邪悪なリプライにどう対応するか

山崎 雅弘
‏@mas__yamazaki さんのツイート。

――ツイッターには「ブロック」や「ミュート」の機能があるので、ほとんどの悪意は視界からシャットアウトできるが、誰かの書き込みに付いたコメントに異様な悪意を感じた時は、自分と関係なくても嫌がらせの報告をした上でブロックしている。その種のアカウントは、例外なく匿名覆面で正体を隠している。〔13:34 - 2016年2月21日 〕――

――標的とする相手の発言を悪意でねじ曲げて、書いてもいないことを書いたかのような嘘を捏造し、内輪のサークルでグルグル回してあたかも事実であるかのように見せかける手法は、政治的なプロパガンダでもよく使われる。ツイッターのようなSNSは、そんな悪意ある宣伝の伝達媒体として使い勝手がいい。〔13:35 - 2016年2月21日 〕――

――「悪意の塊」のような異様な性質を持つ人間から身を守るために、普通の人が匿名アカウントを使う理由も理解できる。実名を出す必要のない人は、匿名にした方がいい。防衛的な理由で匿名にする人と、攻撃的理由で匿名にするトロールは、書き込みの内容を見ればすぐ判別できる。後者は病的で気持ち悪い。〔13:37 - 2016年2月21日 〕――

邪悪なリプライに関しては、

無視がいい。

まかり間違っても

勝とうとしない方がいい。

彼らは、

構って欲しいのだ。

相手になった時点で彼らを認めたことになる。

山崎さんは、

この点、次のようにツイートされている。

――ネット上で悪意をまき散らす、荒らし（トロール）の深層心理を科学的に検証（エキサイト）http://exci.to/1Q7z38y 「顔や正体がバレることがないネットでは、現実の世界で抑制しているサイコ的性質を隠す必要もなくなるため、彼らはやりたい放題なのだ」「彼らは他人を巻き込む〔13:31 - 2016年2月21日 〕――

――（続き）のが得意である。彼らのコメントに対して否定的なコメントをすることは、火に油を注ぐだけだ。コメントや他人の反応が大きければ大きいほど、彼らの加虐性も喜びも増していくのである」「だからもし『荒らし』にあったら、徹底的に無視をすること」「彼らはあなたの気を引きたくて仕方がない。〔13:32 - 2016年2月21日 〕――

――（続き）そして、他人の不幸を餌とする彼らは、あなたが傷ついたり苦しんだりする姿を見ることで快感を得ようと必死なのである。あなたが無視すれば、彼らの努力は叶わずいずれ消えていくことだろう」ツイッターをやっていると、この種の「悪意の塊」のような異様な性質を持つ人間の多さに驚かされる。〔13:33 - 2016年2月21日 〕――

邪悪な人は、

観念の世界に住んでいる。

それは、

いわば、タブレットで覗けるのが現実だ

と錯覚する世界だ。

ただ、覗き見れるその世界には、

観念を組み立てるマニュアルがあって、

「学校が好きか」

と聞かれたら、

体制側に都合のいい

「好き」

と答えるものだと

情報がインプットされている。

だから

その型から外れる返答をする者を

危険視してしまうわけだ。

しかし、普通の者は、

小野寺系 k.onodera @kmovie さんが

ツイートされるような、

――「学校が好き」と言う人と、「学校くたばれ」と言う人では、後者の方がまともなように、「日本が好き」と、ことさらに言われると、なんかやばい人なんじゃないかと思ってしまう。〔11:40 - 2016年2月19日 〕――

という感覚を共有するのだ。

邪悪な人たちは、

そんな周りの人間とのギャップを埋めようとして

足掻く。

その動きの一つとして

嘘がある。

そしてそれをゴリ押しする

厚かましさがある。

しかし、現実をありのままを見ないのでは、

ギャップは日々深まるだけだ。

だが、

残念ながら、

観念の世界で溺れている者は助けられない。

しかし、あえて信じてあげよう。

いつか

現実の世界のどこか

自分の欲するものが他人の手を介さないと手に入らないのに

気づくだろう、と。