のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

「わたしは何さいまで生きられますか?」

2012年06月17日 10時32分56秒 | Weblog
8月17日、

手紙約40通を携え、

福島の子供たちが、安心して暮らせるように

疎開させて欲しいと訴えるために

東京に来て、

内閣府原子力災害対策本部と

文部科学省の担当者と交渉を行ったようです

福島の子供たちを1人残らず疎開させたい参照)。


「安心して暮らしたい」福島の子どもが政府に訴え



ちらりと映っている、

カメラを構えて

子どもを撮影しているのは、

フリージャーナリストの田中龍作氏でしょうか。

動画を見て、

分かったことがたくさんあります。

たとえば

官僚たちは、

「疎開」という話題を避け、

放射能汚染の除染について、

その内できるだろうと、

あやふやに語っているとか。

この会見の後、

ある子供の

――子供の頃あまり勉強しなかったから、

子供の質問に答えられないのでは――

という感想が

皮肉と言うんでしょうか、

痛烈過ぎて、

失笑が洩れています。

まるで

(裸の大将、我見たり!)

を地で行っているようであります。

それらが

ありのままに事実として、

動画に記録されてしまっているのが

傑作です。

また、こんな指摘もありました。

「疎開」について尋ねられ、

もし、未定なら、

「まだ決まってません」

と応えればそれでよかったのに、と。

どれほど、

役人に

コミュ二ケーション能力が欠けているかの、

悲しいほど明々白々な実例です。


ただ、どんな大人も

返答に困るような

難しい問いってありますね。

ブログタイトルに選んだ

「わたしは何さいまで生きられますか?」

という問いです。

この問いは、

40通もの内の1通の手紙の

書き出しみたいです。

詳細は、

「福島の子どもたちからの手紙―― ほうしゃのうっていつなくなるの?」

という本で知ることが

出来るようです。

amazonでネット販売してます。

同社の「クリック 中身! 検索」

で調べますと、

子どもたちの寄せ書きにあります。

僕は、

この問いを

【緊急行動】野田に殺されてたまるか!船橋から野田総理の政治生命を絶とう!

と題して「6・17船橋アクション」を呼び掛ける

サイトで見つけました。

まだ小5の子どもの、

「私たちは何さいまで生きれますか?」

という疑問に

僕ら大人は、

どう答えるべきなのでしょう。

この問いは、

決して官僚にだけ

突きつけられているのではないでしょう。





「福島の子どもの政府に訴え」という

プロジェクト全体を記録した動画があるのですね。

そちらを紹介します。

全部で[1 /7]から[7 /7]までの

7本あります。

各動画の

見どころと言いますか、

要点は、

【ポイント】として、

それぞれ動画の下にまとめました。

ただし、これ、

かなり主観的なものです。

100%、

まとめとして

信用しないでくださいね。


《福島の子どもたちの声を政府に届ける集会&記者会見》 2011年8月17日


[1 /7] プロジェクト企画者の挨拶



【ポイント】

(ビデオタイム、3:30以降)

企画者である

「にしかた」という女性が

プロジェクトを思いついた趣旨を

次のように説明されます。

すなわち、

『放射能って、何時なくなるの?』

という下の娘さんの素朴な疑問に

答えてあげることができませんでした、

色んなところから聞こえてくる、

子どもが“原子炉爆発ごっこ”

をしているよ、

という情報を聞いて、

今回の災害の

一番の被害者は、

誰であるのかを、まず、考えました、

一番の被害者は子どもたち、

弱い者たち、

ということが頭にありました、と。



[2 /7] このプロジェクトに寄せられた声の紹介


[3 /7] 子どもたちの訴え


【ポイント】

(ビデオタイム、5:50以降)

「安心して暮らしたい」という上にアップした動画と重なりますが、

福島の子どもが政府に訴えをする場面が

収録されています。


(ビデオタイム、14:40以降)

「疎開」(政府用語で言えば、「避難」)に

話題が及んだところで、

山本太郎さんの方から質問が飛びました。

「補償をするんですか?

毎日、毒が出ているのに、みんな、住めるわけないじゃないですか、

除染だけしたって。

場当たり的なこと、止めてください」


[4 /7] 政府職員への子どもたちの質疑応答(1)


【ポイント】

(ビデオタイム、13:15以降)

除染の作業、

どうして早くしなかったのかにつき、

政府の担当者が

除染をする

序列を云々しました。

説明の中で

“最大限早く”という表現が出てきました。

間髪をいれず、

「最大限って、どういうことですか」

と突っ込まれてました。

さすがに役人の人が

気の毒になって、

僕は

(“めっちゃ早く”いう意味や)、

と心の中で

補足説明してましたよ。


[5 /7] 政府職員への子どもたちの質疑応答(2)& 子どもたちの記者会見(1)


【ポイント】

(ビデオタイム、9:30以降)

記者会見が始まりました。

12:50の頃の

男の子の発言に

「大人なのに

子どもの言葉が伝わらないというのは、

子どもの頃、

ちゃんと勉強していなかったのかと思いました」

という上に紹介した

歴史的な名言でさえあるだろう

感想が

飛び出します。

官僚の方は、

ここのところだけでも、

確認されておかれたらよいでしょう。

真実は、

人を笑わせるものですね。


[6 /7] 子どもたちの記者会見(2)



[7 /7] 子どもたちの記者会見(3)


【ポイント】

(ビデオタイム、6:00以降)

サテライト疎開の説明をします。

疎開して

全国各地に分散しても、

福島は福島(故郷)として残したまま、ということです。

(思うに、これは、

疎開先と地元福島の間柄を

地球と月(サテライト)の関係になぞらえ、

説明してるってことなのでしょう。

福島の人の福島を切って捨てられない思いが

よく理解できました)。


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