日刊ゲンダイ紙に
斉藤貴男氏・著「ジャーナリストという仕事」
(岩波ジュニア新書)という本の、
森永卓郎氏の
書評が掲載されていた
(下記〔資料〕参照)。
そこに、
高市総務大臣が
「停波」を
チラつかせたのに対し、
「半分近い国民が『委縮はない』と答えている」という。
豪胆な
このマスコミに対する国民の根拠のない
信頼は、
一体どこから来るのだろう。
他方、
斉藤貴男氏のような
本格的なジャーナリストの出番が少なく、
「もの言う人」へのニーズが減っているらしい。
森永氏が
情報元として選んでいらっしゃるのは、
ヤフーニュースの
意識調査だとのことだ。
これがもし、
世論調査として客観的なものなら、
日本人の
メディア・リテラシーというのは、
絶望的だ。
「もの言う人」が
成り済まし有名人だった…
「プチ戦争が好きなのか」と言っていたかと思ったら、
参院選では
自民党から立候補する…
など、
仰天の変節者がいるからなのか。
思いだすのは、
高市総務相が推薦したという
「ヒトラー選挙戦略」
という本の一節だ。
こうある。
「私はいかなる手段もためらいはしない。私はあらゆる手段が、正当なものとなる。私のスローガンは"敵を挑発するな!"ではなく、"非常手段に訴えて敵を殲滅せよ!"である。戦争を遂行するのは私なのだ」。
☆ 記事URL:http://www.excite.co.jp/News/society_g/20140913/Litera_459.html?_p=2
敵とは、
誰なのか。
「ヒトラー選挙戦略」では、
「あらゆる手段が、正当なものとなる」
として、
非常手段に訴えることが仄めかされている。
そこにあるのは、
確かに、
「敵を挑発するな」という控えめな道徳ではなく、
「挑発せよ」
という煽り行為の推奨だ。
しかし、「殺して見よ」
と言って憚らない戦略の背後には、
自分は死なないから、
というエゴが隠れている。
まさに、「今だけ、金だけ、自分だけ」
の世界だ。
実際、安部某は、
中東に行き「テロに屈しない」という煽りによって、
むざむざと人質を死に追いやった。
転載元:れっどゴルゴ@Anti-fascism @RedGolgo さんのツイート〔21:45 - 2016年2月22日 〕
もし、戦争のスイッチが入ったとき、
庶民は、
戦争を遂行するのではなく、させられるのだということ、
思いだすべきだ。
それとも、
まだ、懲りていないだろうか。
戦争への希望は、
どんなに香しくとも亡国へと続く罠だ。
しっかりと、
夜明け前の漆黒の暗闇に耐え、
勝利を感じろ。
今は、
それだけでいい。
僕のスローガンを言おう。
敵の挑発に乗るな。
死者は、
死者をして葬らしめよ、だ。
〔資料〕
「いま国民は核心を突く人を欲していないのか」
日刊ゲンダイ(2016年2月22日付<20日発行>)
斉藤貴男氏・著「ジャーナリストという仕事」
(岩波ジュニア新書)という本の、
森永卓郎氏の
書評が掲載されていた
(下記〔資料〕参照)。
そこに、
高市総務大臣が
「停波」を
チラつかせたのに対し、
「半分近い国民が『委縮はない』と答えている」という。
豪胆な
このマスコミに対する国民の根拠のない
信頼は、
一体どこから来るのだろう。
他方、
斉藤貴男氏のような
本格的なジャーナリストの出番が少なく、
「もの言う人」へのニーズが減っているらしい。
森永氏が
情報元として選んでいらっしゃるのは、
ヤフーニュースの
意識調査だとのことだ。
これがもし、
世論調査として客観的なものなら、
日本人の
メディア・リテラシーというのは、
絶望的だ。
「もの言う人」が
成り済まし有名人だった…
「プチ戦争が好きなのか」と言っていたかと思ったら、
参院選では
自民党から立候補する…
など、
仰天の変節者がいるからなのか。
思いだすのは、
高市総務相が推薦したという
「ヒトラー選挙戦略」
という本の一節だ。
こうある。
「私はいかなる手段もためらいはしない。私はあらゆる手段が、正当なものとなる。私のスローガンは"敵を挑発するな!"ではなく、"非常手段に訴えて敵を殲滅せよ!"である。戦争を遂行するのは私なのだ」。
☆ 記事URL:http://www.excite.co.jp/News/society_g/20140913/Litera_459.html?_p=2
敵とは、
誰なのか。
「ヒトラー選挙戦略」では、
「あらゆる手段が、正当なものとなる」
として、
非常手段に訴えることが仄めかされている。
そこにあるのは、
確かに、
「敵を挑発するな」という控えめな道徳ではなく、
「挑発せよ」
という煽り行為の推奨だ。
しかし、「殺して見よ」
と言って憚らない戦略の背後には、
自分は死なないから、
というエゴが隠れている。
まさに、「今だけ、金だけ、自分だけ」
の世界だ。
実際、安部某は、
中東に行き「テロに屈しない」という煽りによって、
むざむざと人質を死に追いやった。
転載元:れっどゴルゴ@Anti-fascism @RedGolgo さんのツイート〔21:45 - 2016年2月22日 〕
もし、戦争のスイッチが入ったとき、
庶民は、
戦争を遂行するのではなく、させられるのだということ、
思いだすべきだ。
それとも、
まだ、懲りていないだろうか。
戦争への希望は、
どんなに香しくとも亡国へと続く罠だ。
しっかりと、
夜明け前の漆黒の暗闇に耐え、
勝利を感じろ。
今は、
それだけでいい。
僕のスローガンを言おう。
敵の挑発に乗るな。
死者は、
死者をして葬らしめよ、だ。
〔資料〕
「いま国民は核心を突く人を欲していないのか」
日刊ゲンダイ(2016年2月22日付<20日発行>)
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