のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

愚かな首相のために一歩、また一歩と縮められる日本包囲網

2013年12月31日 23時34分26秒 | Weblog
安倍首相の靖国神社参拝につき、

中国の王毅(ワン・イー)外相とロシアのラブロフ外相が

電話会談したと言います。

会談の中身は、

(1)安倍総理の参拝は、戦後の国際秩序への挑戦である。

(2)戦後の正義と秩序を守ることは、国連常任理事国〔戦勝国)の責任であり義務である。

(3)日本の誤った歴史観を正す

の3点だったようです。

「日本非難決議案」を成立させる動きが

出ているようです。

もし、安保理・国連総会で対日非難決議案が上程された場合、

米国が拒否権を行使するか否かの

選択を迫られます。

もし、判断を放棄、すなわち、棄権すれば、

世界は米国が日本を見放した

と見ることでしょう

(NEVADAブログ「動き出した靖国包囲網(ロシア・中国外務大臣)」参照)。

ラッセル国務次官補が指摘したように、

靖国神社に参拝などすれば、

「日本の評判を落とし、日本のアジアにおける影響力低下を招く」

という事態が

現実化せんとしています。


〔資料-1〕

「安倍首相靖国参拝:中露外相電話協議『歴史観正す』で一致」

   毎日新聞 (2014年01月01日 00時10分)

☆ 記事URL:http://mainichi.jp/select/news/20140101k0000m030127000c.html


 【北京・西岡省二】中国の王毅外相は30日夜、ロシアのラブロフ外相と電話協議し、安倍晋三首相の靖国神社参拝について話し合った。国営新華社が伝えた。中国は日本包囲網を築きたい考えとみられ、各国に対して安倍首相への非難に同調するよう求めている模様だ。王氏は31日夜、韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相とも電話協議する。

 王氏はラブロフ氏に「中国とロシアは世界反ファシスト戦争の勝利国であり、国連安全保障理事会の常任理事国として国際正義と戦後の国際秩序を共同で守るべきだ」と主張。ラブロフ氏も「ロシアの立場は、中国と完全に一致する」と応じた。

 また、王氏は靖国参拝を「平和を愛好するすべての国と国民による強い警戒を引き起こす」と指摘。ラブロフ氏も「日本が歴史観を正し、地域の緊張を激化させる行動を取らないよう促す」との立場を訴えたという。

 王氏は30日、ドイツのシュタインマイヤー外相や、ベトナムのファム・ビン・ミン外相ともそれぞれ電話で協議した。

 中国は韓国との連携も強めている。朴槿恵(パク・クネ)韓国大統領が安倍首相の靖国参拝を念頭に「一流国家の評価を受けられない」と発言した点について、中国外務省の華春瑩(か・しゅんえい)副報道局長は31日の記者会見で「韓国との意思疎通を図りながら、歴史の正義と北東アジアの平和と安定を共同で維持する」と「中韓連携」を強調した。



〔資料-2〕

「中ロ外相が靖国参拝批判 歴史問題での共闘確認」

   沖縄タイムス(2013年12月31日 05:32)

☆ 記事URL:http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=59862

 【北京共同】中国の王毅外相とロシアのラブロフ外相は30日、電話会談し、安倍晋三首相による靖国神社参拝を共に批判した上で、歴史問題で共闘する方針を確認した。中国外務省が31日までに明らかにした。

 王氏は「安倍(首相)の行為は、世界の全ての平和を愛する国家と人民の警戒心を高めた」と批判。「(中ロ両国は)反ファシスト戦争の勝利国として共に国際正義と戦後の国際秩序を守るべきだ」と、歴史問題で共闘するよう呼び掛けた。

 ラブロフ氏は「靖国神社の問題ではロシアの立場は中国と完全に一致する」と応じた。(共同通信)


〔資料-3〕

「中ロ外相、安倍首相の靖国参拝めぐり電話会談 」

   TBSニュース(2013年12月31日(火) 17時16分)

☆ 記事URL:http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2093036.html

 中国の王毅外相とロシアのラブロフ外相が30日、安倍総理の靖国参拝をめぐり、電話会談を行いました。

 王毅外相は「安倍総理の行為は世界の全ての平和を愛する国家と人民の警戒心を高めた」と指摘。これに対し、ラブロフ外相は「ロシアの立場は中国と完全に一致する」と応じたということです。

 王毅外相はこの日、ドイツとベトナムの外相とも電話会談を行っていて、靖国参拝を批判する国際世論作りのため、外交攻勢をかける狙いがあるものとみられます。(31日11:04)


〔資料-4〕

「中露外相が参拝批判 歴史問題での共闘確認」
    
   産経ニュース(2013.12.31 07:48 )

☆ 記事URL:http://sankei.jp.msn.com/world/news/131231/chn13123107490001-n1.htm

 中国の王毅外相とロシアのラブロフ外相は30日、電話会談し、安倍晋三首相による靖国神社参拝を共に批判した上で、歴史問題で共闘する方針を確認した。中国外務省が31日までに明らかにした。

 王氏は「安倍(首相)の行為は、世界の全ての平和を愛する国家と人民の警戒心を高めた」と述べ、参拝を批判。その上で「(中露両国は)反ファシスト戦争の勝利国として共に国際正義と戦後の国際秩序を守るべきだ」と述べ、歴史問題で共闘するよう呼び掛けた。

 ラブロフ氏は「靖国神社の問題ではロシアの立場は中国と完全に一致する」と応じ、日本に対し「誤った歴史観を正すよう促す」と主張した。(共同)



〔資料-5〕

「靖国参拝、安倍首相がアメリカの失望を予測できなかった理由 」

   HUFF POST:朝日新聞社提供(2013年12月28日 10時45分)

☆ 記事URL:http://www.huffingtonpost.jp/2013/12/27/abe-yasukuni-shrine_n_4510119.html

 安倍晋三首相の突然の靖国神社参拝から一夜明け、批判や懸念の声が世界に広がった。「失望」を表明した米国、「遺憾の念」を示したロシア、「慎重な外交」を求めた欧州連合(EU)――。日本への逆風は中国、韓国にとどまらず、国際社会で孤立感が深まっている。

 「日本包囲網」が瞬く間に形成された背景には、首相が靖国参拝をごく限られた側近だけと決めたことがある。「参拝を歓迎する人たちの旭日(きょくじつ)旗に囲まれるわけにはいかない」(政権幹部)と事前の情報漏れを防ぐことを優先させたため、外交当局を交えて関係国の反応を十分吟味しなかった。首相秘書官の一人は26日の参拝直前、「官邸で首相がモーニングを着ていたので驚いた」と明かした。

■日米防衛相の電話協議中止

 安倍政権が外交の柱に掲げた日米同盟の強化は参拝を境に暗雲が立ちこめた。27日、沖縄県の米軍普天間飛行場の移設先である名護市辺野古埋め立ての知事承認に絡み、小野寺五典防衛相と米国のヘーゲル国防長官が電話協議をする方向で調整が進んでいたが、都合が合わないとして急きょ中止になった。

 関係者は「靖国参拝が影響したかわからない」と歯切れが悪い。

 首相の参拝を機に対応に追われる外務、防衛両省内に無力感が広がっている。


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1 コメント

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羞恥心 (星の王子様)
2014-02-04 05:15:33
ワンイー外務大臣もそうだけど、羞恥心の文化は中国共産党や韓国には存在しないんだろうな。なんでわかってるくせに嘘ばかり言うんだろう?恥ずかしくないのかな?
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