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毎日新聞 / 「福島第1原発:高濃度汚染水を検出」

2013年06月20日 08時33分50秒 | Weblog
建屋から東側、海に面したところにある井戸らしいです

(新聞記事には略図あり)。

この深いところにある

地下水から

汚染水が検出されたとなると、

大量に

放射性物質が

すでに海洋に漏れ出していた

ということを認めていいのでしょう。

東電は、

「過去の変動の範囲内」と弁明しているそうです。

しかし、過去、

海のモニタリングはしていません。

原子力規制庁は、

流出防止対策を指示したとのことです。


■資料

「福島第1原発:高濃度汚染水を検出 2号機観測用井戸から」

    毎日新聞(2013年06月19日 11時55分)

☆ 記事URL:http://mainichi.jp/feature/20110311/news/20130619k0000e040205000c.html



 東京電力は19日、福島第1原発2号機と海の間に設置した観測用井戸の水から、国の放出基準の約33倍のストロンチウム90など、高濃度の放射性物質が検出されたと発表した。東電は5月31日には数値の異常を把握していたにもかかわらず、2週間以上公表していなかった。

 原子力規制庁への報告も6月17日と遅れ、規制庁は「早く報告すべきだった」と批判した。地元でも東電の情報公開に対する姿勢に、批判が改めて高まっている。

 検出の原因について東電は、事故直後の2011年4月に2号機取水口付近で汚染水が漏れた際、一部が地中に残留した影響と説明。「海への影響はない」と流出を否定するが、根拠は「海水の検査で放射性物質濃度が過去の変動の範囲内だった」ということだけだ。規制庁は放射性物質の拡散調査▽海のモニタリング▽流出防止対策−−を指示した。

 東電によると、井戸は2号機タービン建屋の東側の海から27メートル地点。放射性物質の海への流出を調べるため設置され、昨年12月には基準値以下だったが、5月24日の検査で、1リットル当たりストロンチウム90が1000ベクレル、トリチウム(三重水素)が50万ベクレル(放出基準の約8倍)検出された。

公表の遅れについて、東電の福田俊彦原子力品質・安全部長は記者会見で「データは社外専門家による検討会に使うもので、通常の(公開対象の)調査とは違う」と述べた。海への流出対策として、近く護岸付近に薬剤を注入し地盤改良する。【鳥井真平、渡辺諒】

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