のんきに介護

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米国を神と仰ぐ櫻井よし子の突っ込みどころ満載のポスター

2015年06月22日 21時03分33秒 | 世界の中の日本
「米国を神と仰ぐ」

という言葉は、

櫻井よし子氏自身の言葉ではありません。

でも、

そう思っているでしょうね。

下のポスターにそう受け取っていい根拠が示されています。


転載元:iano‏@ianoianoianoo さんのツイート〔17:01 - 2015年6月18日

「反核平和70年の失敗」として掲げられているのは、

次のような事象です。

)軍事力で膨張し続ける中国

)米国の衰退

)国際テロ紛争の激化

)核兵器の拡散

その原因が

日本国憲法の平和主義、

すなわち、

「憲法で外国まで規制できる」とする

考え方の

誤謬に基づくものだと指弾されています!

何が

どう可笑しいかって、

生じている弱肉強食の地獄絵図の

発端は、

米国由来でしょ?

中国の発展だって、プラザ合意の後、

米国が大量の資金を中国に流し込んだ結果と言えます。

にもかかわらず、

その責任は日本国憲法にあるって

どんだけ筋違いなんですか。

いわゆる極右、似非ですが、右翼と言われる奇人に

この櫻井よし子さんを始め、

女性が多いです。

稲田朋美、高市早苗、長谷川三千子、三原じゅん子、山東昭子などなど

なぜ、そうなるのか考えて、

一つの仮説に辿りつきました。

自分が女性なもんだから、

日本という国も

自分の延長として女性になぞらえているのではいないですか。

そして結構毛だらけ、

猫灰だらけ、

日本というご婦人の国の亭主として

米国が

相応しいと思念するに至った

ということなのではないでしょうか…。

確かに、

米国追随も婦徳として考えた場合、

奥ゆかしい

イメージがあります。

しかし、お~い、ちょっと待ってくれ。

国家に

ご婦人も紳士もないぞ。

米国の警察行動が世界中にテロの種を植え付けたのです。

そういう芽があって、

自爆テロが生じたのです。

米国が

他国の占領に関与して

唯一成功した例が日本だと言われています。

まるで、

強姦された女性が犯人を愛するように

日本は、

米国を慕いました。

しかし、

もう気づくべきです、

「all or nothing(“全か無”思考)」の非を。

ある部分では

米国を受け入れるべきです。

しかし、すべてを有難がる必要はありません。

もし、櫻井氏に

女性であることの矜持があるなら、

米国の暴力を愛さないで欲しいと思います。

原爆投下は、

米国にとって人体実験の意味がありました。

そして残念ながら、

その悲惨な大量殺人を許す余地を作ったのは、

勝つ見込みのない戦争を

己の虚栄心で初め、

後の始末を国民に丸投げした後、

自分の責任逃れに汲々としていた当時の軍部です。

同じ過ちを繰り返したいのでしょうか。

日本国憲法は、

日本という国のあり方を宣明しました。

「国民主権」が明らかにされ、

原理的に軍部独裁を採用し得ない仕組みを

国家の骨として、

肉とすべく基本的人権の不可侵性が高らかに謳われました。

米国の対外的失敗をすべてに優先する

などという考え方は、

どこにも書かれていません。

米国は、

主権国家であり、日本国憲法の正当性を立証するために

戦争しているわけではないでしょう。

いくら人を集めたいポスターと言っても、

口にしてよい嘘の

限界を超えていますよ。

というわけで、

嘘をつくのはよし子さん。

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