のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

地元の人の「死(葬式数)」が語る福島の危険度

2018年01月30日 04時56分28秒 | 放射能の脅威
サイト「めげ猫「タマ」の日記」に

「農業が盛んな二本松市の2017年の葬式は15%増、そうでもない相馬・南相馬は別」に

農業の活発度と葬式数を比較した記事があります。

二本松市は、

農業が活発なようです。

下のデータがそれを示しています。




「図に示す通り福島県二本松市の農業生産額は3位の約47億円です。上位2市(郡山市・福島市)が人口30万人規模の市に対し二本松市は人口6万に満たない小さな市です。同市は福島県のなかで農業が盛んな市です。」(上掲サイト)

とのことです。

二本松市の各年(通年)の葬式(死者数)の推移は

次の通りです。




「 図に示す通り事故があった2011年に急増し、その水準を維持しています。数値を記載すると
 2010年1年間 674人
 2017年1年間 774人
で15%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら0.9%でした。」(上掲サイト)

旧避難地域を挟んで反対側(東側)に相馬市・南相馬市はどうか――。

位置関係は、

下図の通りです。




「農業生産額は二本松市に比べ小額です。2市合わせて21億円で二本松市の半分以下です。人口は合わせて9万人弱なので、農業は盛んではありません。」

一方、相馬・南相馬市の各年・合計の葬式の推移は、

下図の通りです。



葬式数が2011年、突出して跳ね上がっていますが、

それ以降は、

元に戻っています。

原発事故後、農業に復帰した者がほとんどいないせいでしょう。

この7年間、福島は汚染されたままです。

相馬市の二本松市に対する上の位置関係を示す図を見れば、

明らかです。

除染業を営む清水建設の子会社の

役員らは、

年間43億円の報酬を得ていたことが判明して

話題になりました

(拙稿「除染ビジネスで、福島の清水建設子会社の役員が年間、43億円報酬。野球大会応援」参照)。

☆ 記事URL:http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/3090f9eb07e7512dcd34061db9bb7ffe

そんな大金を手にしたのだから

大層、除染されたに違いないと思うのは、

素人の浅はかさです。

地元には、

除染された効果がまるでないようです。

それでも安倍出戻り総理や東京電力は福島産は「安全」と主張しています。

そして

「福島県産等食品に対する輸入規制の緩和を要請」など

(官邸:平成29年7月6日)日EU共同記者会見参照。*https://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/statement/2017/0706kaiken.html

したりしているようです。

しかし、事故前に「安全」を連発して、

事故を起こし、その後、放射のの数値が依然と高い数値を示しているのに、

なぜに「安全」と断言できるのか

理由が不明です。

上掲ブログの管理人、めげ猫さんによると、

「福島を代表する冬野菜にニラがあります」とあります。

飼って食べてあげたいとは思います。

しかし、福島で

農業に従事する方の死亡率が

非常に高い

という話を聞くと食べれないです。

地元いわき市でも、

スーパーのチラシには福島産ニラはないと言います。、


最新の画像もっと見る

コメントを投稿