竹中平蔵氏によると、
「日本は物凄い格差社会になる。介護難民や若者のホームレスだらけ。菅官房長官は凄い頑張っている」
ということらしいです。
「真実を探すブログ」に
その旨の
発言が書き起こされています。
☆ 記事URL:http://saigaijyouhou.com/blog-entry-2129.html
竹中平蔵氏が
持ち上げているところを見ると、
「菅官房長官は凄い頑張っている」の述語箇所、
「喜んでいる」と読めませんか。
上掲サイトに
同長官の講演の動画が
掲載されていましたので紹介します。
日経新聞に
「女性・高齢者に働く機運 非労働力人口22年ぶり減」
と題する記事が
出ました。
☆ 記事URL:http://www.nikkei.com/article/DGXNASDF28006_Y4A320C1MM8000/?dg=1
政府の狙い目通りの結果なのでしょうね。
同記事には、
「職を持たず職探しもしていない「非労働力人口」が減少に転じた。バブル崩壊後、人口の高齢化で一貫して増え続けていたが、2013年は前年より0.7%少ない4506万人となり、1991年以来、22年ぶりにマイナスに転じた。「非労働力」だった女性や高齢者が「労働力」に加わっていけば、日本の潜在成長力を下支えする。稼ぎが増えることで消費や生産の好循環を生み、社会保険料や所得税を払う人が広がる期待もある」
というポジティブな見方が
示されていました。
しかし、わずか0.7%の「非労働力人口(女性・高齢者)の減少」を
歓迎する社会の
貧しさを思わずにおれません。
リストラを免れても
60歳で嘱託(バイト待遇)となります。
収入が減り、
「年金」という花の蜜は、
お預け(支給年齢の引き上げ)の上、
かつ出る量(支給額)が
絞り込まれます。
また、希望はなくとも、
生きるために
外に働きに出るのは高齢者だけでなく、
女性もです。
社会の最底辺層が
広がるだけの話なのに、
「日本の潜在成長力を下支えする」
などとよく言えるな
と感心します。
介護“難民”と
若者のホームレス化の現実味に
背筋が凍る思いです。
餓死者と
社会保険料や所得税の滞納者が
山のように
増えるのじゃないでしょうか。
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