高橋洋一氏が
「衆院解散「大義なし」批判は財務省からのアメを失った増税派の遠吠えにすぎない」
などというタイトルで
現代ビジネスというサイトに投稿しています。
☆ 記事URL:http://gendai.ismedia.jp/articles/-/41199
この人、
何が言いたいのでしょう。
冒頭、
荻原氏を引合いに出して、
「単に法律を知らないだけだろう」として
消費増税附則18条につき、
同条中にある
「措置を講ずる」を捉えて、
「政府としては新たな法案を国会に提出することだ」などという
特殊な解釈を試みてます。
そしてこの解釈の正当性の根拠として、
「小泉首相が出した郵政民営化法案は国会で否決された。今回も、消費増税ストップ法案は国会で否決されるどころか、提出もできなかったのは、誰でも知っている事実だ。」
などと抜かしております。
これには、
提出しなかったのに施行できたのはなぜか、
という視点が完全に欠如してます。
分らないようなので、
僕が教えて差し上げます。
なぜできたのか――。
それは、
消費増税法案が
既に法として成立しているからです。
高橋洋一氏は、
安倍某の応援団であるということは、
承知しております。
しかし、言っていることは、
応援されている安倍某同様、無茶苦茶ですな。
こういう手合いが
官僚だったわけです。
「措置を講ずる」
という法文の「措置」には、
増税をする、
しないという両面を含んでいます。
だからこそ、
4月に「増税をした」の裏側である
11月の「増税をしない」決断は、
改めて民意を問う必要がないってことです。
すなわち、
「大義がない」というのは、
論理的に
民意を問う論点として成り立たないのです。
同氏に主張は、
たとえば、受験をした、
その際、
「合格」という結果の妥当性は、
訴え出ない。
しかし、「不合格」なら
訴え出れるという発想と何も異なりません。
こういう説明を
わざわざしてあげねばならない人が
かつて
官僚であった事実に驚かされます。
もう一つ、気になったのは、
論点の摘出の仕方です。
「増税するなら解散すべきだが、先送りは解散の大義にならない」
「増税を先送りするなら、社会保障も先延ばしするということも具体的に示して国民の判断を仰ぐべきだ」
という意見の持ち主として紹介されている
森信氏は、
「増税するなら解散」と言ってるのだから、解散権反対の論者ではないわけでしょう。
むしろ、解散権を行使するなら、
国民の判断を仰ぐ内容として社会保障も先延ばしするということも伝えろと
言っているだけです。
「森信氏は、強硬な消費増税論者なので、せっかくうまく仕組んだ増税が吹っ飛ぶことをおそれているだけだ」
という決めつけをする根拠って、
どこにあるのでしょう。
説明もなく、
「解散に大義なしという主張は、『増税派の遠吠え』」
と決めつけてるのは、
途方もなく
傲慢な人に見えます。
そもそも
「大儀なし」の主張は、
増税反対の立場からする主張だろうに、
話のすり替えにもほどがあります。
まさに
高橋氏の文章こそ、
「子供の名を語った大人のやらせである」
いやいや、
「大人の名を語った子どものやらせである」
とでも追記しておくべきです。
精神年齢が
幼すぎるんじゃないでしょうか。
なぜ、不必要に
国民の信を問いたがるか。
その理由は、
一つしかないと思います。
それは、
安倍某の躓きが誰の目に明らかになって
責任を問われる前に
選挙をして
見当違いなことをしてしまった責任を
国民に押しつけるためです、
あなたたちが
私を選んだことが間違っていた、と。
卑劣な人間だから
そういう手口を思いつくんですな。
兵頭正俊@hyodo_masatoshi さんが指摘する通りだと思います
(〔20:39 - 2014年11月22日 〕参照)。
<追記>
なお、安倍某は、
自身のフェースブックで
解散権の是非を
小4に成り切って
世に問うた大学生を
「卑劣」
と罵っています。
他人からの批判をかわすために
子ども振りをしたと言うのだ。
しかし、正直な意見を聞き出すために、
小学生の姿を借りた
という方が正確ではないでしょうか。
古くは、
紀貫之は、
女性を装って
「土佐日記」を書きました。
書かれた内容でなく、
「女に思わせた罪」のみ
問うのは
何かが間違っているように思います。
首相という立場を
考えて、
言論抑圧になるのではないか
ということ、
もう少し、
冷静に受け止めてもらいたかったです。
「国民の声を聞く」
という発想のなさに
呆れました。
声を聞くどころか、
星野智幸Tomoyuki Hoshino さんがツイートするように
いじめを
奨励するかのような印象を受けました。
星野さんは、
こう言います。
――一大学生の過ちを、首相が指を差して叩くという、首相によるバッシングへのゴーサインでもある。つまり、差別をしてOK、いじめてOK、と促し続けている。→【悲報】 安倍首相がFBで保守速報を紹介 - NAVER まとめ http://matome.naver.jp/odai/2141683775803784401 …〔12:10 - 2014年11月25日 〕――
また、女性の立場から、
安倍某の暴力性を捉えたものに
きっこ@kikko_no_blog さんの言葉があります。
――「家事ハラ」とか「マタハラ」とか次から次に新しいハラスメントが登場するけど、今の日本に横行してる最大のハラスメントは、安倍政権による国民へのハラスメント「安倍ハラ」だろう。 #1134golden〔13:31 - 2014年11月25日 〕――
さあ、安倍某よ、
これらの言葉にフェースブックで
反論して御覧なさい。
できますか。
思うに、
安倍某の場合は、
相手が
子どもだからできないのでなく、
子どもだから
大いにしたということでしょう。
〔資料〕
「(2014衆院選)問われる、費用700億円 解散理由に賛否」
朝日新聞(2014年11月20日05時00分)
☆ 記事URL:http://digital.asahi.com/articles/DA3S11464875.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S11464875
700億円は、どのくらいの金額?
本当に解散する必要があるのか――。安倍晋三首相の説明が分かりづらいという声があがっている。衆院選にかかる費用は約700億円。民意を問うコストは高いのか、安いのか。▼1面参照
■政策変更「解散は当然」/増税先送りなら不要
「国民生活と国民経済にとって重い決断をする」「国民の信を問うのは当然だ」。安倍首相は18日、衆院解散の理由を語った。
大阪府吹田市の会社経営の男性(75)は「政策の大きな変更。解散は当然」と受け止めた。一方、川崎市の会社員原忠彦さん(62)は、増税先送りに解散が必要か疑問に思う。「選挙で勝ち、成長戦略がうまくいっていないことの批判を避けるためではないか」
経済ジャーナリストの荻原博子さんは「解散は必要ない」と言い切る。消費増税法には、景気が想定以上に悪くなれば増税の先送りやとりやめができる「景気条項」があるからだ。「法律に基づいて増税を先送りすれば良いのに」
財務省出身で税制に詳しい森信茂樹・中央大法科大学院教授(税法)は「増税するなら解散すべきだが、先送りは解散の大義にならない」と話す。「増税を先送りするなら、社会保障も先延ばしするということも具体的に示して国民の判断を仰ぐべきだ」
「経済の好循環が生まれようとしている」「アベノミクスの成功を確かなモノにする」。首相はアベノミクスの成果を誇った。
人口減少率が最も高い秋田県。秋田市で酒店を営む手賀勝成さん(54)は「街に活気がなく売り上げも増えない。アベノミクスの恩恵は見えない」と話す。
第一生命経済研究所の熊野英生首席エコノミストは「『3本の矢』の一つの成長戦略は明らかに遅れている」と話し、「成功」に疑問を示す。「増税の先送りが必要なほど、アベノミクスの実現は難しいということが分かった」
大和証券の木野内栄治シニアストラテジストは、地方創生や女性活躍の政策を進めて各地を活性化させ、日本経済を良くするというアベノミクスの成長戦略を評価する。「アベノミクス効果が全国に広がるには、まだ時間がかかる」という。
■同じ額あれば…
総務省によると、2012年の衆院選で691億7529万円が投票用紙や候補者の選挙ポスター代などに使われた。来月14日に投開票される衆院選も約700億円かかる見込みだ。同じ額で何ができるか。世のあれこれと比べてみた。
【巡視船】
沖縄・尖閣諸島などで警備にあたる海上保安庁の大型巡視船。全国に59隻あるが、小笠原諸島や伊豆諸島でのサンゴ密漁取り締まりにも出動し、全国から応援を駆り集めても足りない。海保は来年度までに10隻を新造し、2隻を改修。尖閣専従チームをつくる。1隻約57億円で計約600億円。
【35人学級】
財務省は先月、小学校1年生の「35人学級」を「40人」に戻すという案を示した。そうすればクラスの数が減り、教員4千人を減らせるので、国の負担を86億円節約できるという試算だ。700億円あれば、「35人」を8年間は維持できる計算になる。小松郁夫・常葉大教職大学院教授(教育行政学)は「86億円は、総選挙にかかる金と比べたら小さい。ケチってどうすると思ってしまう」。
【仮設住宅】
東日本大震災が起きた11年に、自宅を失った被災者のために岩手県がプレハブ仮設住宅約1万4千戸を造った。その本体工事費が約735億円。県内には10月末でも約2万3千人が仮設住宅で暮らしている。同県山田町で娘と2人で暮らす昆あや子さん(65)は「もうしばらく仮設暮らしが続く」と覚悟している。
■やりきれない感じ
貧困問題に取り組むNPO法人「自立生活サポートセンター・もやい」の大西連さんの話 生活保護費が昨年8月から来年4月にかけて計670億円削られた。民主主義のコストは理解できるが、争点のわからない選挙にパッと同規模の金額が出されることにやりきれなさを感じる。
■批判より対立軸を
東京経済大の加藤一彦教授(議会制度論)の話 選挙は現政権に対する業績評価だ。今回は大義が見えにくいが、700億円が無駄になるという批判ばかりでは投票率が下がるだけだ。野党は、アベノミクスや集団的自衛権などで対立軸を打ち出すべきだ。
〔記事-2〕
現代ビジネスに
次のような解説が掲載されていた。
――「#どうして解散するんですか?」、「しつもんです」に続く声に共鳴した人たちが、「わかんない!」というボタンを押すと、連動しているTwitterで、安倍首相、政府・メディア関係者のアカウントが自動挿入され、発信される仕組みだ。ワンクリックで解散に対する疑問の声を届けることができる。
冒頭にある数字は、ツイートした人のフォロワーの数に応じてスロットのように増え続けていく仕組みになっており、20日の夕方にローンチされてから、1日も経たないうちにその数字は約100万件を超えた。Twitter上で、100万件の「#どうして解散するんですか?」の声が届けられたことになる。――
☆ 記事URL:http://gendai.ismedia.jp/articles/-/41172
〔記事-3〕
「#どうして解散をするんですか」
サイト主「小学生4年生の中村」の追記(11月23日)
☆ 記事URL:http://why-kaisan.com/
皆さんこんばんは。
青木大和です。放送部の中村とは、僕のことです。
まずはじめに皆さんに謝らなければならないことがあります。
10歳の放送部の中村を名乗り、実際は私がリプライ、コメントをしていました。皆さんに嘘をつく形となり、本当に申し訳ありませんでした。
なぜ僕がそうしようと思ったのか、説明させて下さい。
数日前に衆議院が解散することが決まりました。なぜ解散するのか、理由がわからず、僕の頭の中には多くの疑問が残りました。そんな時に常に社会に対して疑問を持ち、どうして?なんで?と大人に問いかけていた自分の幼少期を思い出しました。当時の僕だったらこの問題に疑問を持ち、どうして?なんで?解散するの?と聞いていたと思うようになりました。
そして、この問題は日本の中でどのように感じられているのか、多くの人々は何を感じているのか知りたくなりました。
そこでウェブサイトを作り、僕が小学4年生を自演することで面白いと皆さんに受け止められ、より多くの方を巻き込んだ形で、今回の選挙の意義を語り合うことができるのではないかと考えました。
一部の方が主犯だと言っているTehu君ですが、僕が企画したウェブサイトの制作を依頼し、手伝ってくれただけです。彼を巻き込んでしまったことも、申し訳なく思っています。
ウェブサイトが完成すると想像以上に多くの声が寄せられてきました。ポジティブなものもあれば、ネガティブなものまでです。累計4000万人近い人が#どうして解散するんですか?を目にしてくださったことになります。
僕は、これだけ多くの人が社会のことや政治のことを考えていることに少しホッとしました。今の政治は国民との距離がとても開いてしまっているのではないかと感じていました。今回の解散もしかり、その他の問題もしかり。
もちろん、寄せられた声の中には、僕たちへの誹謗中傷、暴言、愚痴など、#どうして解散するんですか?への問いではない声もありました。
でも僕は、これだけの方が目にしてくださった今回の問い「#どうして解散するんですか?」を、いま一度日本について考え直す機会に出来ないだろうかと思っています。
今、この国で何が起きていて、これからこの国はどうなっていくのか。
僕はこの国に生まれてこの国に育ちました。だからこの国にいるみんなでこの国の未来を考えたいと思っています。
実際に選挙が行われることは決まってしまった事実です。僕自身も人生ではじめての選挙です。だからこそ多くの人に#どうして選挙するんですか?と問うてもらい、日本の未来を考えて1票を投じてほしいと強く願っています。
今回、僕の軽率な言動により、関係のない多くの方に多大なご迷惑をおかけしてしまいました。
なお、今回の行動は僕個人で行ったことであり、どの組織とも一切関係ありません。これだけは、誓って間違いありません。
本当に申し訳ありませんでした。
青木 大和
「衆院解散「大義なし」批判は財務省からのアメを失った増税派の遠吠えにすぎない」
などというタイトルで
現代ビジネスというサイトに投稿しています。
☆ 記事URL:http://gendai.ismedia.jp/articles/-/41199
この人、
何が言いたいのでしょう。
冒頭、
荻原氏を引合いに出して、
「単に法律を知らないだけだろう」として
消費増税附則18条につき、
同条中にある
「措置を講ずる」を捉えて、
「政府としては新たな法案を国会に提出することだ」などという
特殊な解釈を試みてます。
そしてこの解釈の正当性の根拠として、
「小泉首相が出した郵政民営化法案は国会で否決された。今回も、消費増税ストップ法案は国会で否決されるどころか、提出もできなかったのは、誰でも知っている事実だ。」
などと抜かしております。
これには、
提出しなかったのに施行できたのはなぜか、
という視点が完全に欠如してます。
分らないようなので、
僕が教えて差し上げます。
なぜできたのか――。
それは、
消費増税法案が
既に法として成立しているからです。
高橋洋一氏は、
安倍某の応援団であるということは、
承知しております。
しかし、言っていることは、
応援されている安倍某同様、無茶苦茶ですな。
こういう手合いが
官僚だったわけです。
「措置を講ずる」
という法文の「措置」には、
増税をする、
しないという両面を含んでいます。
だからこそ、
4月に「増税をした」の裏側である
11月の「増税をしない」決断は、
改めて民意を問う必要がないってことです。
すなわち、
「大義がない」というのは、
論理的に
民意を問う論点として成り立たないのです。
同氏に主張は、
たとえば、受験をした、
その際、
「合格」という結果の妥当性は、
訴え出ない。
しかし、「不合格」なら
訴え出れるという発想と何も異なりません。
こういう説明を
わざわざしてあげねばならない人が
かつて
官僚であった事実に驚かされます。
もう一つ、気になったのは、
論点の摘出の仕方です。
「増税するなら解散すべきだが、先送りは解散の大義にならない」
「増税を先送りするなら、社会保障も先延ばしするということも具体的に示して国民の判断を仰ぐべきだ」
という意見の持ち主として紹介されている
森信氏は、
「増税するなら解散」と言ってるのだから、解散権反対の論者ではないわけでしょう。
むしろ、解散権を行使するなら、
国民の判断を仰ぐ内容として社会保障も先延ばしするということも伝えろと
言っているだけです。
「森信氏は、強硬な消費増税論者なので、せっかくうまく仕組んだ増税が吹っ飛ぶことをおそれているだけだ」
という決めつけをする根拠って、
どこにあるのでしょう。
説明もなく、
「解散に大義なしという主張は、『増税派の遠吠え』」
と決めつけてるのは、
途方もなく
傲慢な人に見えます。
そもそも
「大儀なし」の主張は、
増税反対の立場からする主張だろうに、
話のすり替えにもほどがあります。
まさに
高橋氏の文章こそ、
「子供の名を語った大人のやらせである」
いやいや、
「大人の名を語った子どものやらせである」
とでも追記しておくべきです。
精神年齢が
幼すぎるんじゃないでしょうか。
なぜ、不必要に
国民の信を問いたがるか。
その理由は、
一つしかないと思います。
それは、
安倍某の躓きが誰の目に明らかになって
責任を問われる前に
選挙をして
見当違いなことをしてしまった責任を
国民に押しつけるためです、
あなたたちが
私を選んだことが間違っていた、と。
卑劣な人間だから
そういう手口を思いつくんですな。
兵頭正俊@hyodo_masatoshi さんが指摘する通りだと思います
(〔20:39 - 2014年11月22日 〕参照)。
<追記>
なお、安倍某は、
自身のフェースブックで
解散権の是非を
小4に成り切って
世に問うた大学生を
「卑劣」
と罵っています。
他人からの批判をかわすために
子ども振りをしたと言うのだ。
しかし、正直な意見を聞き出すために、
小学生の姿を借りた
という方が正確ではないでしょうか。
古くは、
紀貫之は、
女性を装って
「土佐日記」を書きました。
書かれた内容でなく、
「女に思わせた罪」のみ
問うのは
何かが間違っているように思います。
首相という立場を
考えて、
言論抑圧になるのではないか
ということ、
もう少し、
冷静に受け止めてもらいたかったです。
「国民の声を聞く」
という発想のなさに
呆れました。
声を聞くどころか、
星野智幸Tomoyuki Hoshino さんがツイートするように
いじめを
奨励するかのような印象を受けました。
星野さんは、
こう言います。
――一大学生の過ちを、首相が指を差して叩くという、首相によるバッシングへのゴーサインでもある。つまり、差別をしてOK、いじめてOK、と促し続けている。→【悲報】 安倍首相がFBで保守速報を紹介 - NAVER まとめ http://matome.naver.jp/odai/2141683775803784401 …〔12:10 - 2014年11月25日 〕――
また、女性の立場から、
安倍某の暴力性を捉えたものに
きっこ@kikko_no_blog さんの言葉があります。
――「家事ハラ」とか「マタハラ」とか次から次に新しいハラスメントが登場するけど、今の日本に横行してる最大のハラスメントは、安倍政権による国民へのハラスメント「安倍ハラ」だろう。 #1134golden〔13:31 - 2014年11月25日 〕――
さあ、安倍某よ、
これらの言葉にフェースブックで
反論して御覧なさい。
できますか。
思うに、
安倍某の場合は、
相手が
子どもだからできないのでなく、
子どもだから
大いにしたということでしょう。
〔資料〕
「(2014衆院選)問われる、費用700億円 解散理由に賛否」
朝日新聞(2014年11月20日05時00分)
☆ 記事URL:http://digital.asahi.com/articles/DA3S11464875.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S11464875
700億円は、どのくらいの金額?
本当に解散する必要があるのか――。安倍晋三首相の説明が分かりづらいという声があがっている。衆院選にかかる費用は約700億円。民意を問うコストは高いのか、安いのか。▼1面参照
■政策変更「解散は当然」/増税先送りなら不要
「国民生活と国民経済にとって重い決断をする」「国民の信を問うのは当然だ」。安倍首相は18日、衆院解散の理由を語った。
大阪府吹田市の会社経営の男性(75)は「政策の大きな変更。解散は当然」と受け止めた。一方、川崎市の会社員原忠彦さん(62)は、増税先送りに解散が必要か疑問に思う。「選挙で勝ち、成長戦略がうまくいっていないことの批判を避けるためではないか」
経済ジャーナリストの荻原博子さんは「解散は必要ない」と言い切る。消費増税法には、景気が想定以上に悪くなれば増税の先送りやとりやめができる「景気条項」があるからだ。「法律に基づいて増税を先送りすれば良いのに」
財務省出身で税制に詳しい森信茂樹・中央大法科大学院教授(税法)は「増税するなら解散すべきだが、先送りは解散の大義にならない」と話す。「増税を先送りするなら、社会保障も先延ばしするということも具体的に示して国民の判断を仰ぐべきだ」
「経済の好循環が生まれようとしている」「アベノミクスの成功を確かなモノにする」。首相はアベノミクスの成果を誇った。
人口減少率が最も高い秋田県。秋田市で酒店を営む手賀勝成さん(54)は「街に活気がなく売り上げも増えない。アベノミクスの恩恵は見えない」と話す。
第一生命経済研究所の熊野英生首席エコノミストは「『3本の矢』の一つの成長戦略は明らかに遅れている」と話し、「成功」に疑問を示す。「増税の先送りが必要なほど、アベノミクスの実現は難しいということが分かった」
大和証券の木野内栄治シニアストラテジストは、地方創生や女性活躍の政策を進めて各地を活性化させ、日本経済を良くするというアベノミクスの成長戦略を評価する。「アベノミクス効果が全国に広がるには、まだ時間がかかる」という。
■同じ額あれば…
総務省によると、2012年の衆院選で691億7529万円が投票用紙や候補者の選挙ポスター代などに使われた。来月14日に投開票される衆院選も約700億円かかる見込みだ。同じ額で何ができるか。世のあれこれと比べてみた。
【巡視船】
沖縄・尖閣諸島などで警備にあたる海上保安庁の大型巡視船。全国に59隻あるが、小笠原諸島や伊豆諸島でのサンゴ密漁取り締まりにも出動し、全国から応援を駆り集めても足りない。海保は来年度までに10隻を新造し、2隻を改修。尖閣専従チームをつくる。1隻約57億円で計約600億円。
【35人学級】
財務省は先月、小学校1年生の「35人学級」を「40人」に戻すという案を示した。そうすればクラスの数が減り、教員4千人を減らせるので、国の負担を86億円節約できるという試算だ。700億円あれば、「35人」を8年間は維持できる計算になる。小松郁夫・常葉大教職大学院教授(教育行政学)は「86億円は、総選挙にかかる金と比べたら小さい。ケチってどうすると思ってしまう」。
【仮設住宅】
東日本大震災が起きた11年に、自宅を失った被災者のために岩手県がプレハブ仮設住宅約1万4千戸を造った。その本体工事費が約735億円。県内には10月末でも約2万3千人が仮設住宅で暮らしている。同県山田町で娘と2人で暮らす昆あや子さん(65)は「もうしばらく仮設暮らしが続く」と覚悟している。
■やりきれない感じ
貧困問題に取り組むNPO法人「自立生活サポートセンター・もやい」の大西連さんの話 生活保護費が昨年8月から来年4月にかけて計670億円削られた。民主主義のコストは理解できるが、争点のわからない選挙にパッと同規模の金額が出されることにやりきれなさを感じる。
■批判より対立軸を
東京経済大の加藤一彦教授(議会制度論)の話 選挙は現政権に対する業績評価だ。今回は大義が見えにくいが、700億円が無駄になるという批判ばかりでは投票率が下がるだけだ。野党は、アベノミクスや集団的自衛権などで対立軸を打ち出すべきだ。
〔記事-2〕
現代ビジネスに
次のような解説が掲載されていた。
――「#どうして解散するんですか?」、「しつもんです」に続く声に共鳴した人たちが、「わかんない!」というボタンを押すと、連動しているTwitterで、安倍首相、政府・メディア関係者のアカウントが自動挿入され、発信される仕組みだ。ワンクリックで解散に対する疑問の声を届けることができる。
冒頭にある数字は、ツイートした人のフォロワーの数に応じてスロットのように増え続けていく仕組みになっており、20日の夕方にローンチされてから、1日も経たないうちにその数字は約100万件を超えた。Twitter上で、100万件の「#どうして解散するんですか?」の声が届けられたことになる。――
☆ 記事URL:http://gendai.ismedia.jp/articles/-/41172
〔記事-3〕
「#どうして解散をするんですか」
サイト主「小学生4年生の中村」の追記(11月23日)
☆ 記事URL:http://why-kaisan.com/
皆さんこんばんは。
青木大和です。放送部の中村とは、僕のことです。
まずはじめに皆さんに謝らなければならないことがあります。
10歳の放送部の中村を名乗り、実際は私がリプライ、コメントをしていました。皆さんに嘘をつく形となり、本当に申し訳ありませんでした。
なぜ僕がそうしようと思ったのか、説明させて下さい。
数日前に衆議院が解散することが決まりました。なぜ解散するのか、理由がわからず、僕の頭の中には多くの疑問が残りました。そんな時に常に社会に対して疑問を持ち、どうして?なんで?と大人に問いかけていた自分の幼少期を思い出しました。当時の僕だったらこの問題に疑問を持ち、どうして?なんで?解散するの?と聞いていたと思うようになりました。
そして、この問題は日本の中でどのように感じられているのか、多くの人々は何を感じているのか知りたくなりました。
そこでウェブサイトを作り、僕が小学4年生を自演することで面白いと皆さんに受け止められ、より多くの方を巻き込んだ形で、今回の選挙の意義を語り合うことができるのではないかと考えました。
一部の方が主犯だと言っているTehu君ですが、僕が企画したウェブサイトの制作を依頼し、手伝ってくれただけです。彼を巻き込んでしまったことも、申し訳なく思っています。
ウェブサイトが完成すると想像以上に多くの声が寄せられてきました。ポジティブなものもあれば、ネガティブなものまでです。累計4000万人近い人が#どうして解散するんですか?を目にしてくださったことになります。
僕は、これだけ多くの人が社会のことや政治のことを考えていることに少しホッとしました。今の政治は国民との距離がとても開いてしまっているのではないかと感じていました。今回の解散もしかり、その他の問題もしかり。
もちろん、寄せられた声の中には、僕たちへの誹謗中傷、暴言、愚痴など、#どうして解散するんですか?への問いではない声もありました。
でも僕は、これだけの方が目にしてくださった今回の問い「#どうして解散するんですか?」を、いま一度日本について考え直す機会に出来ないだろうかと思っています。
今、この国で何が起きていて、これからこの国はどうなっていくのか。
僕はこの国に生まれてこの国に育ちました。だからこの国にいるみんなでこの国の未来を考えたいと思っています。
実際に選挙が行われることは決まってしまった事実です。僕自身も人生ではじめての選挙です。だからこそ多くの人に#どうして選挙するんですか?と問うてもらい、日本の未来を考えて1票を投じてほしいと強く願っています。
今回、僕の軽率な言動により、関係のない多くの方に多大なご迷惑をおかけしてしまいました。
なお、今回の行動は僕個人で行ったことであり、どの組織とも一切関係ありません。これだけは、誓って間違いありません。
本当に申し訳ありませんでした。
青木 大和
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