のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

同じタイプの御影石が墓標となり、敷石となる可能性

2012年03月07日 23時23分25秒 | Weblog

今日はね、外出。

ただ、行った先の道路が狭く、

何度か路上の真ん中に

よろよろと弾き出されそうになり、

困りました。

その度、

自分の平衡感覚が怖くなり、

壁づたいに歩くように調節しました。

交通事故が頭を掠めた、

その時でした。

足元の側溝を御影石で覆っている

ところに出ました。

普通、敷石は、光ってないでしょ?

でも、そこの御影石で作った敷石は、

顔が写るほど

つるつるのピカピカです。

他の場所は、

歪んだ鉄板を敷いてあるだけです。

辺りを見渡すと、

墓石屋がありました。

(あ~、なるほどな。このお店が提供の石や。そりゃ光るわ)

店内には、磨かれたお墓が

幾つもありました。

御影石という、言うならば、

墓石屋の“私物が公共用物化”されていたわけですね。

ただ、あまりに磨き込んであるため、

もし、雨降りの日、

この御影石の上ですべって転んで、

車にひかれ、

おっちんじゃう運命

(縁起悪いこと言うでしょ? 趣味です)

というのは、

十分にありえる

想定内の出来事ですね。

そしてその結果、

事故の原因となった

つるつるの石と、

期せずして成分の比率が

ほとんど同じ素材である墓石により

墓が建てられる

事態に、

立ち至る可能性があります。

一体、その可能性が

どれほどの確率なのか、

考えないわけには行きませんでした。

5%ぐらいでしょうか、

ドクター中川?

そのような事態になった場合、

「申又之霊位、ここに眠る」

ではなく、

「申又之霊位、これによって眠る」と

未来永劫、墓石のメッセージを、

墓の上に立って

僕は読み替えることでしょう。

この場合の

“これ”とは、もちろん、墓石のことです。

というようなわけで、

今日は、いろいろとある墓石のデザインサイトを、

最後に紹介します。

ちょっと切なくなる家族愛の形が

垣間見れます。


☆ 全優石


さて、このサイトに紹介されてある

墓石の逸話を読んでいて、

墓標と敷石は別物じゃないな、

と思いました。

墓の石って

送る人の愛情がぎゅって詰まってます。

だからこそ、その愛情に包まれて、

天へと誘う階段みたいなものなんでしょう。

とすると、墓標は、つまり、

あの世に辿りつくための目印ってことで、

どんな御影石も

墓石となる限りは、

墓標であると同時に、100%あの世へと続く敷石なんですな。

そういう風に理解しました。

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