のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

和光大学名誉教授の最首(さいしゅ)悟さん / 「植松容疑者は正気だった」 

2016年08月08日 10時06分50秒 | 犯罪
僕は、厳罰主義者ではない。

死刑は反対だ。

しかし、ならばなおのこと、

「心神喪失」を

言い訳に使う人間を許してはいけないと思う。

現代日本の社会にあって、

安倍晋三的なるものが蔓延していて、

人の命が

限りなく軽くなっている。

そして

憲法改正の

中身が「改悪」を超えて、

「壊憲」に

なっているのは、

現憲法の内にある

「平和の内に生存する権利を

敵視する

ファシストならではの発想から

憲法を

論じているからだ。

その発想を道徳として

体現したのが

植松であり、安倍晋三という男の素顔だ。

そこは

きちんと把握すべきだ。

その意味で、

最首さんの考え方に賛成だ。

植松容疑者は正気だった、

のである。


〔資料〕

「「植松容疑者は正気だった」 ダウン症の娘持つ最首さん」

   朝日新聞(2016年8月8日05時01分)/古田寛也さん

☆ 記事URL:http://www.asahi.com/articles/ASJ854DWTJ85ULOB007.html


 「起こるべくして起こってしまった」。横浜市旭区で暮らす和光大学名誉教授の最首(さいしゅ)悟さん(79)は、相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で起きた殺傷事件を知った時、そう感じたという。ダウン症で知的障害がある三女の星子さん(39)と同居している。

 「障害者は不幸を作ることしかできません」「日本国が大きな第一歩を踏み出す」。植松聖(さとし)容疑者(26)は、衆院議長に宛てた手紙にそう書いて、重度障害者を次々と刃物で殺傷したとみられている。

 最首さんは植松容疑者が精神異常者でも快楽殺人者でもなく、「正気」だったと考えている。「今の社会にとって、『正しいことをした』と思っているはずです」。植松容疑者は介護を続けてきた遺族に向けて謝罪する一方で、被害者に対する言葉はない。

 そして最首さんは、「共感する人も必ずいるでしょう」と言った。確かに事件後、インターネット上には、「正論」「障害者は生きていても誰の得にもならなかった」といった投稿が相次いだ。

 「いまの日本社会の底には、生産能力のない者を社会の敵と見なす冷め切った風潮がある。この事件はその底流がボコッと表面に現れたもの」。植松容疑者は、人々の深層にある思いに訴えて「英雄」になった、と考える。

 だが、不幸を生み出す障害者を代わりに殺してあげたというような代行犯罪に対しては、はらわたが煮えくりかえるような怒りを感じている。「命とは何かを問うとき、その人の器量が問われる。障害者はいなくなってしまえばいい、というのは浅い考えだ」

 娘の星子さんは、言葉を発する…

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1 コメント

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Unknown (感情自己責任論)
2020-03-17 16:45:31
事件の根本原因と対策をまとめています
相模原障害者殺傷事件の植松聖もネトウヨ http://kanjo.g1.xrea.com/mindo.htm#5
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