「尖閣諸島を買う」
という話が
ちょっと驚きでしたね。
その話をします。
“突然”の表明が
ワシントンでされたっちゅうのも、
何か
象徴的ですね。
逆輸入を狙ったんですかね。
確かに、
日本国内で声明を発しても
たわごと扱いで終わる話題です。
本気で言ってるようには
見えないですものね。
ただ、領土問題は、
こじれだしたら
解決の糸口を見つけるのが難しいです。
石原都知事、
そこら辺を見極めての決断でしょうか。
こうした手法を使わなければ、
ダメだったのか、
どの程度、考えていたでしょう――。
日本では、
尖閣は沖縄県に属すということさえ、
知らない人が多い。
それも知らないと領土問題と言っても、
もう一つ、ピンとこないでしょう。
もちろん、その意味では、
島の買い取りを表明することによって、
格段に注目度が増しました。
でも、どんな利用の仕方があるでしょう。
刑務所?
ここに刑務所を建てれば、
離れ小島で脱獄は、ほぼ不可能でしょう。
受刑者は、自給自足しつつ、
島の環境整備作業をすれば必要経費も安あがり!
しかし、今の放射能の脅威に曝された
関東地方なかんずく東京の現状を考えると、
シェルターを作る案が実利的です。
どうでしょう。
ここに退避できますよ。
ただ、敷地の広さの関係があって
全員は無理ですね。
となると、
ここはセレブの島、ということになりますかな。
セレブの島になったって、
また懲りずに
勝俣氏は、
ここでミニ原子炉を建設し出します。
ちなみに、
この人がセレブであることに
異存はないでしょう。
セレブである島民が
この人を担ぎ出すとなりゃ、
島民全員、原発作業員コースを歩みます。
実に、楽しみでしょ?
グッジョブです。
放射能雲のやってくることを
恐れた中国が
これまで以上の強硬さで
日本に圧力をかけてくるかもしれません。
尖閣諸島に乗り込んで来たら、
言ってやって下さい、
「放射能のつぶつぶ、ぬすりつけたろか?」と。
冗談はさておき、
さて、そうなっても事実に近づけない、
たまたま
特ダネを掴んでも報道できない、
もしくは事実を端折り報道するような
メディアだけは、
健在です。
社会が混乱し、情報不足は続きます。
自分で覚悟して
状況を見定めるしかないです。
そこで気になるのは、
尖閣を買い取ると申し出た石原都知事や
同調者の
心の底にありそうな、
中国人に対する
優越意識の根拠ですな。
思うに、それは、
日清戦争ではないのか!
と思います。
時代は、変わってます。
それに即応した
理解をされてなされていないなら、
軍事衝突は免れないです。
東北大震災のとき、
日本で研修していたという
中国の女工さんを
何人かテレビで見ました。
番組を見て
ふと思ったのは、
現在の日本は、
低賃金で働く優秀な人材を
ブラジルや中国に求めているということ。
尖閣の問題は、
その裏返しの形に見えなくもないです。
つまり、日本人の
尖閣諸島への移住ということで、
石原氏は、
領土問題を単なる移住先の是非論として
考えようとしてる風に推察します。
とすると、土地購入の代償は、
高くつきますよ。
移民問題につき、
考えておく必要のあることは、
「優秀な人材」を
「安価で使う」という矛盾です。
もし、「住み続ける」という成り行きが
世界に受け入れられないのなら、
結局は、棄民と同じです。
「棄民という表現が気に入らないなら、
安価な「ロボット」。
使い捨ての機械のごとくに
見ていないでしょうか。
その気持ちが
伝われば、
社会不安の種を育てます。
尖閣諸島の問題から
移民の是非論まで話が飛びましたけど、
どうも石原氏は、
中国を舐め過ぎているような気がして仕方ないです。
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