のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

放射能汚染とガザ侵攻のツイート数を比べる、単純さに潜む危険

2014年07月23日 04時21分30秒 | フクイチ原発事故
【内部被曝を防ぐN95マスク必要!!】 @k2cyanさんのツイートです。

――よその国の戦争の話題などで
急激に、放射能汚染に関する
ツイートが減ってきた。
一体この国に、どれだけこの問題をシリアスに
考えてる人がいるんだろう??
真剣に放射能問題ツイートしてる人なんて
数えるほどですよ。〔1:40 - 2014年7月23日 〕――

これに対して、

バカボンのパパなのだ! @HGe2 さんが

――棄民役人の思う壺なのだ!〔1:59 - 2014年7月23日 〕――と、

返信されています。

「なるほど、その通り」

という同意とも受け取れます。

すなわち、政府のフクイチの事故処理の仕方を見ていて、

福島県民を、関東の人を、ひいては

全国民を棄民しようとしているとしか思えない

怒りへの共感としてです。

しかし、

そうではない見方も可能です。

すなわち、

放射能汚染に関する

ツイートが減ってきたことを捉えて、

「真剣に放射能問題ツイートしてる人なんて

数えるほどですよ」

と言い切る愚かしさ、

慨嘆が

棄民政府の目晦ましにしかなっていない

という注意喚起です。

つまり、国という境界線に則って「外国」の戦争・虐殺と違う

「国内」のそれに限定して考えるのは、

――原発事故の被害を過小評価→原発の輸出→武器の輸出の全面解禁→集団的自衛権行使容認→イスラエルとの関係強化→ODAの対象範囲を各国軍隊に拡大――

という流れの相互の関連性を見え難くします。

その結果、外国での悲劇が

日本政府の棄民政策として自分らに跳ね返ってくるのを理解しないまま、

いつかカタストロフィーを迎えることになります。

極端な話、✴︎ nori ✴︎ @n0ri_tiki が指摘されるように

――✴︎これ http://j.mp/1ySLdYl http://j.mp/1qxmgRZ これの明確な繋がり。
そういうことなのかー、とかって、世界は繋がってるんだぞ
#イスラエル〔19:46 - 2014年7月22日 〕――

ということです。

「棄民役人の思う壺なのだ」という評価は、

その無自覚さに対する

警鐘と読めないわけではないのです。

僕は、

後者の見方をしました。

ガザの住民の不安やら恐怖を

わが身に

感じられない人は、

福島原発の破局事故も

移住でもすれば、

結局、他人事で終わってしまうでしょう。

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