「レイシズム可視化プロジェクト」 目を離すと…

現代日本で、

こんなに頻繁に差別を目撃することに、

ショックを受けている。

「レイシズム可視化プロジェクト」に

関する

記事を脱稿してから、

２、3時間で、

４個ほど、

「レイシズム可視化プロジェクト」に

ひっかかるツイートがあった。

その中でも

目立っていたのは、

３５番目の

丘田‏@okada014を名乗る人物のツイートだ。

――肌の色が黒いというだけで
黒人は「差別」され、怒った

一方、在日朝鮮人は
その行いを根拠・背景とした
★「批判的論調」にまで

「差別だ！」
「レイシズムだ！」と言って
黒人差別と同様の如く騒ぐ

言っとくが
前者と後者は全く違うから。

@KazuhiroSoda〔2:51 - 2015年10月31日 〕――
　
この男は、

想田和弘さんに対し、

――朝鮮人と疑われたり
朝鮮人扱いされたことを

レイシズム可視化プロジェクト
としてツイを連投しているが

朝鮮人扱いを
レイシズムとするのは

君自身が
朝鮮人を差別しているのだが

それ、分かってんのかな？〔1:26 - 2015年10月30日 〕――

と難癖つけた後、

相田さんから、

――このツイートが多数RTされているが、こんな屁理屈に動かされる人が多いことに驚く。https://twitter.com/okada014/status/659768396683186177 …　僕はコリアンに間違えられることには全く腹も立たないし無問題。問題なのは、侮蔑と排除の言葉として朝鮮人という言葉が使われること。これは明らかなレイシズム。〔2:41 - 2015年10月31日 〕――

と反撃されたので、

切り口を変えたっていうわけだ。

しかし、それにしても「批判的論調」という言い草はなんだ？

前に、★印がついていたが、

何か意味があるのか。

批判と言うのは、

個々の人に対してなされるものだ。

それが

「朝鮮人」

として民族を非難の対象にしている以上、

それは批判ではありえない。

ただのレッテル貼りだ。

――「おまえ本当は朝鮮人だろ」「在日朝鮮人の自称映画監督ですね」といった言葉の背景に、民族を根拠にした侮蔑と排除の目的があることは、そうした言葉を使う人間たちが一番よくわかっているはずだ。わからないとは言わせない。〔2:51 - 2015年10月31日 〕――

という言い分に共感する。