フジ産経（育鵬社）が教科書を出しているのか、はぁ…

向陽台のピッピ（戦争も核も不要）@mam_ku さんのツイートです。

――表紙にフジ産経マーク付…安倍さんオススメ育鵬社の中学校教科書…公民も要チェック。憲法を変える方向にばかり誘導する偏り方、安倍晋三の写真が異常に多い。4年に一度、教育委員会が中学校の教科書採択をします。今年の夏です。 〔2:03 - 2015年6月30日 〕――



これに関連して、

今井賢治@k666step さんがこんな訴えを紹介されてます。

――戦争を美化する育鵬社の教科書をふたたび採択しないように、市民一人一人が声を上げよう！ 〔9:05 - 2015年7月12日 〕――




ところで、

教科書の押し付けとは別に

教科について

「選ばせない」

という動きもあるようです。

その教科とは、

「世界史」です。

高校の社会科において、

「世界史」を

子どもたちに教えさせない

方向性で検討が開始されているとか言います

（数学 Ｍ‏@rappresagliamthさんのツイート〔23:31 - 2015年8月5日 〕参照）。

これって、結構、仰天情報ではないですか。

なるほど、

「世界史」が

なくなれば、

中東問題が何かを考える機会が減りますし、

天賦人権説が

生まれた経緯に触れなくなる恐れがあります。

世界は、

“革命”を

当たり前のこととしてきた歴史です。

その世界観からすれば、

「万世一系」

の天皇制を誇るのは、

民族の

自律性のない証でもあるわけです。

大昔の為政者が

いつまで経っても為政者でい続ける

新陳代謝を拒否する発想が

如何に世界で特殊な

“お国自慢”であるかを知る機会を

子どもたちから奪いたい、

そんな下心が

垣間見れる教育指針です。

しかし、本当に、

日本のことだけを子どもたちに考えさせたいのでしょうか。

何かこう

けち臭い発想ですな。

そのくせ、他方で、

英語を公用語にする特殊な地区を作ろうとしたり、

やっていることが筋道だっていません。

何日か前、ＮＨＫが

「日本人の多くは、広島・長崎への原爆投下日を知らない」

と報じ話題になってました

（拙稿「世論調査って、こんなものだ。「（原爆投下された日を）国民の7割が正しく答えられない」としたNHK」＊http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/203fdb65fbd03b49a4d8fe518382861c）。

調べると、西暦で応えた場合は、

知っているにカウントしないという偏頗な

調査法を採っていた結果だと

判明しました。

大学で「文系」を排除して、

「理系」の技術者を養成する動きとあいまって、

時計の針を逆転させ、

日本を明治維新期に戻そうとしているかのようです。