のんきに介護

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(米)タイム誌 / 「トランプ大統領は、世界の5大スキャンダル(日本の森友事件など)とは無関係です」

2017年05月27日 23時21分24秒 | 日本の現状
異邦人‏ 
@Medicis1917さんのツイート。

――タイム紙の「ドナルド・トランプとは無関係な5つの世界的スキャンダル」という記事に、森友問題がしっかりランクイン。
5 global scandals that have nothing to do with Donald Trump〔11:16 - 2017年5月27日 〕――

リンク先に飛ぶと、

――2. A school for scandal in Japan

Japan’s current controversy began with Prime Minister Shinzo Abe and his possible ties to a private kindergarten in Osaka, which has allegedly promoted derogatory views of ethnic Chinese and Koreans. While Abe has been quick to disavow any links, the fact that he has singled out the school’s chairman as someone who shares “an ideology similar to mine” in the past isn’t doing him any favors. It gets worse—the same educational organization bought a plot of land for a planned “Shinzo Abe Memorial Elementary School.” The school paid $1.2 million for land appraised at $8.4 million. Abe critics accuse the prime minister of corruption—his wife, Akie Abe, who was supposed to serve as honorary principal of the school, resigned last week.
Shinzo Abe has promised to step down if he or his wife are found guilty of any wrongdoing. That’s a bold statement, but one Abe feels comfortable making when his personal approval rating is north of 60 percent, and his LDP party is in firm control of the country’s politics and its parliament. And given that his party decided to change party rules to allow Abe to run for a third term just this weekend, this particular scandal doesn’t look to be derailing Abe’s political fortunes any time soon.――

☆ 記事URL:http://time.com/4696757/france-japan-south-korea-nigeria-odebrecht-scandals/


晋三は、

「自分や妻が関わっていたら総理辞めます」

という大胆な宣言をした。

しかし、これは、

メディアの調査による60%の支持率を念頭に置いた発言で、

いささかも責任を取るつもりはなく

落ち着いている。

だからこそ、

議会でのやり取りでも

野党の批判に

「お前んとこの政党支持率は、7%弱」などと、

大人気ないことを言うわけだ――。

米国紙には図星を突かれたってところだな。

それにしても

米国紙のこの記事のタイトル、

「トランプ大統領は、世界の5大スキャンダルとは無関係です」には、

裏の意味がありそうだ。

つまり、同じ“極右”という範疇で括られても、

トランプは、腐っても鯛、

米国大統領であるだけの偉大さがある。

他の国の

いかれた頭の首相や大統領、公職候補者とは

一緒にするな

というメッセージが込められていると思う。

批判があっても

それは、

トランプのスキャンダルではないことに

敬意を払え、と。

もし、米国で同種に事件が起きるなら、

トランプと言えど、

大統領は、

文句なしに辞職する潔さがある。

すなわち、

日本人のように

権力に恋々とする卑しさはないっていう

誇りを語っている。

その点、

感じるところがある。

日本に知識人は、

たとえば、安倍を批判するにしても

「ほら、見ろよ、

やっぱり極右はだめだろ」に

なってしまう。

安倍を見て、どこまでも安倍に即した批判になっていないのだな。

その傾向が目立つのは、

金子勝氏だ。

僕が彼を余り好意的に描かないのは、

米国タイム誌じゃないけれど

見方を変えて、

「安倍の公私混同は、国民と無関係だよ」

と言って見せるだけの度胸が彼にはないとしか思えないからだ。

日本人の場合、

知識人は、

安倍を批判した後、必ずつけ加える自責の念がある。

すなわち、

誰に真の責任があるかと言う話になると、

安倍内閣を支持している国民が悪いと言い出すのだ。

そう考えることが

反省した証とされている。

誰も責任を取らない結果になっても

意に介さず、

次の選挙では彼を選ばないでおきましょうということで

終わってしまう。

安倍晋三が願っている権勢欲など、

僕には関係ない。

国民も、正確な意味で関係ないと思う

(ネトウヨは、彼から忖度の度に貰っているお駄賃の関係で責任を負うだろうが――)。

また、

不正選挙の話かと言われるだろうけど、

選挙の公正を

疑わない人と言うのは、

この関係ない

という自尊の感情においてだらしない人なんじゃないかな。

根拠があるから不正を疑うのではなく、

根拠がないから、

選挙の公正を信じないのだ。

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