このブログ記事の「カテゴリー」欄は、
「放射能の脅威」か
「官僚」にしようか迷いました。
あえて、
科学上の発見の成果を
見て見ぬ振りをして
嘘をつく
官僚どもを見て、
言葉を失くすほどの失望感を
覚えました。
焦点は、
「放射能の脅威」でなく、
「官僚」のそれではないかと思いました。
迷った末、
「官僚」にしました。
これは、
原発事故が想定外の自然災害の部類でなく、
紛れもない人災だったという
怒りに通じます。
同じ思いでいらっしゃるだろう、
みえないばくだん @hopi_domingo さんのツイートを
紹介します。
――おかしな国だよ!!
南相馬の放射能は「原発」由来ではないhttp://onodekita.sblo.jp/article/105137179.html …
原因は不明と、規制庁がばかげた結論
これ思い出した…
↓
宮城
原子力施設で発生した放射性廃棄物ではありません? 〔20:56 - 2014年11月1日 〕――
典拠:上掲ツイート
公害企業、たとえば、東電が
責任逃れのために
「それは、当社の原発由来のごみではない」
と強弁するのは、
理解できなくはありません。
我が国では、
原子力発電所が放射能という毒物を排出する可能性があるので、
それを規制するための機関である、
“公正・中立”なはずの原子力規制委員会が
「がれき処理で放出された放射性物質が原因とは考えられない」
とぬかしておるわけです。
ブログ「院長の独り言」において
onodekitaさんが
それにつき、
三つの記事を紹介されています。
☆ 記事URL:http://onodekita.sblo.jp/article/105137179.html
どこに嘘があるか、
じっくりと読んで自分の目で確かめてください
(時系列に沿って
配置を変更してあります)。
下記〔資料ー1〕の
リンク先のページでonodekita氏が
次のように
コメントされています。
―― なぜ、カリウムの被害はほとんど出てこないのに、セシウムだけには出てくるのか。そして、被害に遭う人と会わない人がいるのはなぜか。こういった放射能の偏在も大いにかかわっていると思われます。
それでも、国の安全基準を信用しますか?――
国の安全基準を批判する根拠として
示されているのが、
放射性物質がまばらに分布する
現象です
(拙稿「高辻俊宏准教授 / 「(放射能)汚染は、極端に偏った状態で進む」(重要)」参照。
*http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/8c8ef5b8442949ffec713bf120ad6f80)。
この現象に対する理解は常識と思ってました。
しかるに、農水省は、
偏在を否定して、
飛んできた「放射性物質を土壌から吸い上げたのなら均一的に検出される」
としてます。
ここがおかしいわけです。
onodekita氏の指摘される通りです。
僕は、
そのおかしさにつき、
役所が気づかないふりをしているとしか
思えません。
もし、本当に気づいていないのだとしたら、
余りに無関心すぎるからです。
事実発見の古さを考えて見て下さい。
役所は、
白を切り続けるつもりなのでしょうか。
見下げはてた人たちです。
〔資料ー1〕
「福島県産の「新米」から放射性セシウム」
サイト「おうちマルシェ」
~ 仙台にて、お茶会のご報告(2012/10/13(土) 午後 7:44)
☆ 記事URL:http://blogs.yahoo.co.jp/anzu_ando_anzu_72/10272932.html
「食卓に上る今年の福島県産の“新米”の中に、放射能に汚染された“高濃度汚染米”が紛れこむ恐れは避けられません」
放射線生物物理学の研究者で、放射性物質測定のエキスパートである高辻俊宏長崎大学准教授はこう語る。その高辻氏の調査によって、今回、米の放射能汚染に関する衝撃の事実が判明した。現在の検査システムを素通りしてしまう可能性のある“超高濃度汚染米”の存在が、初めて明らかにされたのである。
調査対象になった米の産地は、福島県いわき市志田名しだみょう地区。福島第一原発からおよそ30km離れた小さな集落で、原発事故のあとも、行政上は避難区域とされなかった地区だ。けれども、住民による自発的な放射線測定で高い空間線量が計測され、その後、チェルノブイリ原発事故での“避難対象地域”に匹敵するほどの土壌汚染も見つかった。昨年、NHKのドキュメンタリーシリーズで、放射能汚染の“ホットスポット”としてとりあげられ、その後何度も再放送されたので、ご記憶の方もあるだろう。
高辻氏は、その志田名地区での実地調査を続ける放射線衛生学の専門家、獨協医科大学准教授の木村真三氏の依頼を受け、米などの農作物や土壌、水などの放射能汚染を測定してきた。その過程で、衝撃的な“超高濃度汚染米”の存在を発見したのである。
その“ホットスポット”で昨年、試験的に採取された米からは、1kgあたり357Bq(ベクレル)という高い放射性セシウムの数値が測定された。厚生労働省が定める規制値は100Bq/kg。およそ3.6倍もの高濃度汚染である。
高辻氏は、より精密に汚染を調べるため、以下のような測定を行った。汚染米から2つのサンプルを作り、それらを別個に測定したところ、全く同じ米のはずが、一方からは約18gで6.5Bqの高濃度の汚染が測定されたのに対し、もう一方からは1.27Bqしか検出されなかったのだ。疑問を持った高辻氏は、さらに、高濃度のサンプル米をまた半分に分け、それぞれの汚染を測定した。
この作業を何度も重ねていき、最後にはサンプル米3粒が残った。測定の結果、そのうちのひと粒は2.9Bqで、残りの2粒は0.0048Bq。驚くべきことに、約18gのサンプル米がもっていた汚染のうち、なんとおよそ半分の汚染が、0.02gの米ひと粒に集中していることが明らかになったのである。この0.02gで2.9Bqという濃度は、1kgあたりに換算すると約14万Bq/kgにもなる。
これは、放射能汚染が均等に広がるのではなく、ひと粒、ないしは田んぼの中の1本の稲穂など、極端に偏った状態で進む可能性があることを示している。そして、そうした米だけを検査で弾くことは、現在の検査体制では不可能なのだ。
「高濃度汚染米を取り除こうとするなら、米ひと粒ずつをチェックしなければならない。でもそれは現実的に難しいですし、個人が5kg、10kgのお米を買ってきて、その中のひと粒だけ弾いて食べないようにするなどということもできません。高濃度の汚染米を食べてしまうという、ある種“貧乏くじ”を引いてしまう可能性があるわけです」(高辻氏)
〔資料ー2〕
「がれき撤去で飛散、コメ汚染 福島第一の20キロ先」
青木美希 2014年7月14日07時22分
☆ 記事URL:――
典拠:図版南相馬市で昨秋収穫された稲穂。黒い部分が放射性物質=農水省提供
原発から20キロ以上離れた南相馬市の避難区域外の水田14カ所と、20キロ圏の避難区域内の5カ所で昨秋に収穫されたコメから基準値(1キロあたり100ベクレル)超のセシウムが検出された。農水省が調べたところ、放射性物質は8月中旬に出始めた穂などに局所的に付着。事故当時に飛散した放射性物質を土壌から吸い上げたのなら均一的に検出されるため、穂が収穫された9月末までの間に新たに飛んできたものと分析した。
〔資料ー3〕
「(南相馬のコメ)原発が汚染の原因とは考えにくい」
ANNニュース(2014/10/31 21:39)
☆ 記事URL:http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000037921.html
福島県南相馬市のコメの一部から基準値以上の放射性物質が検出された問題で、原子力規制委員会の更田委員長代理は31日、福島第一原発3号機のがれき処理の際に放出された放射性物質が原因とは考えられないとの見方を示しました。
去年秋に収穫された南相馬市の一部のコメから基準値を超える放射性物質が検出されたことに対し、農林水産省は去年8月、3号機のがれき処理の際に誤って放出された放射性物質が原因である可能性を指摘していました。国と東京電力の検討会は31日、国側の新たな試算の結果、放出された放射性物質の総量は1100億ベクレルで、以前に東電が示した値と大きな差がなかったことを明らかにしました。これを受けて原子力規制委の更田委員長代理は、「この量では南相馬のコメに影響を与えたとはおよそ考えにくい」と述べ、がれき処理で放出された放射性物質が原因とは考えられないとの見方を示しました。一方で、汚染の原因については分からないとしています。
「放射能の脅威」か
「官僚」にしようか迷いました。
あえて、
科学上の発見の成果を
見て見ぬ振りをして
嘘をつく
官僚どもを見て、
言葉を失くすほどの失望感を
覚えました。
焦点は、
「放射能の脅威」でなく、
「官僚」のそれではないかと思いました。
迷った末、
「官僚」にしました。
これは、
原発事故が想定外の自然災害の部類でなく、
紛れもない人災だったという
怒りに通じます。
同じ思いでいらっしゃるだろう、
みえないばくだん @hopi_domingo さんのツイートを
紹介します。
――おかしな国だよ!!
南相馬の放射能は「原発」由来ではないhttp://onodekita.sblo.jp/article/105137179.html …
原因は不明と、規制庁がばかげた結論
これ思い出した…
↓
宮城
原子力施設で発生した放射性廃棄物ではありません? 〔20:56 - 2014年11月1日 〕――
典拠:上掲ツイート
公害企業、たとえば、東電が
責任逃れのために
「それは、当社の原発由来のごみではない」
と強弁するのは、
理解できなくはありません。
我が国では、
原子力発電所が放射能という毒物を排出する可能性があるので、
それを規制するための機関である、
“公正・中立”なはずの原子力規制委員会が
「がれき処理で放出された放射性物質が原因とは考えられない」
とぬかしておるわけです。
ブログ「院長の独り言」において
onodekitaさんが
それにつき、
三つの記事を紹介されています。
☆ 記事URL:http://onodekita.sblo.jp/article/105137179.html
どこに嘘があるか、
じっくりと読んで自分の目で確かめてください
(時系列に沿って
配置を変更してあります)。
下記〔資料ー1〕の
リンク先のページでonodekita氏が
次のように
コメントされています。
―― なぜ、カリウムの被害はほとんど出てこないのに、セシウムだけには出てくるのか。そして、被害に遭う人と会わない人がいるのはなぜか。こういった放射能の偏在も大いにかかわっていると思われます。
それでも、国の安全基準を信用しますか?――
国の安全基準を批判する根拠として
示されているのが、
放射性物質がまばらに分布する
現象です
(拙稿「高辻俊宏准教授 / 「(放射能)汚染は、極端に偏った状態で進む」(重要)」参照。
*http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/8c8ef5b8442949ffec713bf120ad6f80)。
この現象に対する理解は常識と思ってました。
しかるに、農水省は、
偏在を否定して、
飛んできた「放射性物質を土壌から吸い上げたのなら均一的に検出される」
としてます。
ここがおかしいわけです。
onodekita氏の指摘される通りです。
僕は、
そのおかしさにつき、
役所が気づかないふりをしているとしか
思えません。
もし、本当に気づいていないのだとしたら、
余りに無関心すぎるからです。
事実発見の古さを考えて見て下さい。
役所は、
白を切り続けるつもりなのでしょうか。
見下げはてた人たちです。
〔資料ー1〕
「福島県産の「新米」から放射性セシウム」
サイト「おうちマルシェ」
~ 仙台にて、お茶会のご報告(2012/10/13(土) 午後 7:44)
☆ 記事URL:http://blogs.yahoo.co.jp/anzu_ando_anzu_72/10272932.html
「食卓に上る今年の福島県産の“新米”の中に、放射能に汚染された“高濃度汚染米”が紛れこむ恐れは避けられません」
放射線生物物理学の研究者で、放射性物質測定のエキスパートである高辻俊宏長崎大学准教授はこう語る。その高辻氏の調査によって、今回、米の放射能汚染に関する衝撃の事実が判明した。現在の検査システムを素通りしてしまう可能性のある“超高濃度汚染米”の存在が、初めて明らかにされたのである。
調査対象になった米の産地は、福島県いわき市志田名しだみょう地区。福島第一原発からおよそ30km離れた小さな集落で、原発事故のあとも、行政上は避難区域とされなかった地区だ。けれども、住民による自発的な放射線測定で高い空間線量が計測され、その後、チェルノブイリ原発事故での“避難対象地域”に匹敵するほどの土壌汚染も見つかった。昨年、NHKのドキュメンタリーシリーズで、放射能汚染の“ホットスポット”としてとりあげられ、その後何度も再放送されたので、ご記憶の方もあるだろう。
高辻氏は、その志田名地区での実地調査を続ける放射線衛生学の専門家、獨協医科大学准教授の木村真三氏の依頼を受け、米などの農作物や土壌、水などの放射能汚染を測定してきた。その過程で、衝撃的な“超高濃度汚染米”の存在を発見したのである。
その“ホットスポット”で昨年、試験的に採取された米からは、1kgあたり357Bq(ベクレル)という高い放射性セシウムの数値が測定された。厚生労働省が定める規制値は100Bq/kg。およそ3.6倍もの高濃度汚染である。
高辻氏は、より精密に汚染を調べるため、以下のような測定を行った。汚染米から2つのサンプルを作り、それらを別個に測定したところ、全く同じ米のはずが、一方からは約18gで6.5Bqの高濃度の汚染が測定されたのに対し、もう一方からは1.27Bqしか検出されなかったのだ。疑問を持った高辻氏は、さらに、高濃度のサンプル米をまた半分に分け、それぞれの汚染を測定した。
この作業を何度も重ねていき、最後にはサンプル米3粒が残った。測定の結果、そのうちのひと粒は2.9Bqで、残りの2粒は0.0048Bq。驚くべきことに、約18gのサンプル米がもっていた汚染のうち、なんとおよそ半分の汚染が、0.02gの米ひと粒に集中していることが明らかになったのである。この0.02gで2.9Bqという濃度は、1kgあたりに換算すると約14万Bq/kgにもなる。
これは、放射能汚染が均等に広がるのではなく、ひと粒、ないしは田んぼの中の1本の稲穂など、極端に偏った状態で進む可能性があることを示している。そして、そうした米だけを検査で弾くことは、現在の検査体制では不可能なのだ。
「高濃度汚染米を取り除こうとするなら、米ひと粒ずつをチェックしなければならない。でもそれは現実的に難しいですし、個人が5kg、10kgのお米を買ってきて、その中のひと粒だけ弾いて食べないようにするなどということもできません。高濃度の汚染米を食べてしまうという、ある種“貧乏くじ”を引いてしまう可能性があるわけです」(高辻氏)
〔資料ー2〕
「がれき撤去で飛散、コメ汚染 福島第一の20キロ先」
青木美希 2014年7月14日07時22分
☆ 記事URL:――
典拠:図版南相馬市で昨秋収穫された稲穂。黒い部分が放射性物質=農水省提供
原発から20キロ以上離れた南相馬市の避難区域外の水田14カ所と、20キロ圏の避難区域内の5カ所で昨秋に収穫されたコメから基準値(1キロあたり100ベクレル)超のセシウムが検出された。農水省が調べたところ、放射性物質は8月中旬に出始めた穂などに局所的に付着。事故当時に飛散した放射性物質を土壌から吸い上げたのなら均一的に検出されるため、穂が収穫された9月末までの間に新たに飛んできたものと分析した。
〔資料ー3〕
「(南相馬のコメ)原発が汚染の原因とは考えにくい」
ANNニュース(2014/10/31 21:39)
☆ 記事URL:http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000037921.html
福島県南相馬市のコメの一部から基準値以上の放射性物質が検出された問題で、原子力規制委員会の更田委員長代理は31日、福島第一原発3号機のがれき処理の際に放出された放射性物質が原因とは考えられないとの見方を示しました。
去年秋に収穫された南相馬市の一部のコメから基準値を超える放射性物質が検出されたことに対し、農林水産省は去年8月、3号機のがれき処理の際に誤って放出された放射性物質が原因である可能性を指摘していました。国と東京電力の検討会は31日、国側の新たな試算の結果、放出された放射性物質の総量は1100億ベクレルで、以前に東電が示した値と大きな差がなかったことを明らかにしました。これを受けて原子力規制委の更田委員長代理は、「この量では南相馬のコメに影響を与えたとはおよそ考えにくい」と述べ、がれき処理で放出された放射性物質が原因とは考えられないとの見方を示しました。一方で、汚染の原因については分からないとしています。
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