黒人たちが、しばしば「白人のように考える黒人」のことを、
「外側が黒くてなかが真っ白」として
「オレオ(クッキーの商品名)」と呼んだ。
インディアンたちは
「白人のように考えるインディアン」のことを
「外側が赤くてなかが真っ白」として
「アップル」と呼んでいた。
南太平洋では
「外側が茶色でなかが真っ白」として、
その手の人間のことは「ココナッツ」と呼ばれた。
日本人はさしずめ
「外側が黄色でなかが真っ白」な「バナナ」かもしれない。
しかし、
最近では
こうした言い方を耳にすることはあまりなくなりつつある。
地球上に点在して、
いまだに
先史時代からの英知を守り続けてきた先住民たちが、
互いにコミュニケーションをとりながら
情報を交換する時代が
到来しつつあるからだ。
ローリング・サンダーが
「重要なのは血ではなくて生き方だ」
と喝破したように
「人びとはそういう生き方をするように、
それのみがただひとつのリアリティだと信じ込むように、
徹底的に訓練されている」のである。
1960年代にはじまった人間性回復運動がもたらした
最大の恩恵は、
われわれはもし望むなら
生き方そのものを変えることができる
という確信だったと思われる。
自分たちが
持ち続けた世界観の限界を
超えた物の
見方の力を借り受けることによって、
われわれは
自分たちの生き方を
もっと意味あるものへと押し上げることも
不可能ではない。
もう一度、
日本列島と呼ばれる
弓の形をして連なる島々の上に、
大きな虹を見たいものではないか。
アメリカ・インディアンの生き方を学ぶことで、
わたしたちなら、
ひとりの地球に生きる人間であるとはいかなることかを
学びなおすことができる。
与えられた人生に恐れをもたずに立ち向かうこともできるだろう。
弓の形をした島で生きる良きインディアンであれ。
(虹の戦士「あとがき」より引用)
☆ 記事URL:http://www.aritearu.com/Influence/Native/NativeBookPhoto/Rainbow.htm
「外側が黒くてなかが真っ白」として
「オレオ(クッキーの商品名)」と呼んだ。
インディアンたちは
「白人のように考えるインディアン」のことを
「外側が赤くてなかが真っ白」として
「アップル」と呼んでいた。
南太平洋では
「外側が茶色でなかが真っ白」として、
その手の人間のことは「ココナッツ」と呼ばれた。
日本人はさしずめ
「外側が黄色でなかが真っ白」な「バナナ」かもしれない。
しかし、
最近では
こうした言い方を耳にすることはあまりなくなりつつある。
地球上に点在して、
いまだに
先史時代からの英知を守り続けてきた先住民たちが、
互いにコミュニケーションをとりながら
情報を交換する時代が
到来しつつあるからだ。
ローリング・サンダーが
「重要なのは血ではなくて生き方だ」
と喝破したように
「人びとはそういう生き方をするように、
それのみがただひとつのリアリティだと信じ込むように、
徹底的に訓練されている」のである。
1960年代にはじまった人間性回復運動がもたらした
最大の恩恵は、
われわれはもし望むなら
生き方そのものを変えることができる
という確信だったと思われる。
自分たちが
持ち続けた世界観の限界を
超えた物の
見方の力を借り受けることによって、
われわれは
自分たちの生き方を
もっと意味あるものへと押し上げることも
不可能ではない。
もう一度、
日本列島と呼ばれる
弓の形をして連なる島々の上に、
大きな虹を見たいものではないか。
アメリカ・インディアンの生き方を学ぶことで、
わたしたちなら、
ひとりの地球に生きる人間であるとはいかなることかを
学びなおすことができる。
与えられた人生に恐れをもたずに立ち向かうこともできるだろう。
弓の形をした島で生きる良きインディアンであれ。
(虹の戦士「あとがき」より引用)
☆ 記事URL:http://www.aritearu.com/Influence/Native/NativeBookPhoto/Rainbow.htm
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