のんきに介護

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日本株を買い支えた「為替安値圏」

2013年07月12日 21時30分19秒 | Weblog
朝日新聞デジタルに

―― 為替が円高で推移していることなどが重荷となったが、安値圏では投資家の買い意欲に支えられる展開となった。日経平均が終値ベースで1万4500円を回復したのは、5月24日以来となる。――

とありました。

☆ 記事URL:http://www.asahi.com/business/stock/market-watch/TKZ201307120012.html


「円高」って、

輸出業に

有利に働きます。

しかし、株取引の場合は、

円で

購入という縛りが

入る関係で

外国人投資家には、

円安の方が

買いやすいということでしょうか。

また、「円高」は、

外国の投資家にとって、

逃げ態勢の現れだとも見えます

(NEVADAブログ「日経は上昇、TOPIXは下落」参照)。

しかし、

為替と一口で言っても、

取引国によってバラツキがあり、

本日は、

安値圏で買い支えられた

ということでしょう。

売買代金は2兆2931億円でした。

心配したほどの

3連休となる週末を控えての利益確定売りは

なかったと考えたらいいのでしょう。


  典拠:日経平均プロフィル/リンク

ところで、

日本の株取引だけを見ていると、

為替は、

安値であればあるほど

いいように見えます。

しかし、

世界の新興国で

見る限り、

違った景色が

見えます。

すなわち、

新興国では現在、

不動産バブルが発生しています。

その結果、

インフレ率が上昇し、

通貨安が進行しているとのことです。

しかし、為替介入のためには

ドルという売るための貨幣が必要です。

「NEVADAブログ」によると、

肝心のそのドルが

底をつきかけているとのことです

(同ブログ記事「新興国危機(相次ぐ利上げ)」参照)。

☆ 記事URL:http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4496338.html

となると、

新興国政府としてとり得る手段は、

利上げに限られるんでしょう。

インドネシア、中国、インド、ブラジル等の

新興国の

逼迫した経済を舞台にして

繰り広げられる投機マネーの運用を称して、

グリーンスパン元FRB議長が

『根拠なき熱狂』と

奇しくも述べました。

その熱狂から

徐々に熱が冷めつつある

新興国の状態に

いつまでも気づかないまま

踊っていれば、

大きな打撃を受けることになるでしょう。



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