中沢けい@kei_nakazawa
――安倍首相は北朝鮮と対話できない。そのとおりだ。で、安倍首相は国内の政治課題について、対話したことがあるか?記憶にない。安倍総裁は党内の政治家と対話したことがあるか?そういう記録があれば見せてもらいたい。安倍首相は行政の長として官僚の意見に耳を傾けたのか?誰か証言して欲しい。〔7:12 - 2018年6月13日 〕—―
昨日、高プロを立法化するにあたって資料として
ヒアリングしたのは
1人だけというツイートが流れていた。
ニュースソースは、
こちら。
共同通信のツイート。
「高プロ、提出前聴取は1人 - 厚労省が実施時期開示」だそうだ。
☆ 記事URL:https://this.kiji.is/379105158157911137?c=39550187727945729
たった一人…
呆れ果てて批判する気も無くす。
対話には、大条件がある。
相手の思考の独立性に敬意を払うことだ。
安倍にはこれを認める余裕がないので、
意見は、
誰も言いたがらない。
その代わり、「王様の耳はロバの耳」ではないけれど、
安倍政権としては
隠しておきたかったに違いない資料が後になって散発的に暴露される。
上掲高プロの話もそうだし、加計学園が否定した
加計学園の理事長と安倍晋三首相が2015年2月に面会した際、
学園側が提供した資料の一部が
文部科学省に残っていることが分かった
(2018年6月12日19時22分付、朝日新聞記事「獣医学部の「照会資料」、文科省に存在 愛媛文書と合致」参照)。
☆ 記事URL:https://www.asahi.com/articles/ASL6D4SHLL6DUTIL029.html
これって、
刑事事件になぞらえれば、
犯人の指紋が犯行現場に残っていたという話だ。
この手の証拠は、
森友事件関連でも見つかった。
すなわち、
近畿財務局職員が
「昭恵夫人の「いい土地」発言の記録認める」という事態が発生した
(2018年6月12日付、日刊ゲンダイ記事参照)。
☆ 記事URL:https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/231049
今、北朝鮮のことで、
官邸が手詰まりでリークしやすかったということがあるかもしれない。
しかし、冷静に考えて、政府は逃げられるのか――。
今まで、
国内政治は、
多数を背景に強行突破された。
いわゆる、「力による解決」であり、つまり、「対話ではなく、圧力」を選び取って、
議論を拒絶してきた。
まずは、虚偽答弁。それで事実をごまかそうとした。
次々、明らかにされる事実について、
詭弁を弄し、面の皮の厚い自己正当化を行った。
隠ぺいに曲解ばかりでなく、
誹謗中傷など露骨な人格攻撃までした。
外交に関しても同じ感覚、手口だからこそ行き詰ってしまったのだ。
いまや日本国民の大部分は、
拉致問題は、
人を呼び込むためのトリックに過ぎず、
安倍政権は本気でやってこなかったと納得し出している。
小田嶋隆@tako_ashiさんが
そんな安倍政権を総括して次のように述べる。
――うちの国のトップの人たちの決め台詞だった「最大限の圧力」の具体的な内容は、つまるところ「トランプさんに言いつけるぞ」以上でも以下でもなかったわけで、してみると、その肝心要のトランプのおっさんが先方と握手してニコニコしてる状況下で、あの人たちに打つ手はあるのだろうか。〔19:58 - 2018年6月12日 〕――
はっきり言って何も打つ手はないだろう。
ただ指をくわえて、
米朝の間で開けている実りを指をくわえて見ているしかない。
その実りが
まずは、米朝二国間のとりきめに結実した。
吉澤文寿/F.YOSHIZAWA@f_yosizawaさんが報告する。
――これはこれから続く米朝対話の始まり。でも、この第一歩はとても大きい。今回合意した4つの項目は同時進行させることになる。非核化だけを先行させることはできない。
朝米 「関係正常化・平和体制・非核化・遺骨送還」で合意=ロイター〔16:53 - 2018年6月12日〕—―
我が国は、
相変わらず、蚊帳の外。
筋を通さないもんだから日本は、北朝鮮に相手にされず、
米国に頼るしかない。
しかし、米国とて他国のことだ。
「遺骨送還」については、本気になれても
拉致被害者の
返還は、益々、遠のいた感がある
(しかし、実際は、遠のいていない。そう見えるだけだ。この点は、拙稿「トランプ大統領 / (安倍晋三に)「ほら、お前はもうあっちで金払ってこい」」参照。*https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/9117ba067114f2da595a489454d98e19)。
その点、
米朝の雪解けに
大喜びの在日コリアンとは好対照だ
(2018年6月12日付、毎日新聞記事「在日コリアン 米朝首脳握手に拍手「歴史的瞬間」 大阪」参照)。
盛田隆二『焼け跡のハイヒール』祥伝社@product1954さんが
こんなコメント。
――ほんとに嬉しいだろうな。生まれるずっと前から続いていた戦争がようやく終わりそうなんだから。おめでとう。よかったね。〔16:12 - 2018年6月12日〕—―
同感だな。
戦後、「在日」
という中途半端な地位しか認められなかった
彼らに
とりあえず、祝意を送りたい。
☆ 記事URL:https://mainichi.jp/articles/20180612/k00/00e/040/235000c
――安倍首相は北朝鮮と対話できない。そのとおりだ。で、安倍首相は国内の政治課題について、対話したことがあるか?記憶にない。安倍総裁は党内の政治家と対話したことがあるか?そういう記録があれば見せてもらいたい。安倍首相は行政の長として官僚の意見に耳を傾けたのか?誰か証言して欲しい。〔7:12 - 2018年6月13日 〕—―
昨日、高プロを立法化するにあたって資料として
ヒアリングしたのは
1人だけというツイートが流れていた。
ニュースソースは、
こちら。
共同通信のツイート。
「高プロ、提出前聴取は1人 - 厚労省が実施時期開示」だそうだ。
☆ 記事URL:https://this.kiji.is/379105158157911137?c=39550187727945729
たった一人…
呆れ果てて批判する気も無くす。
対話には、大条件がある。
相手の思考の独立性に敬意を払うことだ。
安倍にはこれを認める余裕がないので、
意見は、
誰も言いたがらない。
その代わり、「王様の耳はロバの耳」ではないけれど、
安倍政権としては
隠しておきたかったに違いない資料が後になって散発的に暴露される。
上掲高プロの話もそうだし、加計学園が否定した
加計学園の理事長と安倍晋三首相が2015年2月に面会した際、
学園側が提供した資料の一部が
文部科学省に残っていることが分かった
(2018年6月12日19時22分付、朝日新聞記事「獣医学部の「照会資料」、文科省に存在 愛媛文書と合致」参照)。
☆ 記事URL:https://www.asahi.com/articles/ASL6D4SHLL6DUTIL029.html
これって、
刑事事件になぞらえれば、
犯人の指紋が犯行現場に残っていたという話だ。
この手の証拠は、
森友事件関連でも見つかった。
すなわち、
近畿財務局職員が
「昭恵夫人の「いい土地」発言の記録認める」という事態が発生した
(2018年6月12日付、日刊ゲンダイ記事参照)。
☆ 記事URL:https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/231049
今、北朝鮮のことで、
官邸が手詰まりでリークしやすかったということがあるかもしれない。
しかし、冷静に考えて、政府は逃げられるのか――。
今まで、
国内政治は、
多数を背景に強行突破された。
いわゆる、「力による解決」であり、つまり、「対話ではなく、圧力」を選び取って、
議論を拒絶してきた。
まずは、虚偽答弁。それで事実をごまかそうとした。
次々、明らかにされる事実について、
詭弁を弄し、面の皮の厚い自己正当化を行った。
隠ぺいに曲解ばかりでなく、
誹謗中傷など露骨な人格攻撃までした。
外交に関しても同じ感覚、手口だからこそ行き詰ってしまったのだ。
いまや日本国民の大部分は、
拉致問題は、
人を呼び込むためのトリックに過ぎず、
安倍政権は本気でやってこなかったと納得し出している。
小田嶋隆@tako_ashiさんが
そんな安倍政権を総括して次のように述べる。
――うちの国のトップの人たちの決め台詞だった「最大限の圧力」の具体的な内容は、つまるところ「トランプさんに言いつけるぞ」以上でも以下でもなかったわけで、してみると、その肝心要のトランプのおっさんが先方と握手してニコニコしてる状況下で、あの人たちに打つ手はあるのだろうか。〔19:58 - 2018年6月12日 〕――
はっきり言って何も打つ手はないだろう。
ただ指をくわえて、
米朝の間で開けている実りを指をくわえて見ているしかない。
その実りが
まずは、米朝二国間のとりきめに結実した。
吉澤文寿/F.YOSHIZAWA@f_yosizawaさんが報告する。
――これはこれから続く米朝対話の始まり。でも、この第一歩はとても大きい。今回合意した4つの項目は同時進行させることになる。非核化だけを先行させることはできない。
朝米 「関係正常化・平和体制・非核化・遺骨送還」で合意=ロイター〔16:53 - 2018年6月12日〕—―
我が国は、
相変わらず、蚊帳の外。
筋を通さないもんだから日本は、北朝鮮に相手にされず、
米国に頼るしかない。
しかし、米国とて他国のことだ。
「遺骨送還」については、本気になれても
拉致被害者の
返還は、益々、遠のいた感がある
(しかし、実際は、遠のいていない。そう見えるだけだ。この点は、拙稿「トランプ大統領 / (安倍晋三に)「ほら、お前はもうあっちで金払ってこい」」参照。*https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/9117ba067114f2da595a489454d98e19)。
その点、
米朝の雪解けに
大喜びの在日コリアンとは好対照だ
(2018年6月12日付、毎日新聞記事「在日コリアン 米朝首脳握手に拍手「歴史的瞬間」 大阪」参照)。
盛田隆二『焼け跡のハイヒール』祥伝社@product1954さんが
こんなコメント。
――ほんとに嬉しいだろうな。生まれるずっと前から続いていた戦争がようやく終わりそうなんだから。おめでとう。よかったね。〔16:12 - 2018年6月12日〕—―
同感だな。
戦後、「在日」
という中途半端な地位しか認められなかった
彼らに
とりあえず、祝意を送りたい。
☆ 記事URL:https://mainichi.jp/articles/20180612/k00/00e/040/235000c
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