のんきに介護

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安倍某 / 「世の中から非正規という言葉をなくしたい」

2016年07月02日 23時58分17秒 | 経済生活
山下芳生‏@jcpyamashita さんが

タイトルにあるような

安倍某の発言を聞き、次のように述べておられる。

――耳を疑った。世の中にこれほど非正規を増やしたのは自民党ではないか。去年、派遣法改悪で、派遣労働は「原則1年、最大3年」というルールを壊し、「生涯派遣」「正社員ゼロ」に道を開いたのは安倍首相ではないか。撤回してから言うべきだ。〔18:52 - 2016年7月2日 〕——

しかし、

「非正規という言葉をなくしたい」

というのは、

文字通りの意味ではないかと思う。

「非正規」に

当たる労働形態はあってよい。

その呼び名が否定的に使われているので、

それを変更したいのだろう。

彼にすれば、

岩盤のように厚い労働法制を

打ち砕いたのは、

彼にあって数少ない業績だ。

それなのに、

「非正規」の「非」は、

消極的に「~でない」という表現法だ。

これだと、

普通でないというニューアンスが入り込んでいて、

歓迎されていない、

だからぶっちゃけた話、

もっと耳障りの良い言葉に変更して欲しいってことだろう。

たとえば、

「火の玉労働」とかでもよいなどと

考えてそうだ。

とにかく、

「非正規」

という言葉を廃止したい。

そうしたら、

皆が実質、非正規以外の何物でもない働き方でも

喜んで受け入れる

と期待しているのではあるまいか。

実際、

安倍政権を許せば、

「非正規」

という働き方、

4割から、

7割、8割と増えていくだろう。

そして気が付けば、

「非正規」

という呼称は

失くなっているかもしれない。

憲法を破壊して

「国民主権」や「人権」という言葉が使用されなくなれば、

戦後がなくなる

すなわち、戦後を脱却できるという

考え方と平仄が合う。




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