国民を民主主義的に12歳のままとどめておきた方針の日本は、メディアへの警戒の仕方を教えなかった。国家への警戒の仕方を教えなかった。日本国土に米軍がいることへの疑いを持たせなかった。資本主義の功罪について考えさせなかった。日本の国民は今ようやくネットを通してそれらを学ぶ機会を得た。
つい最近まで民主主義的に12歳だった日本国民は、今でもまだ少年のままかもしれない。でも、ここ数年、変な変節の仕方をした民主党政権と、12歳のままの政治家集団であることを露呈した自民党政権と、そしてネットに流れるマスコミとは違う情報のおかげで、違う世界が見え、そして少し成長した。
米軍がかつての天皇の代わりに君臨する今の日本の問題は、そうは言っても米国の問題じゃない。それはあくまで「日本の問題」で、それを解決するのは日本国民の他にない。日本国民一人ひとりが12歳から成長しないと日本人は誰からも日本を取り戻すことはできない。でも成長するきっかけはできた。
日本人を無垢な12歳のままとどめたのは、その方が都合のいい人たちが、日本国民を民主主義の担い手として育てようとしなかったからだという気がしている。天皇に対する忠誠を米国に対する忠誠に置き換えたような今の日本の在りようを作った人たちは、国民に気づかれないように国民を甘やかした。
民主主義的に12歳のまま国民を据え置くという方針で作られた国では12歳のままでも政治ができ、12歳のままでも選挙ができ、12歳のままでもなれる教師が12歳のまま育つ子供を教える国になった。報道番組は12歳の子供に適したものになり、何も考えなくても民主主義的気分に浸れる国になった。
日本国民を民主主義的に12歳の子供のままにしておくことは、日本人にとっては簡単なことだった。江戸時代からの事なかれ主義と忠誠心をそのままにしとくだけだった。だから成長する方がはるかに難しかった。成長させたくない人たちは、民主主義を上から与え、疑いを持たせないようにするだけだった。
日本人にとって「上」とは天皇と米国のことだったから、そこから下された「民主主義」を国民は受け入れた。でもそれは個人から湧き起こったものではなかった。個人に端を発しない民主主義なんて変だけど、上から与えられたものに「民主主義」という名前が付いているというのが日本の民主主義だった。
民主主義的に12歳の日本国民を成長させるということは、個人が自分のしたいことを見つけ、その個人の夢の実現を助ける政府に与える具体的なタスクを考え、タスクを実行するための法律を議員に作らせ、その法を使って政府に仕事をさせる、その「個人」を育てることだった。それを日本は怠ってきた。
マッカーサーは占領後日本人に接してみて、日本人は民主主義という点でまだ12歳の子供だと言った。それはこの後日本人が民主的に成熟していくだろうという期待を込めてそう言ったんだけど、日本人はその期待に反してつい最近まで12歳のままだった。今ようやくそこから少し成長しようとしている。
@gyonikunet 降雪写真は、合成なようでした。 *blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/560…
丹羽前中国大使 “国民のお金でばくちいけない”
「官僚の方が経済のことも知らないのに株をやって、人の金だからって勝手にやって、彼らは職も失わない、給料も減らない。そういう人が株をやってはいけない」
excite.co.jp/News/politics_…
?その通りや!
安倍政権が年金を原資とする運用拡大したことについては当初からリスクが高いと観られていたわけなんだが、今年に入ってたった2週間で、7.4兆円近くも損失出してたのか。
RT 公的年金再び運用損? "ウソ"か"無能"か #BLOGOS blogos.com/outline/155202/
サンデーモーニングで青木理さん、緊急事態条項について。
「首相に権限を一任するという事に近い極めて危険な条項。世界の成文憲法を持っている国にはこの条項があるというがそんなことはない。非常に危険な、改憲の突破口と考えた方がよい」 pic.twitter.com/naSWKdn2Yi
八王子市長選挙を広報しない八王子市
1月24日に市長選が実施されるのに、当該月の市広報1月15日号で、13ページ欄外に投票日を掲示しただけ。市民が知らないうちに市長選を済ませようという魂胆か?事実、ほとんどの市民が市長選を知らない pic.twitter.com/TL7mY7umCy
人間は安心感がなければ甘えることはできない。見捨てられる不安がある限りは人は甘えることはできない。俗にいう手のかからない子、よくお手伝いをするよい子はいつも見捨てられる不安があったのである。あるいは自分を保護してくれている人のご機嫌をいつも恐れていたのである。
(d3)
我が子を「親に甘える子」に育てられたら、自慢していいのですよ、お父さん、お母さん! goo.gl/eC9l4K
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