20120924 [1/2]たね蒔きジャーナル「原発と愛国心と右翼」
一水会顧問の鈴木邦男氏が
「愛国心」の問題を
取り上げていらっしゃいます。
僕も実は、右翼です。
しかも筋金入りのつもりですよ。
ただ、ブログで
「在日朝鮮人に日本国籍を認めるべき」とか、
あるいは、
「君が代を強制するな」とか
主張した際、
「このアホサヨ」と
罵るコメントを多数、頂きました
(「URLぐらいは書いてこいよ、臆病者めが」としか
受け取れませんでしたが)。
そんなこんなで、
僕の右翼的心情を理解できる
右派はいない
と諦めていましたところ、
鈴木邦男氏ような方がいると知って、
大変に驚きました。
この人の指摘する
「愛国心を言う人達の心に愛がない」
という点は、
まったくその通りです。
たとえば、
「絆」を語りたがる人に
「絆」を大事にする心がないのに似てます。
偽善は、
右翼であろうと、
左翼であろうと退けます。
その点では、
行動の軸足が置かれている場所は、
ここ、日本だから、なんですね。
なお、この人の言葉で
なるほどと納得できたのは、
公害を
告発した運動の担い手にふさわしいのは、
2・26事件を見ても
分かるように
右翼なんだという主張です。
小出裕章氏が
尊敬する人として名を挙げられる
足尾鉱毒事件の告発者、
田中正三も
天皇に直訴したという
抗議の仕方からして右派でしょ。
そういうこと、
考えさせられました。
ところで、
僕は、昔から人に異論を唱えられ
イライラすることの一つに
「あなたは、左翼だろ。しかも極左・・・」
という批判があります。
この場を借りて、
まとめて反論しておきます。
なぜ、僕が右翼か、
それは思想の根幹に唯物論が
ないからです。
ただ、マルクスは、立派と思います。
彼が口にした
「僕はね、マルクス主義者じゃないよ」
というテーゼを
自称マルクス主義者達は、
噛みしめるべきと思っているぐらいです。
しかし、自称左翼に
マルクスに匹敵するような
心構えを
持ち合わせている人が
ほとんどいないんじゃないですかね。
そこが問題です。
僕が
左翼中の左翼と考え軽蔑しているのは、
東電会長だった勝俣恒久です。
一言で言って
下衆!
こいつの心の真ん中には
金しかないでしょ。
それでいいと考えるのが
左翼ではないか・・・――。
誤解がありますかね。
だから
「いまの政治家は主体性がない。領土問題もそう。向こうに行って談判する勇気がない。日本の安全圏にいて、やっつけろ!とか戦え!と言うのは、無責任。」
という鈴木氏の観点は、
金銭的なものを
度外視できうる本物の右翼ならばこその
言葉と思えました。
左翼だったら、こうはならないです。
だって、領土権を主張しに
中国までいったら、
交通費がかかるでしょ?
見返りがないものへの
出費をしないのが彼らの主義信条だからです。
最後に一言。
学びがありました。
僕も9条は、
現時点で改正すべきじゃないと考えていました。
それに言葉を与えて
頂きました。
――9条は、3つの縛りを掛けたうえで検討すべき。「核武装しない」「徴兵制はしない」「海外派兵はしない」。自衛隊を認めるなら、国防軍にしないで自衛隊として認めたら良い。それだけしないと危ない。何処までいくかわからない。――
からだということです。
是非、アップした
ラジオ番組、最後まで聴いて下さい。
途中で切れているようですが、
続きは、
こちらです。
20120924 [2/2]たね蒔きジャーナル「原発と愛国心と右翼」
なお、書き起こしを
して下さっているサイトがあります。
最後に、
そちらを紹介しておきます。
☆ サイト「いるかちゃん~子どもを守れ!マスコミ監視」
記事URL:http://blog.livedoor.jp/irukachan2009/archives/51855718.html
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