のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

三菱三綱領、「所期奉公」「処事光明」「立業貿易」について

2014年03月31日 05時22分40秒 | 天皇制と戦争
サイト「狼たちは知っている」の

「大雪での被害の拡大を狙う者たちと、

復興詐欺師たちと、

戦場での略奪者は皆同じ者たち」

という記事中に

見つけた画像を紹介します。

☆ 記事URL:http://06020596.at.webry.info/201402/article_14.html

最初は

(面白い!)と思いました。

しかし、見ている内に

怖くなりました。



この記事で

見つけたのは、

上の写真とともに

安倍の系譜による「田布施システム」の

説明でした。

田布施というのは、

山口県と鹿児島県にある田布施町の指します

(ヤフー知恵袋*http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13121633643)。

その町の名を冠して

軍事戦略としたものらしいです。

なぜ、この町の名を冠するようになったかは

さまで重要ではないでしょう。

そちらは棚の上におき、

軍事戦略であったものの中身を

考察します。

これは、具体的には

傀儡政権の使用方なようですな。

上掲サイト「狼たちは知っている」には

「支配される民族と同じか、見た目は同じ奴に任せること」

というポイントが記されてあります。

日本では

三井物産が中国侵略の際、

手本を示しました。

しかし、これは、

日本の専売特許ではありません。

TPPや戦略特区で

構想されていることに通じます。

理念的な核には

「経済発展こそすべて」

という刷り込みがあります。

そして金儲けのため

“詐欺師”

であることを辞しません。

その原型につき、

資料的意味を有するのが

「天皇の軍隊」

という書物です。

この本には

詐欺を働く心得のような

三菱商事初代会長の

岩崎小弥太氏が

示した三綱領が紹介されています。

いわく、「所期奉公」「処事光明」「立業貿易」云々。

安倍某が

「貿易立国」を

旗印にして円安に持ち込もうとした

背景に

この岩崎小弥太氏がいたのかもしれないです。

最初の

「所期奉公」とは、

「期するところは社会への貢献」という意味に

解されているようです

(ウィキペディア「岩崎小弥太」の項目*http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A9%E5%B4%8E%E5%B0%8F%E5%BC%A5%E5%A4%AA)。

同氏は、

1920年9月の全国幹部会で

「利益追求は二のつぎ」と

並み居る幹部相手に説教したと言います。

しかし、

何をもって国益とするのかが

問われるべきです。

この概念、一義的ではないでしょう。

有体に言えば、

三菱財閥は、

「お国のため」を

鼓舞して

「戦争遂行」を

後押しして

企業益を

追求したといえます。

しかし、半面で、

商社のぼろ儲けのシステムが

覆い隠されました。

すなわち、

「利益追求」を

表に出しさえしなければ、

国家を動かせる、ということ。

裏から言うと、

「利益追求は二のつぎ」にして話せば

国民を

アンダーコントロールする極意だ

ということです。

売りつける商品が

“武器”

だったので、

そのような配慮が必要だったわけです。

二つ目の綱領

「処事光明」も

その流れで読み解く必要が

あります。

建前としては、

「フェアープレイに徹する」

ことに

反対する者はいないでしょう。

しかし、「貿易で食べている国」

という認識があれば、

貿易で赤字になった企業を応援してもらう制度が

作りやすいーーと言ったように

国を巻き込んで

私利を図っている企業です。

「フェアープレイ」と言っても

その中身はと言うと、

「“あからさまに”嘘をつく」

以外ではありえません。

昨年の

オリンピックを招致するための

安部某の演説を

思い出して下さい。

でたらめ言い放題だったでしょう。

まさに、

嘘が

「これぞ光明(!)」の世界でした。

あんぐり口を開けて、

感心するしかありませんでした。


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