NHKスペシャル「縮小ニッポンの衝撃 労働力激減 そのとき何が」 ～ 働き方改革は、労働法を骨抜きにするばかりでなく、進んで企業のためのものにしようとしている。こんな対策で大丈夫なのか

🏕インドア派キャンパー📢高プロは廃案@I_hate_campさんのツイート。

――NHK日曜討論。福山「もともと労働法というのは弱い立場である雇われて働く人を守るための法律ですよ。この働き方改革はその法律を企業のためのものにしようとしている。ここから見直す必要がありますよ」

これは良い指摘。〔9:51 - 2018年5月20日 〕――



ところで、

現代の労働法制で看過できない現象が

人口減少。

これに関してNHKが特集していた。

「縮小ニッポンの衝撃 労働力激減 そのとき何が」

というタイトルだった。

それによると、

2050年代、日本の人口は、

１億を切るらしい。

現役世代（１５－６４才）の人口は、ピーク時と比べ3500万人減少するという

（ＮＨＫスペシャル公式@nhk_n_spツイート〔20:00 - 2018年5月20日 〕参照）。



縮小ニッポンの衝撃 労働力激減 そのとき何が



安倍政権は、

人数が減るから長時間労働で

埋め合わせる趣旨か。

日本では、

「アジアの盟主」という幻想が

未だにある。

戦争中の「神風」神話が

形を変えて残っている。

移民が流入すれば、

自分たちの生活環境が奪われるとばかりに

在日の人たちに向けられていた

刃が今はベトナムからの移住者に向けられている。

過酷な労働環境が

より過酷となり外国人労働者に襲い掛かる。

結局、その仕打ちが

自分たちに降りかかってくるとは

露考えない

日本の雇用者たちは、

移住してきた外国労働者たちを

取り逃がしてしまう。

高齢者たちを何時までも働かせ、

彼らが

若い頃から積み立てた

年金を

どんどん取り崩し自分たちのために費消する。

大金持ちさえ生き残ればいいと

考えているのだろうか。

しかし、今はまだいる移民、それから高齢者の群れのため、

顕在化していない

人口減の日本縮小物語。

韓国や台湾にどんなに好条件を提示しても

移民たちは、

日本を振り捨てて行くだろう。

生産がなく、

消費ばっかりになった日本を襲うのは

想像を超えた貧困社会だ。

ネトウヨたちの期待の応えて

日本では

生存権が保障されているとは到底言えない時代が

目と鼻の先にある。

なのに、

安倍政権という時代錯誤な世間のため

日本が被る

「恥ずかしい国」という

評価のため、

三流国家へ一挙に転落するのではないか。

上のアップした

NHKスペシャルに取り上げられていた

ベトナム人に対する

嫌がらせに暗澹たる思いになる

（上掲動画、45:40～）。

暴力を振るっていた若者たちが

老人になる頃、

もっとも外国人労働者が必要になる

2060年代に突入する。

本人たち、きっと分かっていない！

他にも

是枝監督作品「万引き家族」

がカンヌで受賞した

（拙稿「万引きで「日本、すげぇ」と言われちゃったぞ。安倍よ、授賞式に臨席したか　　＠カンヌ映画祭」参照。＊https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/c697349fb52c3317b0191b6c1c292511）


映画に関して

こんなコメントあった。

カカSíプラス@scarecrow_1911eが言うには、

――町山氏はこういう偏った知識で語る人をどんな気持ちで評価するんだろ。日本がどうなれば彼等は納得するんだろうね。〔3:05 - 2018年5月21日 〕――

とのこと。



本気で

問いかけていそうなのが怖い。

町山さんは、

次のように返信しておられた。

――是枝監督は普通のことを言ってるだけだと思います。貧困者を見捨てず、血統による差別をせず、歴史を歪めず、他国にも敬意を払う国であってほしいというのは、すべての人の願いではないですか？〔3:12 - 2018年5月21日 〕――

カカSíプラスと名乗っている人物、町山さんの文章を理解できるかな。

理解できればいいのだが、難しいような気がするな。