詐欺にあっても、懲りずにまた詐欺にあってしまう理由

モン＝モジモジ‏ @mojimoji_x さんのツイート。

――詐欺にあった人は、自分が詐欺被害にあったことをなかなか認めない。「騙された」という自意識は少なからず自尊心を傷つけるから。だから、「そういう心の動きがある」と自覚自戒しておかないと、ずっと騙され続けることになる。デマに踊る人も基本的には一緒。〔18:11 - 2017年10月29日〕――

希望の党で一杯食ってる人って、

東京都知事選でも

小池を信じたんじゃないかな、

とふと思いました。

ところで、

また詐欺にあうかどうかの論点は別として、

騙しで一度信頼を獲得したはずの政党からどうして人心が離れていくか、

詐欺を働くほど、

手段を選ばず自民党に寄与した、

親・安倍の気持ちが溢れた政党から、なぜ、自民票が逃げていくのか、

その心理的メカニズムについて、

次のような解説があるのを見つけました。

すなわち、

サイト「Business Journal」の

「安倍首相、枝野氏台頭に顔面蒼白…自民党内の反安倍、立憲民主党と連携で「安倍下ろし」も」

という記事に

朝霞唯夫氏へのインタビューが載ってました。

そこに

――なぜ、自民党の補完勢力が消滅するかといえば、自民党が好きな人は自民党に投票すれば済む話ですから、補完勢力に投票しません。よって補完勢力は消滅する運命なのです。――

とありました。

☆　記事URL:http://biz-journal.jp/2017/10/post_21069_3.html

（おっ、そうか）と

膝を打ちました。

案外に盲点ですよ、これ。

卓見です。

合点が行きましたよ。

無理に自民票（保守票）を取り逃がすまいとするから、

君が世を歌ったり、

日の丸を振り回す上にも振り回すようになるわけですな。

では、補完勢力が支持され続ける期間って、

どういう状態なのでしょう。

維新など、

自民の別動隊と言われる補完勢力は、

手の指の隙間から

自民票を取りこぼしているとしたら、

どういう人たちが

彼らを支えるのでしょう？

恐らく、

反自民の人たちなのでしょうな。

きっかけは騙しのようなものがあるとしても、

慣性の法則といいますか、

騙された人が詐欺被害にあったことをなかなか認めないために

野党と

思われている内ですね、

つまり、詐欺の効力がまだ残存している間は、

反自民の人たちが支え続けます。

しかし、他方、補完勢力が消滅するとき、たとえば、

維新などが消えるときは、

まるで寿命が尽きるように支持をなくしていきます。

それが人々の、

覚醒の過程そのものだからです。

具体的には、

今回、維新の命が風前の灯なのは、

あの長谷川豊を比例一位などに登録したからでしょう。

あれで、すっかり

騙されている人が目を覚まし、維新の正体に気づきました！

思うに、

希望の党は、その点、悍ましいことに、

まだ頑張れるってわけですね。