のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

安倍某の「もう間に合わない」という言い草について

2015年07月13日 14時41分06秒 | オリンピック
小沢一郎(事務所)@ozawa_jimusho さんのツイート。

――新国立競技場について安倍総理は「もう間に合わない」と答弁。国民のほとんどが「計画を見直すべき」と考えているにも関わらず、「完全黙殺」を決め込んでいる。どおりで「国民主権」の現行憲法を嫌いなはずだ。〔9:58 - 2015年7月13日 〕――

うっかり性質の悪い男の車に同乗させられた

女性のような心境だ。

車窓から見える形式を眺めながら心配する家族、

恋人のことを考える。

ハンドルを持っていないから

引き返せない。

人にいいおじさんに見えた人間は

ただの人さらいだった

というシチュエーションだな。

悪党がそんな時にしか使わないよ、

この「もう間に合わない」という言葉。

コストがどれくらいかかるかなど

あらかじめ分かっていたはずなのに、

競技場を壊してから新競技場の建設費用を語る卑怯よ、

恥ずかしくないのか。

どんな競技場にするか審査し決定した人間は、

デザインだけを考えていたって?

しかし、コストは、ゼネコンが考えることであり、

審査に関わった責任者に責任はない…

ふ~ん。

車を買う時、

好みだけを語る係りだったって、

何じゃ、それ。

子どもか?

誰がそんな“無責任”責任者を選んだのか。

安倍某は、

「もう間に合わない」とソッポを向いたままだ。

まったく、

自分がオリンピックの招致に関係しなかったような言い草だ。

新競技場が

「民主党時代に決まったこと」 のは

事実としても、

誰が一体、

「他のどんあ競技場とも似ていない真新しいスタジアム」

と宣伝して、オリンピックを招致したのか。

東京開催したとき、

満面の笑顔だった森元首相は、

無役だったのか。

理事長だったのではなかったのか。

二人三脚、

招致委員会と並んで歩ていたのは

東京都でなかったか。

民主党がどれほどの影響力を及ぼしえたろうか。

また、競技場を決定する過程での

キーパーソン安藤忠雄は、

石原元都知事の誘い入れだという

(拙稿「石原老人が国立競技場建設のため新税を提案。元はと言えば、――。」参照。*http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/7452972aafcd04e9459a0049a26e44b1)。

民主党を憎んでいたと言っていい

石原某の人選に

民主党に責任を負わすのは無理があるだろう。

この男と二人三脚だった

安倍某の後見人、

森喜朗が免責されていいはずがない。

また何より、

ザハ案を抱えて

IOCでスピーチした安倍某自身の責任こそ重いのだ。

すべて間に合う、

安倍某が自分の責任を潔く認めたならば――。

建どうしても設が無理と言うなら、

大会開催を返上する決定を急げばよいだけのことなのだ。

この点、

植草一秀氏の意見に全面的に賛成だ

(同氏ブログ記事「新国立見直しに時間が足りないは通用しない」(2015年7月13日 (月))参照)。

日本の主権者の多数が、

新国立競技場建設の現状案に反対しているという、

この声を無視することは許されない。

☆ 記事URL:http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/post-32b0.html


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