のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

百田尚樹氏 / 「(あれは)私的な会合での軽口」

2015年06月28日 02時20分15秒 | 安倍某とそのお友達
標題にある

「あれ」が指すのは、

「沖縄の二つの新聞はつぶさなあかん」

という発言だ。

これをもって釈明というなら、

何だって、

釈明できてしまう。

恐らく、

どんなヘイトスピーチだって

「軽口」で

済んでしまうだろう。

問題は、

自民党の議員が

企画した

勉強会において発生した。

その問題の根深さは、

小沢一郎(事務所)@ozawa_jimusho さんが

――自民党はこの問題について、会を主催した青年局長を更迭することで早々に幕引きを図りたいようです。しかし、この会は勇ましい発言でさぞかし盛り上がり、百田氏の新聞社をつぶせ発言もその場では拍手喝采だったのでしょう。それこそが現実であり、問題なのです。一人を更迭して済む問題ではない。〔16:50 - 2015年6月27日 〕――

と指摘される通りだ。

おぞましいな。

嘘を語り、

デマの素を垂れ流し、

他人の言動に圧力を加えながら、

被害者面をして

「非公開の会合で、雑談の中で飛び出した」と語る。

言いたいことをもっと叮嚀に言えば、

ツイッタ―上での、

次のような発言になるのか。

――もし今回の発言で、私が謝罪させられたり、社会的に葬られたりしたら、今後、内輪の席であっても、誰も「○○新聞はつぶれろ」と言えなくなるなあ。
密告や盗み聞きで、その発言が新聞社に知られると、大変なことになる。
新聞社の悪口を言えば、社会的に抹殺される時代がくるかも(^_^;)〔20:05 - 2015年6月27日 〕――

(TL上で「鍵が開いてる」という誰かのツイートがあり、実際、百田氏のアカウントを覗きに行ったら鍵が開いていた。それで、このツイートを転載させて頂いた。なぜ、百田氏が急に鍵を開ける気になったのか。言論が武器になるという一つの例証だな)

しかし、そもそも

記者も聴講できる会場で

何が

盗み聞きだ

(「盗聴」という言葉も使うんだっけか?)。

そもそも「釈明」という言明自体が冗談ではないか、

それも、とびきりブラックの。

よしんば、

秘密の会合との認識があったとして、

そんな品のない

「軽口」を言わなければ場が盛り上がらない

“勉強会”に、

なぜ、顔を出したのか、その説明をすべきだろう。

もう一度、アップしておいてやろう。

これが

軽口言っている顔か。





作家で同業者の

松井計‏@matsuikei さんがこんなツイート。

――どうしてここまで見苦しく言い訳をしなければいけないんだ。信念を持って話したことじゃないのか?言論人の旗をも下ろすつもりか?私には理解不能だよ。⇒百田尚樹氏:発言は「飲み屋でしゃべっているようなもの」 - 毎日新聞 http://mainichi.jp/select/news/20150628k0000m040064000c.html …〔23:56 - 2015年6月27日 〕――

――百田さんは議員ではなく、言論人なんだから、たとえ批難を浴びても、ご自身の信念に基づいての発言であれば、堂々としてればいいんだよ。言葉足らずの点があるなら、そこをきちんと説明すればよろしい。なのに氏のやり方は、徹頭徹尾言い訳であり、他者への責任転嫁だ。自分が情けなくはならないのか?〔0:13 - 2015年6月28日 〕――

百田氏、

至る所で床屋談義ならぬ居酒屋談義をしている。

こんな卑劣な軽口、

一体、どんな神経していればできるのだろうと思う。

たとえば、

6月27日「朝日新聞」の記事によれば、

百田尚樹には

「米兵が犯したレイプ犯罪よりも、

沖縄人自身が起こしたレイプ犯罪の方が、はるかに率が高い」

という仰天発言もある。


転載元:盛田隆二‏@product1954 さんのツイート〔13:57 - 2015年6月27日


転載元:同上

他方で、まだ、

こう言い張る自民党の幹部もいる。


転載元:ひろみ‏@hiromi19610226 さんのツイート〔20:53 - 2015年6月27日

その後、

話題が沸騰しそうと見るや

朝日のインタビューに答えて「冗談のつもりで、本意ではない」と答えたわけだ。

愚劣だ、

と盛田隆二‏@product1954 氏が述べている

(同氏ツイート〔13:57 - 2015年6月27日 〕)。

その通りと思うな。

しかし、思うに、

本物の酒の入る宴の場では、

百田は、

案外に話の聞き役かもしれない。

下の画像を見て欲しい。


転載元:安倍とネトウヨは日本にイラネ @ROCKUJAPAN3 さんのツイート〔14:15 - 2015年6月26日

ねっ、聞き役をやってるよね?

誰かさんの“軽口”を聞き過ぎてああなったのだと考えたら、

ちょっとは許せる気になった。


〔資料〕

「百田氏「私的な会合で軽口」 」

   時事通信(2015/06/27-20:45)

☆ 記事URL:http://www.jiji.com/jc/zc?k=201506/2015062700282&g=pol

 作家の百田尚樹氏は27日、「沖縄の二つの新聞はつぶさなあかん」などとした自身の発言について、福岡市内で取材に応じ、「私的な会合での冗談で、一種の軽口だった」と釈明した。
 百田氏は「非公開の会合で、雑談の中で飛び出したこと。内輪の席でしゃべったことを取り出して大騒ぎするのは卑劣で汚いやり方だ」と報道各社を批判。「言論弾圧」との指摘には「何が弾圧なのか」と反論した。
 また、百田氏に名指しされた沖縄タイムスと琉球新報が抗議声明を出したことについて、「2紙は伝聞を基にして抗議声明を出したが、なぜここまで百田を社会的に葬り去ろうとこん身の力を込めるのか不思議でならない」と語った。 (2015/06/27-20:45)


〔資料-2〕

「百田尚樹氏:発言は「飲み屋でしゃべっているようなもの」」

   毎日新聞(2015年06月27日 21時50分)

☆ 記事URL:http://mainichi.jp/select/news/20150628k0000m040064000c.html

 ◇福岡大学同窓会会合で講演 自民勉強会での発言の弁明

 作家の百田尚樹氏は27日、福岡市であった福岡大学の同窓会の会合で講演した。自民党の懇話会での発言について「報道陣が出た後の公開されていない内輪の席での会話を報道された。テレビやラジオの発言なら言い訳は通用しないが、飲み屋でしゃべっているようなもの。飲み屋では何でも言う。『あいつ殺したろうか』って、これ殺人未遂(になるのか)」などと弁明。「(沖縄の地元2紙を)つぶさないといけない」との発言をしたことについては「沖縄の新聞は大嫌い。これは本音」と笑いを誘った。

 講演後に報道陣の取材に応じ、「沖縄の話は冗談で軽口」と主張し、「ニュアンスを考慮せず大騒ぎするのは卑劣」と報道を批判。安保法制の審議への影響について「野党が僕の発言をうまく利用している。汚い」と述べた。また、講演前に自身のツイッターで「本当につぶれてほしいと思っているのは、朝日新聞と毎日新聞と東京新聞」などとツイートしており、理由について百田氏は「嫌いだから」と話した。【平川昌範、黒澤敬太郎】

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