のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

中東での、安倍某の注目発言! そして起きるべきして起きた邦人殺害予告

2015年01月20日 08時03分06秒 | 世界の中の日本
下の画像は、

イスラエルの国立ホロコースト記念館「ヤド・バシェム」での

安倍某の発言だ

(全文は、下記〔資料-3〕参照)。


典拠:ひろみ‏@hiromi19610226さんのツイート〔20:30 - 2015年1月19日

これをリップサービスというべきか。

中国の

ネットユーザーからは多数のコメントがよせられているとのことだ。

たとえば、

「日本人は笑い話がうまいな」

「南京大虐殺記念館においでください」という皮肉やら

「盗人たけだけしいやり方だ」という非難まで、

いろいろだ。

☆ livedoorニュースURL:http://news.livedoor.com/article/detail/9694493/

国内からでも

本気なら、

国内のヘイトスピーチをまず何とかすべきだと

訴える人が一杯いるだろう。

そちらは知らぬ顔で、

真実を告げているとは言えない。

中東歴訪の際にばら撒いた2940億円は、

真実の黙らせ賃なのか。

安倍某はかつて、

4ヶ月間にした海外へのばらまきが52兆5400億円に及ぶというのに

「子育て支援に3千億円不足してま~す」

などと平然と言ってたな。

中東歴訪を止めて

そちらに金を回すべきではなかったのだろうか。

こんなのもあるぞ!


典拠:くろ (脱原発・脱被曝・反戦) @tkurokawa31 さんのツイート〔14:54 - 2015年1月9日

さしあたって、

中東で

イスラエルにおいて

特定民族の差別を云々する必要があったのだろうか。

むしろ、

あらぬ誤解を招く。

すなわち、

「ユダヤ民族を迫害するな」というメッセージを発した、と。

しかし、昨年あった空爆の現実を見れば分るように

理不尽な武力攻撃をしかけていたのは、

イスラエル居住のユダヤ人の方ではなかったか。

余計な発言によって、

イスラム諸国の

反発を招く結果になったのではないか。

せっかくの中東歴訪なのだから

もう少しアラブ人の気持ちを察するべきだったろう。

戦争状態にならないとは限らないのだ。

パリデモには

腰を上げなかった安倍某のずれた発言に

危うさのみを感じる。

つい、この間のように感じるが、

「日本軍による従軍慰安婦の事実はなかった」

という妄想的な広告を米国で出したため

今や世界中で

日本が

「性奴隷の国」

という認知を受けてしまったのに似ている。

藪蛇だったでは済まない。

迷惑を被るのは、

日本国民だ。

中東に行って、

エジプトに430億円、ヨルダンに147億円など

総額2940億円ものカネをばらまいた

(拙稿「イギリス首相は、大洪水で中東訪問を急遽中止した! 一方、日本の首相は…」〔資料-2〕参照
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/ccb35aa1b0293000b8e891e92296a135)。

捨てられた金は全てこれ、

国民の税金だ。

しかも外国から見て、

途轍もなく公平さに欠けた大名外交だ。

ガザ空爆をまるで知らないかのようなイスラエルでの演説からして、

パレスチナにはほとんどお金を落としていないだろう。

となると、

イスラエルの凡その受け取り分が

2940ー430ー147で

1913億円。

このばらまく金のばらつきが

日本に災いをもたらさなければよいが――。


<追記>

不安が的中しました。

1月20日に、

中東の「イスラム国」が日本人2名の殺害警告をしたとのことです

(下記〔資料-1〕参照)。

時事通信によれば、

殺害警告は、

安倍某が行った

カイロで行った演説への報復としてなされたとのことです

(下記〔資料-2〕参照)。

これに対し安倍某は、

声明を発している。



この会見に関しては、

毎日新聞の記事がある(下記〔資料ー4〕参照)。

1月21日午前中 記



〔資料-1〕



「邦人殺害警告のビデオ声明全文 」

   東京新聞(2015年1月20日 18時31分)

☆ 記事URL:http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015012001002137.html

 過激派「イスラム国」とみられるグループが20日発表したビデオ声明の全文は次の通り。
 (字幕で)日本の政府と国民へのメッセージ。
 (映像で)日本の首相へ。(日本は)イスラム国から8500キロも離れていながら、自発的に十字軍に参加した。おまえはわれわれの女性や子どもを殺害するのに、そしてイスラム教徒の家を破壊するのに、得意気に1億ドルを提供した。
 従って、この日本人の命には1億ドル掛かる。そしてまた、イスラム国の拡大を止めるために、イスラム戦士と戦う背教者を養成するのに1億ドルを提供した。それで、こっちの日本人の命には別にもう1億ドル掛かる。
 日本国民に告ぐ。おまえたちの政府はイスラム国と戦うのに2億ドル支払うという愚かな決定をした。おまえたちには、この日本人らの命を救うのに2億ドル支払うという賢明な判断をするよう政府に迫る時間が72時間ある。さもなければ、このナイフがおまえたちの悪夢となるだろう。(共同)


〔資料-2〕

「安倍首相演説に猛反発=日本を十字軍扱い―「イスラム国」」

  時事通信( 1月20日(火)19時10分配信 )

☆ 記事URL:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150120-00000132-jij-m_est

 【エルサレム時事】過激組織「イスラム国」とされる組織が20日公表した日本人2人の殺害を警告したビデオ声明は、安倍晋三首相が17日にカイロで行った中東政策に関する演説で過激主義を封じ込めるために「中庸が最善」と訴えたことに激しい反発を示した。警告は演説への報復として表明された形だ。
 声明は、日本が「十字軍」に加わろうとしていると指摘した。十字軍は、イスラム過激派がキリスト教徒中心の欧米諸国を批判する際に使用する表現で、日本を欧米と同様の「主敵」と位置付けようとしている。


〔資料-3〕

「『悲劇繰り返させない』首相、ホロコースト記念館で演説」

   朝日新聞:エルサレム=久木良太(2015年1月19日20時28分)

☆ 記事URL:http://www.asahi.com/articles/ASH1M5JHSH1MUTFK00L.html

 イスラエルを訪問中の安倍晋三首相は19日、第2次世界大戦中のナチス・ドイツによるユダヤ人大量虐殺の記録を収めた国立ホロコースト記念館「ヤド・バシェム」を訪れ、視察後に「世界の平和と安定に、より積極的に貢献する」と決意を語った。

 戦後70年の節目となる今年、首相は新たな首相談話を発表する考えを示している。年初の海外訪問先から世界に向けて平和へのメッセージを打ち出すことで、首相談話では戦後日本の歩みに焦点を当てる姿勢をにじませたものとみられる。

 首相は同日、昭恵夫人と共に1時間余りかけて記念館を見学。終了後に記者団の前でスピーチを行い、「特定の民族を差別し、憎悪の対象とすることが、人間をどれほど残酷にするのかを学ぶことができた」と述べた。

 また戦時中、外交官として多くのユダヤ人の命を救った杉原千畝(ちうね)氏の功績を取り上げ、「差別と戦争のない世界、人権の守られる世界の実現に向け、働き続けなければならない」と強調。今年がアウシュビッツ強制収容所の解放70年でもあるとして、「このような悲劇を二度と繰り返させない」と表明した。

 首相は17日、エジプト・カイロで行った中東地域に向けた政策スピーチでも「日本は培った経験、能力を世界の安定に進んで捧げる」と語り、政権として掲げる「積極的平和主義」を訴えていた。

     ◇

安倍晋三首相が19日、訪問先のイスラエルの国立ホロコースト記念館「ヤド・バシェム」で行ったスピーチの全文は次の通り。

 ユダヤの人々がくぐった苦難を、全人類の遺産として残そうとする皆様の努力に、心からなる敬意を抱きます。深い悲しみを乗り越え、イスラエルの建国に尽くした人たちを前に、厳かな気持ちになりました。

 特定の民族を差別し、憎悪の対象とすることが、人間をどれほど残酷にするのか、そのことを学ぶことができました。昨年3月、アムステルダムにおいてアンネ・フランクの家を訪ねましたが、本日、決意を新たにいたしました。

 ハショア・レオラム・ロー・オッド(※ヘブライ語で「ホロコーストを二度と繰り返さない」の意味)。ホロコーストを、二度と繰り返してはならぬ。

 私たちの先人には、杉原千畝がいます。彼のビザで日本に向かったユダヤ難民を助けた人々も、少なからずいました。彼らの勇気に、私たちは倣いたいと思います。

 ヤド・バシェムに灯(とも)る「永劫(えいごう)の火」を導きのともしびとして、差別と戦争のない世界、人権の守られる世界の実現に向け、働き続けなければなりません。日本としても、人々の人権を守り、平和な暮らしを守るため、世界の平和と安定に、より積極的に貢献していく決意であります。

 先の大戦終結から70年、そしてアウシュビッツ解放以来70年でもある本年、このような悲劇を二度と繰り返させないとの決意を表明します。

 ありがとうございました。トダ・ラバー(※ヘブライ語で「ありがとうございました」の意味)。(エルサレム=久木良太)


〔資料ー4〕

「イスラム国邦人人質:安倍首相『危害加えず直ちに解放を』」

   毎日新聞 (2015年01月20日 21時11分)

☆ 記事URL:http://mainichi.jp/select/news/20150121k0000m010099000c.html

 【エルサレム高橋恵子】安倍晋三首相は20日午前(日本時間同日午後)、訪問先のイスラエルで記者会見し、日本人2人の殺害警告を「人命を盾に取った脅迫は許し難いテロ行為だ」と強く非難するとともに、2人の即時解放を求めた。首相がエジプトで表明した過激派組織「イスラム国」対策の2億ドル拠出に関しては「避難民を救うため、食料や医療を提供するための人道支援だ」と述べ、政府として非軍事分野での支援を今後も継続する考えを示した。

 首相は会見後に予定されているパレスチナ自治区訪問の一部日程を変更し、事態への対応を優先した。会見で身代金要求に応じるかを問われたのに対し、首相は「人命確保に全力で取り組む。国際社会はテロに屈してはならない」と言及を避けた。ただ、政府関係者は身代金の支払いが難しいことを示唆している。

 首相は会見に先立ち、動画を自身で確認したうえで菅義偉官房長官と電話協議し、(1)事実確認に全力を尽くす(2)関係各国と協力し、人命第一に対応する−−よう指示した。政府は首相官邸に対策室を、外務省に緊急対策本部をそれぞれ設置。

 首相に同行していた中山泰秀副外相が現地対策本部長としてヨルダンに入った。中山副外相は「総理から生命第一で考えるよう命令を受けている。しっかり可能な限りの対応をしていきたい」と語った。

 一方、菅氏は20日の記者会見で、動画がインターネットで公開された直後の午後2時50分ごろに政府として確認したと説明した。首相の臨時代理を務める麻生太郎副総理兼財務相は同日の関係閣僚会議で、家族らに2人の確認などを急ぐよう指示した。

 ◇安倍晋三首相の記者会見(骨子)

・2人の日本人に危害を加えず、直ちに解放するよう強く要求する

・2億ドルは避難民を救うための人道支援。今後も非軍事分野で積極的に支援する

・人命確保に全力で取り組む。国際社会はテロに屈してはならない 

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