今すぐに制度改正の案が出ているわけではありませんが、原則としての65歳を、さらに遅くしようという検討がなされているのも事実です。平均寿命の延びで年金受給者が増えており、他の先進国でも同様の動きが進んでいます。これをもって、ただちに「年金制度は破たんする」と考えるのは乱暴ですが、年金の支給開始年齢が引き上げられたり、年金の金額が少なくなったりする可能性はあります。今回の報道とは別に、年金制度の改正があってもあわてずに済むように、しっかりと老後資金の準備をしておきたいものです。 老後の資金準備のポイントは、時間をかけて、じっくりと貯蓄していくことです。必要となるのは、早くても60代後半からです。現在40代、50代の人であれば、10年前後またはそれ以上の貯蓄期間があります。その間は、途中で取り崩すことなく、積立てを続けることが大切です。安易に取り崩さないためにも、個人年金や終身保険の利用を検討してはいかがでしょうか。終身保険は、将来に中途解約することで、老後資金の準備となります。退職前後の人であれば、退職金の一部を使って、一時払いのものに加入するとよいでしょう。 ――
一度は、
調べてくれる謙虚さがあると思いました。
しかし、甘かったですな。
――え?「遅くしようという検討がなされているのも事実」なんでしょう?
その事実のエビデンスを出して下さいな〔15:35 - 2017年8月29日 〕――
人を全否定している人間の
立場で
僕を追及しているわけでしょう。
僕に反論されたこと――すなわち、年金支払い年齢は、60歳→65歳になったということ――は、
事実に基づきます。
これに全く言及せずに
「事実のエビデンスを出して下さいな」って、
可笑しくないですか。
それで改めて
――だから自分で調べなさいと言ってるんです。〔15:35 - 2017年8月29日〕――
と答えておきました。
今度こそ、
「案:60歳から75歳まで選べる」
というのは、
間違いだということ認めると思いました。
60~65歳間は
選択の対象ではありません。
しかし、その誠意がないんですな、この人には。
慇懃無礼に
また、こんなこと言ってきました。
――「任意」で選べる75歳の選択肢を追加しては?という議論は、7月18日の高齢社会対策の基本的在り方等に関する検討会にて行なわれましたが
議事録はこちら
http://www8.cao.go.jp/kourei/kihon-kentoukai/h29/k_2/pdf/gijiroku.pdf …
同様に満額受給開始を75歳にする検討ってどこで行なわれていますか?〔15:44 - 2017年8月29日 〕――
それで、
こんな問いかけをしました。
――「満額受給開始を75歳にする検討」となぜ、限定するんです?そんな表現はしていないでしょ。他人を批判したいのであれば、正確な引用をしないとだめです。〔16:30 - 2017年8月29日 〕――
返ってきたのは、
――満額受給を何歳にする検討が行なわれているんですか?
具体的にエビデンスをお示し下さいな〔16:34 - 2017年8月29日 〕――
というエビデンス要求です。
この君に欠けているのは常識なんです。
60歳から65歳に引き上げる制度を導入した流れで言うと、
もと先き伸ばししたのが本心です。
選択制というのは、
その本音が制度として実現されるまでの過渡的な提案です。
その政府の下心、
読めるじゃないですか。
なぜ、それを素直に認めず、
自分と異なる意見を持ち、年金支払い制度に不安感を持つ人間に
馬鹿の一つ覚えみたく、
何度も何度も
「何歳から年金支払い年齢を引き上げる」検討がなされているのか、
エビデンスを上げろ、
みたいな話になるのか、そこが不可解でした。
――あなた、僕の反論、読んでますか〔16:41 - 2017年8月29日 〕――
と尋ねました。
同時に、ふと疑問に思ったことがありました。
すなわち、僕のツイートが
リンク付けしているネメシスのツイートが消えているのです。
それで残されたツイートには
ネメシスのURL(https://twitter.com/bokmsw/status/902434320039665664 )
に記載が僕のツイートの末尾にあって、
「このツイートはありません」
という説明文が付いている。
ついでに
加えて、そのことも尋ねました、
「僕のツイートにリンクさせていたあなたのツイートが消えてます。なぜですか? 後で検証させないため?」と。
そうすると、
居直っているとしか言いようのない
返答が返ってきました。
――あなたのいう事実とやらを出してみてくださいな。
今現在、どこで検討されているのか〔16:46 - 2017年8月29日 〕――と。
この君は、
僕がリツイートの際、
単に言及にしているツイートをリンク付けさせているだけなのに対し、
一々、キャプチャーを作っている。
人と会話するとき
証拠を残すため録音しておくという手もありかな
と思います。
議論となったら別ですよ。
この人は、
嘘つかないという信頼のない人とは
議論など
成り立つわけではないです。
逃げるということとは違います。
記録を取るのは、
人間て忘れやすいからです。
ツイッターは、
その点、キャプチャーは
要らないでしょ?
そんなものなぜ、必要なんです。
僕がもし、そういうものがなかったら、
相手が
自分の吐いた言葉を否定する
という不審感にとらわれた時、議論そのものを避けます。
然るに、ネメシスというおっさん、
趣味は、
キャプチャーなのかな、
僕の言行録が
すべて画像になってました。
とりわけ、
直近のツイートに添付されていたこのキャプチャーをみたとき、
飛び上がりそうになりましたよ。
(わぁ、添付と引用は違うぞ。それも理解できんのか)。
趣味があまりにも違います。
(こら、あかんわ)と思い、議論の継続を諦めました。
となったら、
もう遠慮の必要はないです。
――上から目線だな、何にも知らないくせして。反論を平気で無視して「あなたのいう事実とやらを出してみてくださいな」って、何なんだよ。マナーの知らない人間と議論したくない。これでお終いだ。〔16:58 - 2017年8月29日〕――
とツイートしました。
そうすると、
こんな返答が来ました。
――ツイートが消えてる?〔16:44 - 2017年8月29日 〕――
このツイートに初めてネメシスというおっさん、
自分のツイートに
リンクさせてリツイートしてました。
僕がリンクさせたとき、
ツイートが消える分けるわけだ。
自分がやった時は
消えてません!
ってか。
あほか、このおっさん!
また、しばらくして
――あらお逃げになられましたか。〔16:59 - 2017年8月29日 〕――
だ・か・ら、
相手に敬意を表せないなら、
議論したくないわけです。
またまた、しばらくしてコンアツイートが。
――さよなら〜〔17:00 - 2017年8月29日〕――
この後、
キャプチャーが送られてきました。
転載元:同氏のツイート〔17:04 - 2017年8月29日 〕
これを見て、
納得が行きました。
ネメシス君は、
僕を二匹目のドジョウと思っていたわけです。
しかし、僕は、
75歳まではもらえないとは考えていないわけです。
しかし、年金の支給年齢が
60歳から65歳へと引き揚げられたように
うかうかしていると
75歳に引き上げられる危険があると
言っているだけの話です。
僕の
ブログ記事に引用した
kaz hagiwara(萩原 一彦)さんの説は、
一度撤回したにもかかわらず、
懲りずにまた
述べている話ではないんですよ。
したがって、
「そのブログの年金の部分なら
ツイートした萩原一彦さんがご自身で削除されましたよ。二回に渡って。
私の指摘により。」
(ネメシス@脱原発を現実的に@bokmswのツイート「17:03 - 2017年8月29日 」)
というのは、
ネメシス君の、ただの寝言です。
お生憎様。
もう一度、
僕が引用したkaz hagiwara(萩原 一彦)さんの
ツイートの件、読み直しなさい。
では、
これにてさらばじゃ!
2017年8月29日夜 記
<追記-2>
僕と問題意識が同じツイートを見つけたので紹介する。
鶴田京子 @chebkyuさんが
こう言う。
――【老後貧困地獄】10年後⇒夫婦二人で月9万5千円の年金?受給開始年齢75歳へ引き上げ? http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/20854健康法.jp/archives/20854
年金、多分運用失敗ということにして、誰それの懐に入れられちゃってるんじゃあないでしょうか〔1:25 - 2017年8月30日 〕――
リンク付けしてある
サイト「健康になるためのブログ 」には、
こんな記述。
――あと約10年で、まず年金積立金が底を突き始めます。…
年金受給年齢も、現行の65歳以降から70歳、75歳以降へと繰り延べされるか、現行受給額の半分以下の水準へと急減せざるを得なくなるでしょう。日本人のほとんどが満足な貯蓄額もないまま、「老後貧困」地獄に陥る恐れがあります。――
☆ 記事URL:http://健康法.jp/archives/20854
ネタ元は、
「Business Journal」の記事です
(下記〔資料〕参照)。
2017年8月30日朝 記
〔資料〕
「夫婦2人で月19万円の年金、半分以下に削減か…受給開始年齢も75歳へ引き上げも」
Business Journal〔2016.08.15〕
☆ 記事URL:http://biz-journal.jp/2016/08/post_16303.html
社会保障体制の崩壊の構図
あと約10年で、まず年金積立金が底を突き始めます。2015年9月時点で135兆円あった年金積立金(過去の余剰分)は、すでに毎年6~7兆円が取り崩され、株式の運用損もあり、今後またさらに負けが込み急速に減少していきます。先進国はいずれも戦後成長の限界に達し、経済停滞は常態化する兆候をみせているからです。
年金受給年齢も、現行の65歳以降から70歳、75歳以降へと繰り延べされるか、現行受給額の半分以下の水準へと急減せざるを得なくなるでしょう。日本人のほとんどが満足な貯蓄額もないまま、「老後貧困」地獄に陥る恐れがあります。
15年の医療費(薬剤費含む)は40兆円でしたが、あと10年で50兆円超に膨らみます。医療機関に掛かった際の現行の3割負担では到底賄えず、5~6割負担になるともいわれています。高額な医薬品も増えており、現行では年10兆円の薬剤費が、大幅に増えていくと50兆円以内にとどまるかどうかも懸念されます。
介護保険制度の報酬総額も15年の10兆円(税金投入2.8兆円)が10年後には25兆円になります。保険料もアップされたうえ、現行の利用者1割負担などでは到底制度は持たず、3~4割負担の時代になるはずです。生活保護費も14年で3.8兆円を突破しもはや限界で(国75%・自治体25%負担)、8つの扶助のうち、すでに「生活扶助」「住宅扶助」の減額も始まっています。
受給者の半数が60歳以上ですが、現行の1人世帯で10万円弱、夫婦2人世帯で20万円弱の支給額も、今後貧困者の激増が予想されますから、給付額は減らさざるを得ず、現行水準の半分程度にまで圧縮されるとの見通しも多いです。
いずれにしろ約10年後の25年には、団塊世代(敗戦直後の1947~49年生まれ、約700万人)の全員がすべて75歳以上の後期高齢者となり、そして65歳以上高齢者の人口比率が現在の27%から30%へ増加し、社会保障費の総額は現在の110兆円から150兆円規模になると推計されています。なかでも年金制度は莫大な負担に耐えきれず、現行の厚生年金平均受給額は夫婦で19万円ですが、将来的には5割以下の給付水準にならざるを得ないのです。
今の若者世代は今よりひどい老後地獄
日本では90年代前半のバブル崩壊以降、少子高齢化の問題が浮上しつつありましたが、政府は本腰を入れることなく、事実上の放置状態を続けてきました。現役世代と65歳以上の高齢者世代の人口バランスが崩れれば、社会保障制度は機能不全に陥ります。子供の数は減る一方なのに待機児童問題は一向に解決しないまま、ただひたすら「少子高齢化・人口減少問題」は放置され続け、もはや「手遅れ状態」となっています。
ところで問題は、社会保障体制が崩れ始める10年後だけではありません。現在20~30代の人たちが65歳以上あるいは75歳以上の後期高齢者になる44年後の60年には、全人口に占める高齢者比率が4割を超えてしまいます(全人口は9000万人弱)。すなわち日本は、社会保障体制が崩れ始める10年後以降、高齢者が人口の半分近くまでに増えていき、ますます厳しい事態を迎えるわけです。
日本人の平均寿命は男性80歳、女性87歳ですが、健康寿命は男性71歳、女性74歳です。つまり、男性80歳、女性87歳時点で半数が死亡し、男性71歳、女性74歳時点で半数が介護を必要とする状態になる可能性が高いということです。
民間の有料老人ホーム施設に入るとなると、リーズナブルな施設の平均でも毎月1人分で25万円程度かかります。年金を1人で25万円分も受給できる人は今でも少ないですが、今後はもっと少なくなっていき、こうした民間の有料老人ホームですらビジネスモデルが成り立たなくなる可能性もあります。
そうなると、6畳一間に布団を敷き詰めた部屋に高齢者を5人も6人も詰め込む「無届介護施設」が、月4~5万円からありますが、日本の老人のほとんどが、こういう劣悪な施設で哀しい余生を送ることにもなりかねません。今の20~30代の人はあと40年そこそこで、こういう施設で人生の終焉を迎えねばならなくなる可能性が高いわけです。こうした事態を避けるためにも、拙著『老後に5000万円が残るお金の話』(ワニブックス刊)では、現役時代からできるサバイバルの要諦を説き、自助努力を推奨しています。
現役若者世代こそが政治に物申すべき
ところが現状では、世間の人々は平穏な世の中がこれからも続いていくかのように錯覚しています。
オリンピックなどやって浮かれている場合ではないのです。7000億円の東京オリンピック予算が2~3兆円に膨らみそうな一方、社会保障体制が崩壊して国民の命が危険に晒される可能性があるのです。
若者世代は、せめて次のようなことだけでも、声高に政治に訴えるべきではないでしょうか。
・3~4割も労賃をピンハネする労働者派遣業の全面禁止
全労働者に占める非正規雇用労働者4割のうちの6%に相当。全労働者に占める割合は2.4%
・2人目の子供が生まれた世帯には一括1000万円のボーナス支給
毎年2人目の100万人分支給で毎年10兆円・消費税4~5%分に相当
・内部留保を一定額以上貯め込んだ大企業には、定員割り当てで保育所施設の設置を義務付ける
16年3月末で366兆円とGDPの8割弱、うち現預金だけで181兆円に上る
・個人・団体とも政治献金を禁止するか、政党助成金制度廃止
大企業による政治支配を根絶し、国民がもつ1票の権利に基づく国民主権を確立する
・年間80日程度しか議会活動(しかも所要は1時間以内が大半)がない全国の地方議員を、諸外国同様に夜間議会のボランティア制にして、現行の年間報酬総額3600億円(県会議員は平均2000万円、市は800万円、町村は平均450万円で総数3万5000人)をカットし、低所得世帯の就学援助金に回す
少子高齢化・人口減少が加速するままでは、確実に今よりひどい老後地獄が襲ってきます。将来「ゆでガエル」にならないために、若者世代こそが大きな声を上げるべきです。
(文=神樹兵輔/マネーコンサルタント)
日本は税金が多すぎる、国民、年寄り、の税金を下げ、大手企業から税金を多く取ればいいのでは
企業が儲かっても一般庶民は何も良くなってない、政治家、公務員、国民の税金で給料貰ってる人間から給料下げるべきではないのか?
法人税上げ、消費税なくして、タックスヘイブン問題を解決し、役員報酬、株主への配当を減らし、派遣社員を減らし、国民に広く再分配すればよいだけです。
少なくとも最近まで20年以上も世界一の貿易黒字、金余り、債権国です。国民が貧しくなる方がおかしい。
小泉の以降、わざと国民を貧しくさせている(もちろんテレビやネットのマスコミも大いに荷加担!!怒)としか思えません。
日本は不明のお金が多すぎる!!!!
税金ばかり上げといて全く責任取らない政権与党は一日も早く壊したいですね。
本気で、70又は75歳支給開始などと言うトンでも詐欺を目論んでいるとしたら、国民は現政権を詐欺罪で訴えてよいかと。
支給と言うと、国から貰うと受け取られますが、我々庶民一人一人のお金です。(会社勤め時は厚生年金←自動で引かれる、自営などは国民年金。家計が苦しい時も義務づけされ、これだけはと支払って来た人も少なくないと思いますから。)
個人や団体が訴訟を起こしただけでは、奴等は姑息なので裁判所を巻き込み、裏取引などで御膳立てした上で、国勝訴の判決を下す算段でしょうから。
今の安倍不正政権は、「国民は死ね」政策ばかりで、マトモな政策など皆無。強気におもねて弱者は無視か斬り捨て。
一事が万事、詐欺政権です。