山側地下水から検出された
トリチウム濃度に変化が見られます。
下記、読売新聞によると、
4日 ゼロ
5日 ゼロ
9日 29,000ベクレル
10日 64,000ベクレル
となってます。
急上昇です。
原因は、
汚染水を貯蔵している
タンク底部のコンクリートが
割れ、
そこから汚染水が
漏れ出しているのではないでしょうか。
放射性物質は比重が高く、
大変に重いです。
底部が
普通の水を貯蔵する要領で設計されたすれば、
脆弱性があって当然です。
今や福島原発は、
「アンダーコントロール」ではなく、
いよいよ「制御不能」状態に陥り始めています。
マスメディアは、
戦前さながらに政府情報の垂れ流しをして
現実を見ようとしてません。
■資料-1
「山側地下水から高濃度トリチウム…福島第一原発」
読売新聞 9月11日(水)21時13分配信
☆ 記事URL:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130911-00001127-yom-sci
東京電力は11日、福島第一原子力発電所の汚染水300トンが漏れたタンク1基の周辺の地下水から、放射性物質のトリチウムが法定許容限度(1リットルあたり6万ベクレル)を上回る同6万4000ベクレル検出されたと発表した。
東電は、「汚染水が地下水まで達した可能性がある」と説明。今後、地下水汚染が拡大すれば、汚染水対策の見直しを迫られる可能性がある。
東電によると、高濃度のトリチウムが検出されたのは、先月19日に汚染水漏れが確認されたタンクから北に約20メートルの位置にある井戸で、建屋よりも山側にある。今月4、5日の検査では検出されなかったが、9日には同2万9000ベクレル、10日には同6万4000ベクレルに急上昇した。東電は先月、汚染水がたまったタンク周辺の表土を約1メートル掘って回収したが、濃度が急上昇した原因は不明という。
■資料ー2
「瀬戸際の汚染水処理 福島第一上空ルポ」
東京新聞(2013年8月23日 朝刊)
☆ 記事URL:http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013082302000127.html
原子炉を冷やした後の処理水が地上タンクから、三百トンも漏出する事故が起きた東京電力福島第一原発の上空を、本社ヘリ「おおづる」で飛んだ。
来るたびに森が削られ、タンク群があちらこちらに増えていく。主力は漏れが起きたボルト締めタンクだ。そこに二十二万トンもの高濃度のストロンチウムを含んだ処理水が入っている。
一週間で完成するため、タンク増設には都合がいいが、継ぎ目が弱い弱点がある。新たに漏れの疑いのあるタンクも見つかった。対応を誤れば、破綻状態の汚染水処理は、まさに危機を迎える。
上空約千メートルから、本社ヘリ「おおづる」で高濃度のストロンチウムを含む汚染水がタンクから漏れた東京電力福島第一原発の現場を見た。
国際的な事故評価尺度で最悪のレベル7の事故が起きた敷地で、新たな事故が起き、五番目のレベル3と評価されようとしている。
汚染拡大を防ぐため、周辺には土盛りがされ、遮水シートがかぶされていた。しかし、タンク群から数十メートルしか離れていない所に排水溝が見えた。溝に流れ込んでいれば、あっという間に堤防もない外洋に達する。
現場では新たな事故に対応する一方、日々四百トン増える汚染水をためるタンク増設、海近くのトレンチ(地下トンネル)にたまる高濃度汚染水の漏出防止-。同時並行で危機対応を迫られる。小さく見える作業員たちの苦労を思った。
帰りの機内で、作業員から半年前に聞いた話に仰天したことを思い起こした。
「あのタンク、溶接していないって知ってました?」
その話をきっかけに取材、漏れが起きたタンクは今後三年内に止水が甘くなって大改修を迫られ、東電の汚染水貯蔵計画の破綻は必至、と報じた。しかし、現実はもっと厳しかった。 (山川剛史)
トリチウム濃度に変化が見られます。
下記、読売新聞によると、
4日 ゼロ
5日 ゼロ
9日 29,000ベクレル
10日 64,000ベクレル
となってます。
急上昇です。
原因は、
汚染水を貯蔵している
タンク底部のコンクリートが
割れ、
そこから汚染水が
漏れ出しているのではないでしょうか。
放射性物質は比重が高く、
大変に重いです。
底部が
普通の水を貯蔵する要領で設計されたすれば、
脆弱性があって当然です。
今や福島原発は、
「アンダーコントロール」ではなく、
いよいよ「制御不能」状態に陥り始めています。
マスメディアは、
戦前さながらに政府情報の垂れ流しをして
現実を見ようとしてません。
■資料-1
「山側地下水から高濃度トリチウム…福島第一原発」
読売新聞 9月11日(水)21時13分配信
☆ 記事URL:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130911-00001127-yom-sci
東京電力は11日、福島第一原子力発電所の汚染水300トンが漏れたタンク1基の周辺の地下水から、放射性物質のトリチウムが法定許容限度(1リットルあたり6万ベクレル)を上回る同6万4000ベクレル検出されたと発表した。
東電は、「汚染水が地下水まで達した可能性がある」と説明。今後、地下水汚染が拡大すれば、汚染水対策の見直しを迫られる可能性がある。
東電によると、高濃度のトリチウムが検出されたのは、先月19日に汚染水漏れが確認されたタンクから北に約20メートルの位置にある井戸で、建屋よりも山側にある。今月4、5日の検査では検出されなかったが、9日には同2万9000ベクレル、10日には同6万4000ベクレルに急上昇した。東電は先月、汚染水がたまったタンク周辺の表土を約1メートル掘って回収したが、濃度が急上昇した原因は不明という。
■資料ー2
「瀬戸際の汚染水処理 福島第一上空ルポ」
東京新聞(2013年8月23日 朝刊)
☆ 記事URL:http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013082302000127.html
原子炉を冷やした後の処理水が地上タンクから、三百トンも漏出する事故が起きた東京電力福島第一原発の上空を、本社ヘリ「おおづる」で飛んだ。
来るたびに森が削られ、タンク群があちらこちらに増えていく。主力は漏れが起きたボルト締めタンクだ。そこに二十二万トンもの高濃度のストロンチウムを含んだ処理水が入っている。
一週間で完成するため、タンク増設には都合がいいが、継ぎ目が弱い弱点がある。新たに漏れの疑いのあるタンクも見つかった。対応を誤れば、破綻状態の汚染水処理は、まさに危機を迎える。
上空約千メートルから、本社ヘリ「おおづる」で高濃度のストロンチウムを含む汚染水がタンクから漏れた東京電力福島第一原発の現場を見た。
国際的な事故評価尺度で最悪のレベル7の事故が起きた敷地で、新たな事故が起き、五番目のレベル3と評価されようとしている。
汚染拡大を防ぐため、周辺には土盛りがされ、遮水シートがかぶされていた。しかし、タンク群から数十メートルしか離れていない所に排水溝が見えた。溝に流れ込んでいれば、あっという間に堤防もない外洋に達する。
現場では新たな事故に対応する一方、日々四百トン増える汚染水をためるタンク増設、海近くのトレンチ(地下トンネル)にたまる高濃度汚染水の漏出防止-。同時並行で危機対応を迫られる。小さく見える作業員たちの苦労を思った。
帰りの機内で、作業員から半年前に聞いた話に仰天したことを思い起こした。
「あのタンク、溶接していないって知ってました?」
その話をきっかけに取材、漏れが起きたタンクは今後三年内に止水が甘くなって大改修を迫られ、東電の汚染水貯蔵計画の破綻は必至、と報じた。しかし、現実はもっと厳しかった。 (山川剛史)
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