森達也(映画監督・作家)@MoriTatsuyaInfoさんのツイート。
――国会だけではなく、メディアの政治家への質問も日本は事前通告が基本。国連で安倍首相が会見を行ったとき、質問を事前に提示せよと伝えられた各国記者たちは、「それでは質問にならない」とあきれながら反発した。でも日本のメディアはいつものように質問を事前に提出した。〔7:32 - 2018年2月3日 〕――
国会で野党で
弁解がましく「質問通告」してある旨、弁明する。
これって、
可笑しいよな。
ここから改めたらいいと思う。
<追記>
きむらゆい
@yuiyuiyui11さんのツイート。
――およそ、民主主義ではありませんね。太郎くんの発言は議事録から抹殺され、他の議員は自分の発言が削除されぬよう、キツイ言葉で安倍氏を追求しなくなっています。
事前通告した質問にのみ官僚の作文を読む。野党議員はツッコミすら入れなくなる。通告がない質問には答えないという日本だけの常識〔9:37 - 2018年2月3日 〕――
批判があればこそ、
議論した証拠だ。
自民党のようにヨイショ発言ばかりでは、
国会の存在意義がない。
日本の政府は、
質問事項の事前通告の慣習と言い、
甘やかされ過ぎだ。
事前通告などがあるから、
安倍の
原稿の棒読みを聞かせられなきゃならんのだ。
「議事録からの発言の削除」など、
議会制民主主義の破壊以外の何物でもない。
きむらゆいさんも
なぜ、「キツイ言葉で安倍氏を追求しなくなっています」
などという
こんな軟い言葉で淡々とコメントできるんだ。
もともと山本太郎氏や森ゆうこ議員等、ほんの2,3人の議員を除けば、
キツイ対応が持ち味って方は、
一体、どこにいるんだ?
国会に今、非常識が支配していると思うのなら、
自分がまず怒れよ。
意地悪く解釈するならきむらさんのツイートは、
国会での委縮(?)が
一般市民にも感染する効果を狙っているようにも読める、
たとえば、
スラップ訴訟のごとく。
〔資料〕
「「国民性に比べ情熱的」「事前通告、日本らしい」 タレントのパックンが見た国会=訂正・おわびあり」
朝日新聞(2018年2月2日05時00分)
☆ 記事URL:https://www.asahi.com/articles/DA3S13341671.html
米国出身のタレント、パトリック・ハーラン氏(47)が1日、参院予算委員会を傍聴した。来日25年。情報番組でコメンテーターも務める。日本の国会審議をどう見たのか。
この日最初の質問者は、共産党の辰巳孝太郎氏。学校法人「森友学園」への国有地売却問題を追及した。財務省理財局長が答弁に立つと、野党議員から一斉にヤジが上がった。
「同じ空間にいると、緊張感も迫力も全然違いますね。ドスのきいた、うなるようなヤジが響き、激しい口調で話す。日本の穏やかな国民性に比べて、国会は情熱的だ」
辰巳氏は質問で、財務省に国有地の「値引き」交渉をしていた時期に安倍晋三首相の妻昭恵氏が学園の籠池泰典理事長(当時)に電話したかどうか聞いた。首相は「事前通告してください」と不快感を示した。
「やましいことがないなら、笑顔で『聞いておきますよ』って言えばいいのに。事前通告というのも、根回しを重視する日本らしい」
質問する議員と答弁する首相らが交互に挙手し、委員長に名前を呼ばれてマイクの前に立つ。発言が終わると、また席に座る。
「セレモニーのようで日本らしい。アメリカ人だったら我慢できないよ。1人ずつにマイクはないのかって。そうすれば10倍ぐらい議論できるのでは」
日本維新の会の浅田均氏は、官庁の平均給与の統計の取り方を問題視した。
「わざわざ予算委員会で取り上げるほど重要な問題とは思えない」
一方で、自由党の山本太郎氏の質疑では、身を乗り出した。
「異端児だが、パフォーマンス含めて、山本さんは議論を広げる存在」
この日はメモを取りながら、3時間近く傍聴した。
「大学時代に湾岸戦争が起き、政治が命につながっていることを実感した。日本では政治不信とよく言われるが、対立だけではない政治の姿にも注目してほしい。日本でも投票したいなあ」(中崎太郎)
*
パトリック・ハーラン 1970年生まれ。米・コロラド州出身。ハーバード大卒。93年来日。お笑いコンビ「パックンマックン」のパックンとして活動。日本テレビ系の情報番組「情報ライブ ミヤネ屋」のコメンテーターも務める。
<訂正して、おわびします>
▼2日付総合4面「タレントのパックンが見た国会」の記事で、共産党の辰巳孝太郎氏の名前が1カ所、「辰己氏」とあるのは、「辰巳氏」の誤りでした。
――国会だけではなく、メディアの政治家への質問も日本は事前通告が基本。国連で安倍首相が会見を行ったとき、質問を事前に提示せよと伝えられた各国記者たちは、「それでは質問にならない」とあきれながら反発した。でも日本のメディアはいつものように質問を事前に提出した。〔7:32 - 2018年2月3日 〕――
国会で野党で
弁解がましく「質問通告」してある旨、弁明する。
これって、
可笑しいよな。
ここから改めたらいいと思う。
<追記>
きむらゆい
@yuiyuiyui11さんのツイート。
――およそ、民主主義ではありませんね。太郎くんの発言は議事録から抹殺され、他の議員は自分の発言が削除されぬよう、キツイ言葉で安倍氏を追求しなくなっています。
事前通告した質問にのみ官僚の作文を読む。野党議員はツッコミすら入れなくなる。通告がない質問には答えないという日本だけの常識〔9:37 - 2018年2月3日 〕――
批判があればこそ、
議論した証拠だ。
自民党のようにヨイショ発言ばかりでは、
国会の存在意義がない。
日本の政府は、
質問事項の事前通告の慣習と言い、
甘やかされ過ぎだ。
事前通告などがあるから、
安倍の
原稿の棒読みを聞かせられなきゃならんのだ。
「議事録からの発言の削除」など、
議会制民主主義の破壊以外の何物でもない。
きむらゆいさんも
なぜ、「キツイ言葉で安倍氏を追求しなくなっています」
などという
こんな軟い言葉で淡々とコメントできるんだ。
もともと山本太郎氏や森ゆうこ議員等、ほんの2,3人の議員を除けば、
キツイ対応が持ち味って方は、
一体、どこにいるんだ?
国会に今、非常識が支配していると思うのなら、
自分がまず怒れよ。
意地悪く解釈するならきむらさんのツイートは、
国会での委縮(?)が
一般市民にも感染する効果を狙っているようにも読める、
たとえば、
スラップ訴訟のごとく。
2018年2月3日昼 記
〔資料〕
「「国民性に比べ情熱的」「事前通告、日本らしい」 タレントのパックンが見た国会=訂正・おわびあり」
朝日新聞(2018年2月2日05時00分)
☆ 記事URL:https://www.asahi.com/articles/DA3S13341671.html
米国出身のタレント、パトリック・ハーラン氏(47)が1日、参院予算委員会を傍聴した。来日25年。情報番組でコメンテーターも務める。日本の国会審議をどう見たのか。
この日最初の質問者は、共産党の辰巳孝太郎氏。学校法人「森友学園」への国有地売却問題を追及した。財務省理財局長が答弁に立つと、野党議員から一斉にヤジが上がった。
「同じ空間にいると、緊張感も迫力も全然違いますね。ドスのきいた、うなるようなヤジが響き、激しい口調で話す。日本の穏やかな国民性に比べて、国会は情熱的だ」
辰巳氏は質問で、財務省に国有地の「値引き」交渉をしていた時期に安倍晋三首相の妻昭恵氏が学園の籠池泰典理事長(当時)に電話したかどうか聞いた。首相は「事前通告してください」と不快感を示した。
「やましいことがないなら、笑顔で『聞いておきますよ』って言えばいいのに。事前通告というのも、根回しを重視する日本らしい」
質問する議員と答弁する首相らが交互に挙手し、委員長に名前を呼ばれてマイクの前に立つ。発言が終わると、また席に座る。
「セレモニーのようで日本らしい。アメリカ人だったら我慢できないよ。1人ずつにマイクはないのかって。そうすれば10倍ぐらい議論できるのでは」
日本維新の会の浅田均氏は、官庁の平均給与の統計の取り方を問題視した。
「わざわざ予算委員会で取り上げるほど重要な問題とは思えない」
一方で、自由党の山本太郎氏の質疑では、身を乗り出した。
「異端児だが、パフォーマンス含めて、山本さんは議論を広げる存在」
この日はメモを取りながら、3時間近く傍聴した。
「大学時代に湾岸戦争が起き、政治が命につながっていることを実感した。日本では政治不信とよく言われるが、対立だけではない政治の姿にも注目してほしい。日本でも投票したいなあ」(中崎太郎)
*
パトリック・ハーラン 1970年生まれ。米・コロラド州出身。ハーバード大卒。93年来日。お笑いコンビ「パックンマックン」のパックンとして活動。日本テレビ系の情報番組「情報ライブ ミヤネ屋」のコメンテーターも務める。
<訂正して、おわびします>
▼2日付総合4面「タレントのパックンが見た国会」の記事で、共産党の辰巳孝太郎氏の名前が1カ所、「辰己氏」とあるのは、「辰巳氏」の誤りでした。