丸山和也議員 / 「日本をアメリカの51番目の州にしてはどうか」

毛ば部とる子
‏@kaori_sakai さんのツイート。

――憲法審査会もとんでもなくレベルが下がってるんだな。何だこの質問は。「日本がアメリカの51番目の州になるということについて、憲法上、どのような問題があるのかないのか」
https://www.youtube.com/watch?v=0nlEVifXFSc … 3分くらいから〔17:34 - 2016年2月17日 〕――



自民党の

売国体質を憲法上の論点として

正当化したかったのかな。

丸山大先生は、

「（州になれば）集団的自衛権、安保条約はまったく問題にならない。拉致問題すら起こっていない」

というメリットを主張する。

しかし、「51番目の州になる」

という案には、

米国が望まないだろう。

コストがかかり過ぎだからだ。

それに何より、

日本は、

すでに「属州」だ。

と言うか、もう

米国の植民地になりつつあるのが現状だ。

丸山のスピーチを聞いて、

驚いたのは、

植民地になることについて

まるで危機感がないことだった。

「黒人がかつて奴隷だった」

と言うけれど、

彼らの闘いに

ただ乗りするつもりなのだろうか。

我々が見るべき

運命は、

黒人ではなく、ネイティブアメリカン、

すなわち、かつて、

インディアンとして知られた、

土着の

黄色人種だ。

彼らは、

米国全土に住んでいた。

今は、

居留地での生活が許されているだけだ。

植民地化がこれ以上に進めば、

今ある、この国土が５１番目の州になるのでなく、

追い出されてしまうだけの話だ。

そして

どこか荒れ果てた土地を与えられ、

そこが

日本人居留地として認められる。

それでも、

選挙権があるように、

この丸山っておっさんは、

ほざいていた。

何を冗談、サンタルチアだ。

弁護士と言っても

知性は

この程度だ。

それを知らしめる上では、

良い質問ではあったが――。

この質問、

外国からすれば

かなり奇異な目で見られたことだろう。

要するに、

日本の極右と呼ばれる連中の

腹の中は、こんな風な自己都合しかない。

とことん甘いのだ。

それが良く伝わっただろう。

しかし、なぜ、甘いか考えたら、

ぞっとする。

血を流すのは、

勝ち組の自分じゃない。

すなわち、

汗を流し、血を流す人間がいても

自分とは関わり合いがない

開いた格差の

下に属する人間だから、

だろう。



＜追記＞

Shelby0166‏@shelby0166さんは、

丸山発言の真意を

次のように説明される。

――アホな丸山の発想というのは、日本がアメリカの51番目の州になって「日本から」大統領を出そうというものなわけだ。オバマは黒人で、奴隷の子孫でさえ大統領になれたのだから、偉大なる「日本民族」からアメリカの大統領をだそうじゃありませんか、皆さんというものなわけだ。あー、馬鹿か。#nhk〔0:03 - 2016年2月18日 〕――と。

日本から

米国大統領を出す、

という

超現実的な夢を語ってまで、

日本を

属国化したいのだろうか。

ただ、

そう考えたら、

安倍晋三君は丸山提案を実践する先駆者だと言える。

日本の富を溶かして

米国に献上することまでして隷従して見せたのだ。

（まさに奴隷だな）

2016年2月18日未明　記