警察職員は、
何を考えて暴行犯Aのスマートフォンを借りて、
上村君に電話したのか。
暴行犯A本人でないにしても
その仲間からの電話と思ったはずだ。
上村君が
受話器を取った時点で
恐怖心が半端ではないことを悟るべきだった。
要するに、上村君は、
蛇ににらまれたカエルのような
心境に追い詰められていたということだろう。
犯罪捜査のプロであるはずの
警察職員が
「加害者Aが震え上がっている被害者に逆恨みして、
より強い暴行を加えるかも…
という犯人側の気持ちを忖度することは、
Aの暴力に屈することになる」
とでも考えたのか――。
行政のトップは、
「私が最高責任者でございます」の、
安倍某という無神経男だ。
それに相応しい末端ではあるが、
プロとして
恥を知れと言いたい。
ネットに
まだ生きていた頃の
上村君の
顔写真が出回っていた。
カッターナイフで切り裂かれたような傷口が生々しく
写っていた。
(この傷、一生涯、顔に残るぞ)
と思って、
危機意識を募らせ
暴力を注意しに行ったグループの意見を
警察職員が偏見を持たず
聞き入れる賢明さがあったら
防げた事件ではないか。
考えるだに
残念だ。
〔資料〕
「川崎中1殺害:暴行聞き取りで警官が電話…名前も聞かず」
毎日新聞 2015年03月03日 06時00分(最終更新 03月03日 09時18分)
☆ 記事URL:http://mainichi.jp/select/news/20150303k0000m040120000c.html
川崎市川崎区の多摩川河川敷で区内の中学1年、上村(うえむら)遼太さん(13)が刺殺体で見つかった事件で、事件発生の約1週間前、上村さんの知人グループが上村さんへの暴行を抗議するため、逮捕された18歳の少年宅に押し掛けトラブルになった際、110番で駆け付けた神奈川県警川崎臨港署員が、暴力を受けていた上村さんからの聞き取りを電話で済ませ、名前も確認していなかったことが県警への取材で分かった。上村さんが「大丈夫」と話したため、知人グループを帰して処理を済ませたという。
同署や捜査関係者によると、署員は現場でグループと18歳の少年の双方から事情を聴いた上、暴行の有無などを確認するため上村さんに連絡した。その際、自分の電話でなく、18歳の少年のスマートフォンから電話をかけたという。署員が話を聞いたところ、上村さんが「仲直りしたから大丈夫」と答えたため、署員がグループに帰るよう指導し、その場を収めた。この時、署員は電話で上村さんの名前を確認することをしなかったという。
上村さんの友人らによると、上村さんは暴行を受けたことを少年から口止めされ、「名前を出せばまた殴られる」などとおびえていた。18歳の少年がそばにいる状況では署員に被害を訴えることができなかった可能性もある。
手続きの適否について、川崎臨港署の八巻英雄副署長は「トラブルが事件の原因かどうか分からない。捜査中のためコメントできない」としている。
18歳の少年は県警川崎署捜査本部の調べに対し、「殴られたのを告げ口され、頭にきた」とこの際のトラブルを動機として説明している。【松浦吉剛、大場弘行】
何を考えて暴行犯Aのスマートフォンを借りて、
上村君に電話したのか。
暴行犯A本人でないにしても
その仲間からの電話と思ったはずだ。
上村君が
受話器を取った時点で
恐怖心が半端ではないことを悟るべきだった。
要するに、上村君は、
蛇ににらまれたカエルのような
心境に追い詰められていたということだろう。
犯罪捜査のプロであるはずの
警察職員が
「加害者Aが震え上がっている被害者に逆恨みして、
より強い暴行を加えるかも…
という犯人側の気持ちを忖度することは、
Aの暴力に屈することになる」
とでも考えたのか――。
行政のトップは、
「私が最高責任者でございます」の、
安倍某という無神経男だ。
それに相応しい末端ではあるが、
プロとして
恥を知れと言いたい。
ネットに
まだ生きていた頃の
上村君の
顔写真が出回っていた。
カッターナイフで切り裂かれたような傷口が生々しく
写っていた。
(この傷、一生涯、顔に残るぞ)
と思って、
危機意識を募らせ
暴力を注意しに行ったグループの意見を
警察職員が偏見を持たず
聞き入れる賢明さがあったら
防げた事件ではないか。
考えるだに
残念だ。
〔資料〕
「川崎中1殺害:暴行聞き取りで警官が電話…名前も聞かず」
毎日新聞 2015年03月03日 06時00分(最終更新 03月03日 09時18分)
☆ 記事URL:http://mainichi.jp/select/news/20150303k0000m040120000c.html
川崎市川崎区の多摩川河川敷で区内の中学1年、上村(うえむら)遼太さん(13)が刺殺体で見つかった事件で、事件発生の約1週間前、上村さんの知人グループが上村さんへの暴行を抗議するため、逮捕された18歳の少年宅に押し掛けトラブルになった際、110番で駆け付けた神奈川県警川崎臨港署員が、暴力を受けていた上村さんからの聞き取りを電話で済ませ、名前も確認していなかったことが県警への取材で分かった。上村さんが「大丈夫」と話したため、知人グループを帰して処理を済ませたという。
同署や捜査関係者によると、署員は現場でグループと18歳の少年の双方から事情を聴いた上、暴行の有無などを確認するため上村さんに連絡した。その際、自分の電話でなく、18歳の少年のスマートフォンから電話をかけたという。署員が話を聞いたところ、上村さんが「仲直りしたから大丈夫」と答えたため、署員がグループに帰るよう指導し、その場を収めた。この時、署員は電話で上村さんの名前を確認することをしなかったという。
上村さんの友人らによると、上村さんは暴行を受けたことを少年から口止めされ、「名前を出せばまた殴られる」などとおびえていた。18歳の少年がそばにいる状況では署員に被害を訴えることができなかった可能性もある。
手続きの適否について、川崎臨港署の八巻英雄副署長は「トラブルが事件の原因かどうか分からない。捜査中のためコメントできない」としている。
18歳の少年は県警川崎署捜査本部の調べに対し、「殴られたのを告げ口され、頭にきた」とこの際のトラブルを動機として説明している。【松浦吉剛、大場弘行】
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