のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

高村副総裁 / 「(気色ばんで)統幕長は、法案の成立を『夏までに』と約束しましたか」

2015年09月14日 02時57分47秒 | 日本の現状
タイトルに掲げた

論点は、

下の〔資料〕を読んでください。

僕は、

この論点そのものでなく、

「気色ばんだ」

高村さんの荒んだ気持ちの背後にあるものに迫りたいと思いました。

志葉玲‏@reishiva さんの

次のツイートに添付された画像をご覧ください。

――今日は大阪で大規模な安保法制反対デモ。2府4県からの参加だったそうです。明日も国会前で大規模な抗議活動があるとのこと。志葉も取材に行く予定です。#安保法制 〔22:00 - 2015年9月13日 〕――



この画像を見て真っ先に感じたのは、

笑顔です。

もう一枚、見せましょうか。

安保法案、新基地反対訴えるシールズ琉球の皆さんです。


転載元:Chota Takamine 高嶺 朝太 さんのツイート〔22:54 - 2015年9月13日

皆さん、良い表情をされていますね。

対照的なのは、

高村さんを始め為政者の顔です。

国会の質疑での与党席の人たちの顔って、

本当、

悪相だな

と思います。

さて、

その悪相の人たちも

気にしていることがあるようです。

「国会中継」

です。

13日晩9時からやっていた

NHKの「緊急生討論 10党に問う どうする安保法案採決」

という番組において、

山本太郎議員が

「NHKは公共放送としての役割を果たし強行採決の瞬間を生中継していただきたい。強行採決という有権者への裏切り行為を生中継しないなら公共放送を名乗る資格はない。受信料払ってる皆さんのためにくれぐれも生中継をお願いします」

と訴えておられました。

ツボですね。

司会者の島田敏男さん、

慌てていらっしゃったです。

愉快でした。



陰気な顔をした

与党側を代表して座ってらっしゃる

このお二人さん、

頭の中で大急ぎで

「もし、カメラが入ったら」

という想定で

どうすべきか考えられたでしょうか。

それとも、

「NHKが中継するなら、強行採決なんてできない」

という指摘、

頭の中でガ~ン、ガ~ンと

鳴り響いていただけでしょうか。

その前に、

同じく山本議員から

「米国の帰還兵自殺問題を提起。自衛官を海外に派遣して還って来た人たちのメンタルケアはどうするのか。予算はあるのか。」

と尋ねられ、

沈黙してましたね、

この問題も

お二人さんにあっては、

論じるには

辛い話題でしたか。

あるいは、

話すに値しないってことでしょうか。

なるほど、

こうやって考えてくると、

表情が暗くなるはずですね。

正直に

「自衛官はただのコマ」

という気持ちを口にすれば大騒ぎになりますものね。

さて、さて、

今晩の

討論番組という、

最初の話に戻します。

確かに、

河野統幕長の会談記録を持ち出す志位さんに対して

高村さんが

「何も約束してないでしょ。向こうから聞かれたことに答えてるだけでしょ」

と身振りを交えて反論したとき、

気色ばんでおられたです。


転載元:キャオ@大阪トホホ団亡者戯 @tohohodan さんのツイート〔22:18 - 2015年9月13日

内閣の頭越しに自衛隊が米軍に約束するはずがないってこと、

仰りたかったのでしょうかな。

単に

政府レベルで

米国に追随するだけじゃなく、

自衛隊が丸ごと、

既に米国軍の下にいる…って、

さすがにプライドを害するわけですかね。

しかし、

米国の傭兵じゃないんなら、

なぜ、

国会での議論の見通しを

一々、報告する必要があったのでしょうか。

約束した責任は、

後も先もなく、

安倍某にあるんだってことですよね。

そこのところは、

よく納得できましたが――。

肚に一物、荷物があると、

益々、表情から笑顔が抜けていきますよ。

正直に言いましょうよ、

どれだけ自民党が米国に対し自堕落かを。

国民は、

自国が属国か、

独立国かもよく分らないでいます。

分らないままで、

笑顔でいたくないわけです。

(はぁ、また、誰も読まん長い記事を書いてしもうた…)


〔資料〕

「統幕長 戦争法案「夏までに」 昨年12月、米軍に成立約束

 自衛隊 暴走の実態 再び

 仁比氏、内部文書示し追及」

   しんぶん赤旗(2015年9月3日(木))

☆ 記事URL:http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-09-03/2015090301_01_1.html

 自衛隊トップの河野克俊統合幕僚長が2014年12月の総選挙直後、米軍に対して戦争法案の成立時期を「来年夏までに」と伝達していたことが、2日の参院安保法制特別委員会で明らかになりました。日本共産党の仁比聡平議員が独自入手した統合幕僚監部の内部文書「統幕長訪米時の(ママ)おける会談の結果概要について」をもとに暴露したものです。仁比氏は「国会無視、大問題だ」と追及しました。(関連記事)


 同文書によれば、自衛隊は、安倍晋三首相が4月末の米上下両院合同会議で「この夏まで」の法案成立を表明した半年近く前から、米側に法案の成立時期を示しています。小池晃副委員長が8月11日の同特別委員会で暴露した統幕内部資料(戦争法案の8月成立を前提にした運用計画を記した文書)に続いて、国会も国民も無視した自衛隊の暴走、対米従属の実態が再び明らかになりました。

 文書は、河野氏が14年12月17日から18日にかけて米国防総省や米軍高官7氏と相次いでおこなった会談の概要です。同24日に提出され、文書には「取扱厳重注意」と記されています。

 それによると、河野氏は12月17日のオディエルノ陸軍参謀総長との会談で、戦争法案について「予定通りに進んでいるか? 何か問題はあるか?」と問われ、「与党の勝利により来年夏までには終了するものと考えている」と答えています。

 同18日のダンフォード海兵隊司令官との会談で、河野氏は沖縄新基地建設をめぐって「辺野古への移転やキャンプハンセン、キャンプシュワブでの共同使用が実現すれば、米海兵隊と陸上自衛隊との協力が一層深化すると認識している。これにより沖縄の住民感情も好転するのではないか」とまで進言しています。

 米軍と自衛隊の共同使用をめぐっては、今年3月の衆院予算委員会で穀田恵二議員の追及に対し、中谷防衛相は「代替施設における恒常的な共同使用というのは考えていない」と答弁しており、これと矛盾しています。

 仁比氏が暴露した内部文書について中谷元・防衛相は「いかなる資料か承知していないのでコメントすることはできない」と答弁。仁比氏は、内部文書を中谷防衛相に手渡し、文書の存在を確認して委員会に正式に提出するよう求めました。


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