月刊誌「新潮45」(新潮社)2011年11月号に
野田正彰氏が
「大阪府知事は『病気』である」
という記事を寄稿した。
それによると、
彼は、
WHOの定める
「演技性人格障害」の6項目中5つに当てはまり、
「自己顕示欲型精神病質者」
だとのことだ。
その橋下氏は、訴訟をしまくっている。
リテラは、
それらの訴訟を
スラップ訴訟だと言い切っている。
やり玉に挙げられた
訴訟の一つは、
上原善広氏に対してのもの。
橋下氏の出自や父親と反社会的勢力の関係について記すのは、
けしからんという内容だ。
裁判所に
「政治家に対し「厳しい批判」や「風刺」「揶揄」などいかに辛辣で品位を欠く表現であろうが、為政者はそれを甘受すべき」
と説教され、
今度は、
「これまで橋下に対する批判的表現は公人に対する表現として最大限容認してきました。しかしこれから橋下は私人になりますし、当事務所の信用問題にかかわりますので、今後は橋下の社会的評価を低下させる表現に対しては厳しく法的対処をしていきます」
というへ理屈の下、
西谷文和氏を訴えた。
同氏が
「大阪府咲洲庁舎を96億円で購入したのは不当だとして住民訴訟を起こした」のは、
怪しからんという内容だ。
訴え、訴え、訴え…
弁護士の橋本は、
訴訟を道具にして他人の言論を圧殺することに
血道をあげている。
その興奮の様子が上掲、
「自己顕示欲型精神病質者」の症状そのものなのが皮肉だ。
高校の恩師から
橋下は、
次のような人物であるとされている。
「嘘を平気で言う。バレても恥じない。信用できない。約束をはたせない。自分の利害にかかわることには理屈を考え出す。人望はまったくなく、委員などに選ばれることはなかった」
政治家、橋下徹その人の人と柄が見事に
要約して
述べられているではないか。
病気を
免罪符にされては困るが
「自分の利害のために平気で嘘をつく」
という特徴、
橋下の盟友である
安倍晋三をも想起させるから不気味だ。
〔資料〕
「テレビ復帰で言いたい放題の橋下徹が裁判で敗訴!「演技牲人格障害」と指摘した記事に公共性、信用性ありの判決」
リテラ(2016.05.08)
☆ 記事URL:http://lite-ra.com/2016/05/post-2227.html
『橋下×羽鳥の新番組(仮)』(テレビ朝日)で8年ぶりのテレビ番組レギュラー復帰を果たした元大阪市長・橋下徹氏が、本日8日、今度は出世番組となった『行列のできる法律相談所』(日本テレビ)に復帰する。しかも、内容は「お久しぶりです!橋下先生!あの時どうかしてました!SP」と題された、最初から最後まで橋下氏推しのスペシャル番組だ。
『橋下×羽鳥の新番組(仮)』も当初はバラエティというフレコミだったが、いつのまにか、ひたすら社会問題に対する橋下氏の意見をきくという番組になってしまった。今回もおそらく出演者が橋下氏の一方的主張を“拝聴する”茶番劇が繰り広げられるはずだ。
そして本日の『行列』は、橋下氏が「共演NG」にしていた「評論家M」と対決するといった番宣を展開しているが、Mというのは経済評論家・森永卓郎氏のこと。たしかに、森永氏はこの数年、橋下氏の政治姿勢を徹底批判していたが、この対決もしょせんは橋下氏が詭弁を弄して、森永氏を丸め込む結果に終わるのだろう。
そんなやりたい放題の橋下氏だが、最近になって自身に対する記事に起こした名誉毀損裁判で敗訴を喫したことをご存知だろうか。
月刊誌「新潮45」(新潮社)2011年11月号に掲載された記事に対して、橋下氏が起こしていた裁判。この記事は精神科医でノンフィクション作家の野田正彰氏が執筆した「大阪府知事は『病気』である」と題した記事。大阪府知事だった橋下氏の過去の言動や、橋下氏の学生時代に生活指導に携わった教諭の「嘘を平気で言う」などのエピソードから精神分析を行い、橋下氏が「自己顕示欲型精神病質者」や、WHOが定める「演技性人格障害」の6項目中5つに当てはまる、などと論評したものだ。
これに対し、橋下氏が名誉毀損だとして新潮社と野田氏を提訴、昨年9月の一審、大阪地裁での判決では、新潮社などに110万円の支払いを命じる判決が出ていた。しかし新潮社が控訴した結果、今年4月21日、大阪高裁で、一審取り消し、橋下氏の請求棄却の判決が下ったのだ。
高裁は、橋下氏が高校生だった当時、生活指導に関わった教諭から聞いたとする「新潮45」の記事内容を「野田氏らが真実と信じる理由があった」と判断。野田氏の誌上診断にも公共性があって違法性はない。公人に対する “表現の自由”を尊重した至極まっとうな判決といえる。
高裁で逆転敗訴を喫した橋下氏だが、橋下氏が敗訴したのはこれだけでない。同じく「新潮45」同号でノンフィクション作家・上原善広氏が書いた橋下氏の出自や父親と反社会的勢力の関係について記された記事で、橋下氏は新潮社と上原氏を名誉毀損で提訴していたが、今年3月30日の一審判決では「記事は政治家としての適性を判断することに資する事実で、公益目的が認められる」と不法行為を否定、「橋下氏は国民の高い関心を集める政治家だった」と指摘した上で、プライバシー侵害の主張をも退けたのだ。
判決は当然だ。政治家に対し「厳しい批判」や「風刺」「揶揄」などいかに辛辣で品位を欠く表現であろうが、為政者はそれを甘受すべきで、そのことで担保されるのが表現の自由であり民主主義国家としての絶対的条件だ。これは過去の名誉毀損事案で裁判所も認めており、橋下氏はこうした民主主義の基本中の基本すら理解していないらしい。
だが、この敗訴判決の事実を知って、あらためて呆れたのは、橋下氏が大阪市長在任中からこのような訴訟を連発していたことだ。
橋下氏は先述の『橋下×羽鳥の新番組(仮)』でも、政治家は公人だから批判報道や私生活を暴かれるのはやむをえないという旨のもっともらしい発言を繰り返している。ところが、自分に対する報道には、スラップまがいの訴訟で、批判の封じ込めにかかっていたのである。
しかも、これから先、橋下氏はこうした訴訟をますます連発するだろう。たとえば、橋下氏は、昨年12月13日のTwitterでこんなことをツイートしている。
〈西谷文和殿 提訴提起します。(中略)橋下綜合法律事務所〉
〈これまで橋下に対する批判的表現は公人に対する表現として最大限容認してきました。しかしこれから橋下は私人になりますし、当事務所の信用問題にかかわりますので、今後は橋下の社会的評価を低下させる表現に対しては厳しく法的対処をしていきます。ご注意下さい。橋下綜合法律事務所〉
西谷氏はイラクでの取材を中心にした戦場ジャーナリストで、橋下大阪府政を厳しく批判し、大阪府咲洲庁舎を96億円で購入したのは不当だとして住民訴訟を起こした一人だが、その人物に橋下氏は“大阪市長を辞めた自分は私人なんだから名誉毀損訴訟を乱発する”と恫喝をかけたというわけだ。
野田正彰氏が
「大阪府知事は『病気』である」
という記事を寄稿した。
それによると、
彼は、
WHOの定める
「演技性人格障害」の6項目中5つに当てはまり、
「自己顕示欲型精神病質者」
だとのことだ。
その橋下氏は、訴訟をしまくっている。
リテラは、
それらの訴訟を
スラップ訴訟だと言い切っている。
やり玉に挙げられた
訴訟の一つは、
上原善広氏に対してのもの。
橋下氏の出自や父親と反社会的勢力の関係について記すのは、
けしからんという内容だ。
裁判所に
「政治家に対し「厳しい批判」や「風刺」「揶揄」などいかに辛辣で品位を欠く表現であろうが、為政者はそれを甘受すべき」
と説教され、
今度は、
「これまで橋下に対する批判的表現は公人に対する表現として最大限容認してきました。しかしこれから橋下は私人になりますし、当事務所の信用問題にかかわりますので、今後は橋下の社会的評価を低下させる表現に対しては厳しく法的対処をしていきます」
というへ理屈の下、
西谷文和氏を訴えた。
同氏が
「大阪府咲洲庁舎を96億円で購入したのは不当だとして住民訴訟を起こした」のは、
怪しからんという内容だ。
訴え、訴え、訴え…
弁護士の橋本は、
訴訟を道具にして他人の言論を圧殺することに
血道をあげている。
その興奮の様子が上掲、
「自己顕示欲型精神病質者」の症状そのものなのが皮肉だ。
高校の恩師から
橋下は、
次のような人物であるとされている。
「嘘を平気で言う。バレても恥じない。信用できない。約束をはたせない。自分の利害にかかわることには理屈を考え出す。人望はまったくなく、委員などに選ばれることはなかった」
政治家、橋下徹その人の人と柄が見事に
要約して
述べられているではないか。
病気を
免罪符にされては困るが
「自分の利害のために平気で嘘をつく」
という特徴、
橋下の盟友である
安倍晋三をも想起させるから不気味だ。
〔資料〕
「テレビ復帰で言いたい放題の橋下徹が裁判で敗訴!「演技牲人格障害」と指摘した記事に公共性、信用性ありの判決」
リテラ(2016.05.08)
☆ 記事URL:http://lite-ra.com/2016/05/post-2227.html
『橋下×羽鳥の新番組(仮)』(テレビ朝日)で8年ぶりのテレビ番組レギュラー復帰を果たした元大阪市長・橋下徹氏が、本日8日、今度は出世番組となった『行列のできる法律相談所』(日本テレビ)に復帰する。しかも、内容は「お久しぶりです!橋下先生!あの時どうかしてました!SP」と題された、最初から最後まで橋下氏推しのスペシャル番組だ。
『橋下×羽鳥の新番組(仮)』も当初はバラエティというフレコミだったが、いつのまにか、ひたすら社会問題に対する橋下氏の意見をきくという番組になってしまった。今回もおそらく出演者が橋下氏の一方的主張を“拝聴する”茶番劇が繰り広げられるはずだ。
そして本日の『行列』は、橋下氏が「共演NG」にしていた「評論家M」と対決するといった番宣を展開しているが、Mというのは経済評論家・森永卓郎氏のこと。たしかに、森永氏はこの数年、橋下氏の政治姿勢を徹底批判していたが、この対決もしょせんは橋下氏が詭弁を弄して、森永氏を丸め込む結果に終わるのだろう。
そんなやりたい放題の橋下氏だが、最近になって自身に対する記事に起こした名誉毀損裁判で敗訴を喫したことをご存知だろうか。
月刊誌「新潮45」(新潮社)2011年11月号に掲載された記事に対して、橋下氏が起こしていた裁判。この記事は精神科医でノンフィクション作家の野田正彰氏が執筆した「大阪府知事は『病気』である」と題した記事。大阪府知事だった橋下氏の過去の言動や、橋下氏の学生時代に生活指導に携わった教諭の「嘘を平気で言う」などのエピソードから精神分析を行い、橋下氏が「自己顕示欲型精神病質者」や、WHOが定める「演技性人格障害」の6項目中5つに当てはまる、などと論評したものだ。
これに対し、橋下氏が名誉毀損だとして新潮社と野田氏を提訴、昨年9月の一審、大阪地裁での判決では、新潮社などに110万円の支払いを命じる判決が出ていた。しかし新潮社が控訴した結果、今年4月21日、大阪高裁で、一審取り消し、橋下氏の請求棄却の判決が下ったのだ。
高裁は、橋下氏が高校生だった当時、生活指導に関わった教諭から聞いたとする「新潮45」の記事内容を「野田氏らが真実と信じる理由があった」と判断。野田氏の誌上診断にも公共性があって違法性はない。公人に対する “表現の自由”を尊重した至極まっとうな判決といえる。
高裁で逆転敗訴を喫した橋下氏だが、橋下氏が敗訴したのはこれだけでない。同じく「新潮45」同号でノンフィクション作家・上原善広氏が書いた橋下氏の出自や父親と反社会的勢力の関係について記された記事で、橋下氏は新潮社と上原氏を名誉毀損で提訴していたが、今年3月30日の一審判決では「記事は政治家としての適性を判断することに資する事実で、公益目的が認められる」と不法行為を否定、「橋下氏は国民の高い関心を集める政治家だった」と指摘した上で、プライバシー侵害の主張をも退けたのだ。
判決は当然だ。政治家に対し「厳しい批判」や「風刺」「揶揄」などいかに辛辣で品位を欠く表現であろうが、為政者はそれを甘受すべきで、そのことで担保されるのが表現の自由であり民主主義国家としての絶対的条件だ。これは過去の名誉毀損事案で裁判所も認めており、橋下氏はこうした民主主義の基本中の基本すら理解していないらしい。
だが、この敗訴判決の事実を知って、あらためて呆れたのは、橋下氏が大阪市長在任中からこのような訴訟を連発していたことだ。
橋下氏は先述の『橋下×羽鳥の新番組(仮)』でも、政治家は公人だから批判報道や私生活を暴かれるのはやむをえないという旨のもっともらしい発言を繰り返している。ところが、自分に対する報道には、スラップまがいの訴訟で、批判の封じ込めにかかっていたのである。
しかも、これから先、橋下氏はこうした訴訟をますます連発するだろう。たとえば、橋下氏は、昨年12月13日のTwitterでこんなことをツイートしている。
〈西谷文和殿 提訴提起します。(中略)橋下綜合法律事務所〉
〈これまで橋下に対する批判的表現は公人に対する表現として最大限容認してきました。しかしこれから橋下は私人になりますし、当事務所の信用問題にかかわりますので、今後は橋下の社会的評価を低下させる表現に対しては厳しく法的対処をしていきます。ご注意下さい。橋下綜合法律事務所〉
西谷氏はイラクでの取材を中心にした戦場ジャーナリストで、橋下大阪府政を厳しく批判し、大阪府咲洲庁舎を96億円で購入したのは不当だとして住民訴訟を起こした一人だが、その人物に橋下氏は“大阪市長を辞めた自分は私人なんだから名誉毀損訴訟を乱発する”と恫喝をかけたというわけだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます