親いない子 退所後に待つ現実 2018年10月7日 https://t.co/JzaBMoJWVM
— がるてん (@garten7) 2018年10月7日
うわっ、胸が痛む!
何とか力になってあげたいけれど…、年齢がな。
死ぬ気で頑張ってあげるか。
でも、何ができる?
〔資料〕
「親いなくても18歳になれば… 退所後に待つ厳しい現実」
神戸新聞(10/7(日) 15:30配信)
☆ 記事URL:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181007-00000009-kobenext-l28
「光が当たってほしい。理解してもらうのは難しいかもしれないけど」
ベテラン職員の大庭英樹が、切実な思いを口にした。施設を出た後の子どもたちのことだ。頼れる親がいなくても、原則18歳になれば退所しなければならない。
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児童養護施設「尼崎市尼崎学園」(神戸市北区)の子の半数は軽度の知的障害や発達障害、それに似た特性がある。コミュニケーションが苦手だったり、冗談が通じなかったり。「一見、障害があるって分からず、社会では変わった人と見られる」。そんな子たちは、トラブルや壁にぶつかったとき、自分一人で乗り越えることが困難だ。お金の管理など、生活するには大人の支援が必要となる。
そのため退園後の進路は限られ、障害者が共同で生活するグループホームに入ることになる。
何とか仕事に就けても、多くは障害者雇用で非正規。給料は上がらず、ステップアップがないまま年齢を重ねる。そもそも給料だけでは暮らせず、生活保護に頼るケースがほとんどだ。自由に使えるお金はほとんどなく、所帯を持つことも難しい。それでも、専門性を持った職員が支えてくれるグループホームは生活が安定し、安心して送り出せるという。
「一番厳しいのは、障害の手帳はなくてもグレーゾーン、もしくは社会にうまくなじめないケースなんです」
20年ほど前の児童養護施設は中卒で退所し、働き始める子がほとんどだった。子どもたちが不安定な状態でも、社会に出した。多くは仕事を転々とし、犯罪に手を染めた子もいる。行方不明。自殺。嫌というほど見てきた。
どんな背景があっても、世間では単に「続かない子」と見られた。「私たちの力不足もあった」。悔恨がにじんだ。
(敬称略、子どもは仮名)
記事は岡西篤志、土井秀人、小谷千穂、写真は風斗雅博が担当します。
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