のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

東電の主張する死亡した作業員の急性白血病と作業との因果関係

2011年09月09日 02時13分18秒 | Weblog
外国人の方の投稿ビデオには、次のようなものもありました。

東電が作業員の被ばくと

病気との関連が疑われた場合、

どう対処するのかが

よく見えます。

東電の方が

作業員の死亡につき

いみじくも

「参考までに」

と述べていますよね、

この前置き、「ついでの話だが」

ということでしょ。

人権を侵害した可能性があるのに

この態度なのです。

哀悼の意さえ表しません。

「因果関係が認められない」

と医者が言った――

それだけを淡々と伝えています。

白血病なんて、

放射能の影響が考えられる典型的な病気でしょ。

しかし、たとえ、そうであったとしても、

東電が責任を負うか否かの

法律問題の核は、

被ばく手帳の線量の記載にのみ依拠してます。

東電も含め、

電力会社は、総体として作業員の被ばくに関し、

文字通り加害者の立場にいます。

したがって、この際、手帳の管理は、

電力会社任せにせず、

犠牲者になりうる作業員の手に委ねるのが妥当です。

そうしない限り、

電力会社に証拠隠滅の意図ありと認められるでしょう。

そしてもし、国が現状をこのまま放置し、

電力業界に対して

改善に向けて指導を行わないと言うのなら、

行政権力も裁かれるべきです。

この動画は、それを教えてくれている気がします。


TEPCO insists, "A worker's death of acute leukemia have no causal relationship with this exposure."

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