代表選で
枝野氏に勝てたのは、
小沢一郎氏の後ろ盾があったからだろう。
小沢氏は、
明らかに前原に肩入れして、
「前原氏が勝利すれば、野党結集を打ち出すと思う」
と公言していたという。
その結果、
小沢氏に近い松木謙公衆院議員や、
元小沢チルドレンとして知られる小宮山泰子衆院議員らも、
前原氏の推薦人に名を連ねた。
しかし、代表選初日の8月21日の共同記者会見では、
「理念・政策が合わないところと協力することは、私はおかしいと思う」と言い出し、
次期衆院選での共産党との協力見直しを表明した。
なぜ、こんな豹変をしたのか、
前原は、
小沢氏の剛腕を利用してやろうという
下心しかなかったからではないか。
反共主義者の前原としては、
共産党と
信頼関係を築いている
小沢は、
脅威でしかなかった。
端から
反旗を予定したご機嫌窺いに過ぎなかったようだ。
しかし、他面、29日、
前原は、
「もっともわれわれの政策理念に近い考えを持っている」
と持ち上げている。
これは、当時、国政進出の道筋を具体化し始めていた
小池の影響が考えられる。
前原は、
群れないと不安になるタイプの政治家らしい。
小池の「日本ファーストの会」が成長することで
取り残されるような
不安感に駆られていたんではないかな。
民進党内反共主義者たちは、
「もし共産党との協力を見直すことができないなら、
先に離党した長島昭久氏や細野豪志氏らに続き、民進党を離れる」という
構えを見せていたという。
それこそ、
二兎を追う者は一兎を得ずだ。
出るものは拒まぬという姿勢を保てばいい者を
自分を見失ってしまったのだろう。
他方、小沢が前原に接近した背景には、
自身の率いる自由党を民進党に合流させたいという思いがあったからだろう。
前原に
壁を作られたのでは
その願いが泡となって消える。
だから断腸の思いで
前原の嘘を暴こうとしなかった、
ということかな。
どう考えたって前原の
「希望の党から公認を得よ、
民進党の
公認はなかったことにする」
という自殺行為と
「オリーブの木」の理念は、
結びつかない。
前原は、
政治家として小沢より大物だと
内外に
勘違いさせることで首相を目指した。
すなわち、希望の党が民衆の代弁者であるかのような
演出のため
「原発ゼロ」を掲げたみたいなものだ。
しかし、身内の
野党共闘へのアレルギー(共産主義に対する拒絶反応)に屈し、
小池のパペットになってしまったことが
せっかく芽吹きだしていた
市民運動を冷え込ませてしまったと言える。
前原の思いはどうあれ、
市民運動の背後にある国民の思いこそが
民進党を下支え続けてきた、
同党の命だった。
皮肉なことに
小沢との関係がなく、代表選に敗れた枝野が市民運動の、
その命の灯を受け継いだ。
こうなってしまったら、
前原の出番は、
もうない。
小沢の恩義を逆手にとって、
自分の
宣伝に利用して、
挙句の果てに「連合」に支えられた「希望の党」に身売りした
人間として
歴史に汚名を残すことになった。
サイト「現代ビジネス」が
小沢の運命につき
「前原・民進党新代表で、小沢一郎の「政治生命」がひっそり終わる」
というタイトルの論稿で結論づけていく。
その経緯を
「時流が味方しなかった」
という言葉で
まとめ上げている。
☆ 記事URL:http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52757?page=3
しかし、「時流が味方しなかった」のは、
小沢でなく、
前原に対してだった。
“合流”
という言葉に惑わされて、
前原は、
代表として
同僚議員たちに
「公認申請すれば誰も排除されない」と言っていたという
(「小林よしのりオフィシャルwebサイト」参照。*https://yoshinori-kobayashi.com/14134/)。
実は、
それが真っ赤な嘘で
小池が民進党の解体しか目論んでなかったことに
今頃、気づき
「騙された」
と嘆く前原の方だ。
小沢を利用していなかったらまだしも救われたろうに、
恩を仇で返したような前原の行動に
誰も同情しないだろう。
本当に騙されていたかどうかは、
彼の今後の浮沈でわかる。
騙されていなかったのだとしたら、
仲間の
小池が助け舟を出すだろう。
そうしないと、
あらぬこと
暴露されてしまう危険があるからだ。
枝野氏に勝てたのは、
小沢一郎氏の後ろ盾があったからだろう。
小沢氏は、
明らかに前原に肩入れして、
「前原氏が勝利すれば、野党結集を打ち出すと思う」
と公言していたという。
その結果、
小沢氏に近い松木謙公衆院議員や、
元小沢チルドレンとして知られる小宮山泰子衆院議員らも、
前原氏の推薦人に名を連ねた。
しかし、代表選初日の8月21日の共同記者会見では、
「理念・政策が合わないところと協力することは、私はおかしいと思う」と言い出し、
次期衆院選での共産党との協力見直しを表明した。
なぜ、こんな豹変をしたのか、
前原は、
小沢氏の剛腕を利用してやろうという
下心しかなかったからではないか。
反共主義者の前原としては、
共産党と
信頼関係を築いている
小沢は、
脅威でしかなかった。
端から
反旗を予定したご機嫌窺いに過ぎなかったようだ。
しかし、他面、29日、
前原は、
「もっともわれわれの政策理念に近い考えを持っている」
と持ち上げている。
これは、当時、国政進出の道筋を具体化し始めていた
小池の影響が考えられる。
前原は、
群れないと不安になるタイプの政治家らしい。
小池の「日本ファーストの会」が成長することで
取り残されるような
不安感に駆られていたんではないかな。
民進党内反共主義者たちは、
「もし共産党との協力を見直すことができないなら、
先に離党した長島昭久氏や細野豪志氏らに続き、民進党を離れる」という
構えを見せていたという。
それこそ、
二兎を追う者は一兎を得ずだ。
出るものは拒まぬという姿勢を保てばいい者を
自分を見失ってしまったのだろう。
他方、小沢が前原に接近した背景には、
自身の率いる自由党を民進党に合流させたいという思いがあったからだろう。
前原に
壁を作られたのでは
その願いが泡となって消える。
だから断腸の思いで
前原の嘘を暴こうとしなかった、
ということかな。
どう考えたって前原の
「希望の党から公認を得よ、
民進党の
公認はなかったことにする」
という自殺行為と
「オリーブの木」の理念は、
結びつかない。
前原は、
政治家として小沢より大物だと
内外に
勘違いさせることで首相を目指した。
すなわち、希望の党が民衆の代弁者であるかのような
演出のため
「原発ゼロ」を掲げたみたいなものだ。
しかし、身内の
野党共闘へのアレルギー(共産主義に対する拒絶反応)に屈し、
小池のパペットになってしまったことが
せっかく芽吹きだしていた
市民運動を冷え込ませてしまったと言える。
前原の思いはどうあれ、
市民運動の背後にある国民の思いこそが
民進党を下支え続けてきた、
同党の命だった。
皮肉なことに
小沢との関係がなく、代表選に敗れた枝野が市民運動の、
その命の灯を受け継いだ。
こうなってしまったら、
前原の出番は、
もうない。
小沢の恩義を逆手にとって、
自分の
宣伝に利用して、
挙句の果てに「連合」に支えられた「希望の党」に身売りした
人間として
歴史に汚名を残すことになった。
サイト「現代ビジネス」が
小沢の運命につき
「前原・民進党新代表で、小沢一郎の「政治生命」がひっそり終わる」
というタイトルの論稿で結論づけていく。
その経緯を
「時流が味方しなかった」
という言葉で
まとめ上げている。
☆ 記事URL:http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52757?page=3
しかし、「時流が味方しなかった」のは、
小沢でなく、
前原に対してだった。
“合流”
という言葉に惑わされて、
前原は、
代表として
同僚議員たちに
「公認申請すれば誰も排除されない」と言っていたという
(「小林よしのりオフィシャルwebサイト」参照。*https://yoshinori-kobayashi.com/14134/)。
実は、
それが真っ赤な嘘で
小池が民進党の解体しか目論んでなかったことに
今頃、気づき
「騙された」
と嘆く前原の方だ。
小沢を利用していなかったらまだしも救われたろうに、
恩を仇で返したような前原の行動に
誰も同情しないだろう。
本当に騙されていたかどうかは、
彼の今後の浮沈でわかる。
騙されていなかったのだとしたら、
仲間の
小池が助け舟を出すだろう。
そうしないと、
あらぬこと
暴露されてしまう危険があるからだ。
すり寄り、話を聞くふりで、ここぞで裏切る前原という見方は変わっていません。
小沢さんのせいにすれば、前原は少しは同情を買えるのでしょうか。
前原は私の責任として神妙な面持ちはするでしょうが、それは批判を交わすポーズなのではないでしょうか。
今回は、それがどうだったかは解りませんが、人の資質は、自身に大ごとな何か起きない限りは、そうそう変わらないのではないかということ。
小沢が前原党首選選で動いた?
それで前原が選出なんて構図は有り得ないと思います。
例え、前原と小沢さんが会談したとしても小沢さんはジャパンハンドラーズに潰された人。
小沢さんにそんな力があれば、そもそも自由党の少数政党にはなってないでしょう。
前原が民進党の党首になるのは、ジャパンハンドラーズの思惑が働いた結果だと見ています。
メディアは今日も(TVアサヒ)、未だに小沢さんが希望の党に行くようなハテナマークを付けてミスリードしています。いい加減やめたら?
本人にインタビューしていたではないですか?
希望の党へ行くなど御本人は明言しているのを見たことがありません。
小沢さんも希望の党へ?と言った印象操作はやめて欲しいものです。
小沢さんの言うオリーブの木の意味も正しく伝えるべきです。
小沢さんに関しては無所属出馬という声もありますが、様子見。
少し前に何かの記事で見たのは、希望の党は小沢潰しの為だとも。
これは↑どうか疑問ですが、希望の党は自民党補完にしか無いのは、政策をみても一目瞭然。
どっちに転んでも改憲派有利に導くためで、決して自民党VS希望の党ではない事は明白。
自民党=希望の党。(←しつこく何度でも)
小沢さんが動いたとすれば、前原が党首になったところで、民進党、共産党、自由党、社民党とで共闘する打診はしたのかも知れません。(臆測)
希望の党が、対自民党だとして新党結成し、更に原発ゼロと言えば、そこで小池とも共闘できるかな?とも思ったかも知れません。
しかし、希望の党は政策を小出しにした結果、「なんだこれ、やはり自民党と同じじゃないか?」となったのでは。
民進党と小沢さんが組むような事でもあれば、自民党には不都合です。(民進党と小沢さんが組むという事は、他の3党もの条件で)
しかし、それでは自民党にはとてもマズイ事になります。
そうじゃなくても自民党に対して、実質国民のの支持率が低い事は、安倍自民がよく解っていることです。
そこで、小池広告塔に民進党が合流すると言う一大パフォーマンスをさせて、民進党を分断させる事に一役買ったという流れかと思います。
あべ―小池―前原ラインだったのでは?と思えます。
この事から、安倍はまだ居座るつもりなのか?とも伺えてなりません。
不祥事が次から次と噴出した崖っぷち自民党が生き残る策は、このような芝居を打つことしかありませんから、小池新党への批判が、自民党を勝利に導いたとして、それを大義名分にしたい具としての存在ではないでしょうか。
メディアがどんな立ち位置で報道しているか?小池さんに好意的ではない報道。
そして偽装VS自民党が政治的考えが等しい小池さんを批判。
これ、何かおかしくないですか。
身内茶番劇と言っても過言ではないでしょう。
ま、自民党が勝つには不正でしかない事は言わずもがなです。
連想ゲームのようなコメントになりましたが、こんな風に思えます。長文ですみません。