隅俊之/toshiyuki sumi @spreadarms さんのツイート。
――「ロスト・ボーイズ」として20年間にわたる内戦が続いたスーダンから第三国定住で米国に受け入れられたゲール。日本社会がより難民を受け入れるべきかについて聞くと、彼は「それは日本の人々が決めること。そのために(決めるために)難民のことを知ってほしい」と語ってくれた。〔0:06 - 2015年10月3日 〕――
〔資料〕
「UNHCR親善大使:「難民は同じ人、チャンスを」」
毎日新聞(2015年10月02日)
☆ 記事URL:http://mainichi.jp/select/news/20151003k0000m040049000c.html
スーダン内戦(1983〜2005年)を逃れ、避難先以外の国が難民を受け入れる「第三国定住」制度で移り住んだ米国で俳優などとして活動する国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)親善大使、ゲール・ドゥエイニーさん(36)が1日、毎日新聞の取材に応じ、シリアなどからの難民受け入れで国際社会が揺れていることについて「難民は難民である前にあなたや私と同じ人。市民として同じように社会でチャンスが与えられるべきだ」と指摘した。日本がさらに難民を受け入れるかについては「決めるのは日本の人々。そのために難民のことを知ってもらいたい」と訴えた。【隅俊之、三木幸治】
◇来日のドゥエイニーさん
スーダン南部(現在の南スーダン)出身。内戦では少年兵として従事させられ、徒歩で逃れたエチオピアやケニアの難民キャンプを転々とした。94年に16歳で米国に難民として受け入れられ、大学で学ぶ傍ら、コメディー映画「ハッカビーズ」に出演。これを機に俳優やモデルとして活躍の場を広げている。「故郷を追われた難民は多くを失う。溶け込むのは挑戦だった。それでも米国はドアを開けてくれた」と話す。
スーダンから独立後も内戦状態が続く南スーダンでは日本の自衛隊が国連の平和維持活動(PKO)に従事している。ドゥエイニーさんは「故郷は国際社会の支援を必要としている」とした上で、治安の安定には「何よりも人々の教育が重要」と指摘。ケニアの難民キャンプで、日本の支援で建設された学校に通う生徒たちから「日本に行ったら感謝の気持ちを伝えてほしい」と頼まれたことを挙げながら、教育分野での支援の継続を訴えた。
UNHCRによると、世界の難民・国内避難民は約6000万人。ドゥエイニーさんは「このままでは7000万人、8000万、9000万。1億人以上になるかもしれない。だが、私たちはそんな状況を見たいだろうか」と語り、国際社会の取り組みを求めた。
ドゥエイニーさんは東京などで開かれるUNHCRの難民映画祭のために来日した。
◇難民映画祭…東京・札幌・仙台で開催
難民映画祭は東京、札幌、仙台の3都市で開催。スーダン難民、シリア難民などを描いたドキュメンタリー映画など10作品を上映する。11月1日まで。問い合わせはUNHCR駐日事務所(03・3499・2011)。
――「ロスト・ボーイズ」として20年間にわたる内戦が続いたスーダンから第三国定住で米国に受け入れられたゲール。日本社会がより難民を受け入れるべきかについて聞くと、彼は「それは日本の人々が決めること。そのために(決めるために)難民のことを知ってほしい」と語ってくれた。〔0:06 - 2015年10月3日 〕――
〔資料〕
「UNHCR親善大使:「難民は同じ人、チャンスを」」
毎日新聞(2015年10月02日)
☆ 記事URL:http://mainichi.jp/select/news/20151003k0000m040049000c.html
スーダン内戦(1983〜2005年)を逃れ、避難先以外の国が難民を受け入れる「第三国定住」制度で移り住んだ米国で俳優などとして活動する国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)親善大使、ゲール・ドゥエイニーさん(36)が1日、毎日新聞の取材に応じ、シリアなどからの難民受け入れで国際社会が揺れていることについて「難民は難民である前にあなたや私と同じ人。市民として同じように社会でチャンスが与えられるべきだ」と指摘した。日本がさらに難民を受け入れるかについては「決めるのは日本の人々。そのために難民のことを知ってもらいたい」と訴えた。【隅俊之、三木幸治】
◇来日のドゥエイニーさん
スーダン南部(現在の南スーダン)出身。内戦では少年兵として従事させられ、徒歩で逃れたエチオピアやケニアの難民キャンプを転々とした。94年に16歳で米国に難民として受け入れられ、大学で学ぶ傍ら、コメディー映画「ハッカビーズ」に出演。これを機に俳優やモデルとして活躍の場を広げている。「故郷を追われた難民は多くを失う。溶け込むのは挑戦だった。それでも米国はドアを開けてくれた」と話す。
スーダンから独立後も内戦状態が続く南スーダンでは日本の自衛隊が国連の平和維持活動(PKO)に従事している。ドゥエイニーさんは「故郷は国際社会の支援を必要としている」とした上で、治安の安定には「何よりも人々の教育が重要」と指摘。ケニアの難民キャンプで、日本の支援で建設された学校に通う生徒たちから「日本に行ったら感謝の気持ちを伝えてほしい」と頼まれたことを挙げながら、教育分野での支援の継続を訴えた。
UNHCRによると、世界の難民・国内避難民は約6000万人。ドゥエイニーさんは「このままでは7000万人、8000万、9000万。1億人以上になるかもしれない。だが、私たちはそんな状況を見たいだろうか」と語り、国際社会の取り組みを求めた。
ドゥエイニーさんは東京などで開かれるUNHCRの難民映画祭のために来日した。
◇難民映画祭…東京・札幌・仙台で開催
難民映画祭は東京、札幌、仙台の3都市で開催。スーダン難民、シリア難民などを描いたドキュメンタリー映画など10作品を上映する。11月1日まで。問い合わせはUNHCR駐日事務所(03・3499・2011)。
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