のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

新国立競技場 コスト確認せず決定か

2015年07月11日 10時04分04秒 | オリンピック
新国立競技場 コスト確認せず決定か

(下記〔資料〕参照)。

安藤忠雄は、

自分の名声が傷つくのを恐れ、

このままトンズラみたいだ。

卑怯な野郎だ。

みんな、見てるぞ!!

早く出てきて釈明しろ――

と思っていた。

しかし、安藤一人を責めるのは

お門違いだろう。

山崎 雅弘‏@mas__yamazaki さんが

次のように指摘される。

――五輪競技場問題はいよいよ「森喜朗のインパール作戦」の様相を呈してきた。森喜朗氏の個人的な人脈で意志決定がなされる。合理的判断はなく、森喜朗氏周辺の関係者の面子と威信が優先される。作戦継続に必要な兵站(補給)維持の見込みも全然立たないのに、見切り発車と希望的観測で作戦が決行される。〔13:42 - 2015年7月8日 〕――

安倍某は、

早くも新国立競技場の失敗を見越して

すでに

言い訳を用意している。

いわく、民主党時代に決まったこと云々

(下記〔資料-2〕参照)。



☆ 記事URL:http://www.huffingtonpost.jp/2015/07/10/new-national-museum_n_7774166.html?ncid=tweetlnkjphpmg00000001

最終的には、

他人に罪をなすりつける算段があるので、

したい放題をさせてもらうということなんだろうか。

「国民が私を選んだ」

というセリフとどっかで似ている。

民主党が

ザハ案を選んだ。

それは私が好むところの案だから

やり切らせて頂く、

というわけだ。

自分がオリンピック招致のときに

吐いた嘘などは、

棚上げだ。

詩路(きものさん)@farao_siro さんによると、

――独裁の常套句は「運命に従う」「これしかない」「悪くても代わりがない」「この道しかない」等の自由の選択肢を消して、「必然性」に政治選択肢を落とし込むことである。〔13:36 - 2015年7月10日 〕――

という。

実際、安倍某にとって民主党の成果など

何一つとして、

認めたくなかったはずだ。

ザハ案だけ、

どうして卓袱台返しをしなかったのか、

説明が必要だ。

政権交代したのだから

ひっくり返すという選択肢があったはずなのだ。


〔資料〕

「新国立競技場 コスト確認せず決定か」

   NHKニュース(7月10日 15時14分)

☆ 記事URL:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150710/k10010146211000.html

改築費が2520億円に膨らんだ国立競技場について、デザインを決める最初の審査の過程で、技術的に建設が可能かどうかチェックされたものの、設定したコストに収まるのかどうかの確認は、事実上行われずに決まった可能性が高いことが関係者への取材で分かりました。

新国立競技場のデザインは2020年東京オリンピック・パラリンピックの招致活動が行われていた3年前の7月、競技場を運営するJSC=日本スポーツ振興センターが、「総工事費は1300億円程度を見込む」と設定して募集し、応募した人たちもこの金額に収まることを示していたということです。
このあと、建築家の安藤忠雄さんを委員長とする審査委員会が3回開かれ、46の応募作品からイラク人女性建築家のデザインに決まりました。
この過程では、1回目の審査委員会のあとに委員会のメンバーとは別の専門家たちによる「技術調査」が行われました。この際に、それぞれのデザインで技術的に建設が可能かどうかのチェックはされましたが、設定したコストに収まるかどうか確認していなかったことが、関係者への取材や当時の資料から新たに分かりました。
さらに、委員会の議事録や当時の審査委員への取材によりますと、その後の審査では一部の委員からコストを懸念する声があったものの、複数の審査委員が「技術調査」でコストの確認も同時に行われていたと思ったということで、最後は、オリンピック招致のためのインパクトを優先して今回のデザインが選ばれたと見られています。1300億円と設定されたコストの確認が事実上されないまま、デザインが決まった可能性が高く、その後金額が二転三転した要因になったとみられます。


〔資料-2〕

「新国立競技場について安倍首相「民主党時代に決まったこと」」

   The Huffington Post (2015年07月11日 10時55分 JST )

☆ 記事URL:http://www.huffingtonpost.jp/2015/07/10/new-national-museum_n_7774166.html?ncid=tweetlnkjphpmg00000001


安倍首相が7月10日の衆院特別委員会で、新国立競技場のデザインについて「民主党政権時代に決まったこと」だと述べた。民主党の辻元清美議員の質問に答えた。

この日、辻元氏は「安保法制を押し切ろうとする姿と、新国立競技場を突き進めようとする安倍政権の姿勢がダブってみえる」と指摘。「新国立競技場は見なおしたほうがいいのではないか」と質問した。

これに対して安倍首相は「オリンピックを誘致する際に、国際コンペをやってザハ案というのが決まった。国際コンペをやると約束し、監修権等をザハさんに与えると決まったのが2012年11月、我々が政権につく前のことだ。事実として述べると、民主党政権時代に、ザハ案でいくということが決まり、オリンピックを誘致することが決まった」と述べた。

さらに安倍首相は、「その後、コストがかさむことがわかってきた。確かに費用がかさみ、多くの国民もそう思っているのではないかと思う。私も、『どうなんだ』と事務方に問い合わせた。しかし、この案をやめて新たに国際コンペを行ってデザインを決めることをやっていては、2019年のラクビー・ワールドカップに間に合わないし、2020年の東京オリンピックにも間に合わない可能性が高いという報告を受けた」と答弁した。

新国立競技場はもともと、約1300億円の整備費で建設されることになっていたが、コンペで選ばれたザハ・ハティド氏の案では3000億円以上かかることが明らかになり、2014年にJSCが大幅に規模を縮小し、1625億円規模の修正案を公開。後に資材高騰などが影響し2520億円かかることが判明したが、結局、このまま建設されることが決まっている。



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